早い話、稼げるのか稼げないのかを知りたいです。

こんな疑問にお答えします。
この記事でわかること
- クラウドソーシングの特徴が分かる
- クラウドソーシングで稼げない原因が分かる
- クラウドソーシングで稼ぐ方法が分かる
この記事のライター
- 会社員11年目
- 副業3年目
- クラウドソーシング収入初月300円
- 副業Webライターで月収5万まで経験
「クラウドソーシングは稼げない」という情報をよく見聞きしますよね。
これは割と事実です。

でもなぜ稼げないのか疑問に感じることも多いと思います。
私も実際始めるまでは稼げるのか疑心暗鬼でしたし、始めたばかりは稼ぎ方が分かりませんでした。
そこでこの記事では、私が稼げなかった経験を踏まえて、なぜクラウドソーシングは稼げないと言われるのかを解説していきます。
副業でクラウソーシングを始めようか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
こんな方におすすめ
- クラウドソーシングは本当に稼げないのか経験談を知りたい
- 副業で稼ぐ方法を知りたい
こちらの記事も参考にどうぞ
目次
クラウドソーシングの稼げない特徴5つ
結論からいうと、クラウドソーシングで稼げない理由は以下の5つです。
クラウドソーシングで稼げない理由
- 最初は単価が低い
- 手数料が高い
- 競争が激しい
- スキルを活かせる仕事ばかりではない
- クライアントとトラブルになる場合がある
基本的にクラウドソーシングは、「クライアントの安い外注先」になっていると考えておけば理解が早いです。
上の5つのその例。

クラウドワークスで副業してみた|仕事の流れとポイント【画像付き】でも例を紹介していますので、クラウドソーシングの仕事はどんな流れなのかを確認しておくと良いと思います。
では稼げない理由をひとつずつ説明しますね。
稼げない理由①:最初は単価が低い
実績の無い状態で始めるとやはり仕事の単価は低いです。
初心者が受注できる仕事のほとんどは、1文字0.1円~0.3円の仕事や1件10円などのタスク案件。
これだと2000字から3000字の記事を書いても数百円にしかなりません。
ここまで単価が低いとさすがに稼げないですよね。
稼げない理由②:手数料が高い
ほとんどのクラウドソーシングは手数料が発生します。
これが高い。
報酬額によって変動はありますが、10万円以下の報酬に対しては20%の手数料が必要です。
始めたばかりの頃は、仕事の報酬はほとんど10万円以下なので、毎回20%を引かれた額しか受け取ることができません。
仮に5000円の仕事を受けられたとしても手元に残るのは4000円です。
手数料高いです。
稼げない理由③:競争が激しい
クラウドソーシングの仕事は競争率も高いです。
特に単価の高い案件はなおさら。
それは在宅ワークの注目で登録者が増えていることが原因のひとつです。(最大手クラウドワークス登録者数は100万人超え)
そのため単価が高い仕事は狙っている人も多く、応募が殺到します。
募集人数1人に対して30件以上応募があることもよくあるので、ここで勝ち抜かないと稼げません。
稼げない理由④:スキルを活かせる仕事ばかりでは無い
これは特にライターに関する内容ですが、不慣れなテーマに関する執筆依頼も多いので仕事の効率が上がりません。
自分が得意とするジャンルの募集を受注できれば良いですが、取れないことも多いです。
スキルを活かせない仕事ばかりだと、やはり稼ぐのは難しくなります。
稼げない理由⑤:クライアントとトラブルになることがある
クラウドソーシングではクライアントとトラブルになることもしばしば。
それはクラウドソーシングは個人でも仕事の依頼の募集をかけることができるからです。
発注者の中には音信不通になってしまったり、募集内容と実際の作業内容が異なることもあります。

正しく真っ当に仕事をして稼ぐにはいささか不安なところでもあります。
クラウドソーシングで私が受けた案件はこれ
では実際に私がクラウドソーシングを始めたころに受けた案件を紹介します。
※「単価が低い」「高い手数料」「クライアントとのトラブル」に当てはまった例
【募集内容】
- 初心者可
- 執筆文字数1500字
- 報酬500円
テーマも書きやすそうなもので、文字数も手ごろだったので応募したところ、タイミングが良かったのか即採用になりました。
具体的な構成シートが送られてきて確認すると、ランキング形式で記事を書くという内容でした。
1つの品物につき300字程度で15個紹介してくださいと指示があり、この時点で1500字で収めることが不可能なことが分かります。
導入文・ランキング・SNSから引用・まとめと書かなければならず、結果的に6000字超えの記事になりました。
このボリュームの記事を作成して手数料20%も引かれるので、受け取る報酬は400円です。
こうなると文字単価は0.05円くらい。
時給にすると26円くらいです。

クラウドソーシングでも例外のおすすめは2つ
なかなかひどいクラウドソーシングですが、例外的にマイナスの特徴をクリアするものもあります。
私はこっちにも登録していますのでご参考にどうぞ。
① サグーワークス
- システム利用料:無料
ライティングに特化したクラウドソーシングサービスで、システム使用料が無料です。
また、クライアントとのやり取りが不要でクライアントとのトラブルも発生しにくいのが利点です。
過去実績の添付も不要ですし、クライアントとの交渉が煩わしいという方におすすめです。
向いている人
- ライティングに集中して稼ぎたい人
- クライアントとの報酬交渉やトラブルに悩まされたくない人
サグーワークスを実際に使ってどうだったかはサグーワークスの評判|使って分かったリアルな良い点・悪い点で紹介していますので、ぜひ確認してみてください。
② AnotherWorks
- システム利用料:無料
こちらもシステム利用料が無料で企業と直接契約できるため高単価案件が多いクラウドシーソングサービス。
ここのメリットとしては、
- ライバルが少ないこと
- 複業手当という福利厚生がある
があげられます。
サービス開始が2019/9月と新しく、2020/5月時点でのユーザー登録者数は約8650人。ライバルが少なく案件が取りやすいです。(※クラウドワークスは約100万人)
さらに「複業手当」という独自のプログラムがあり、複業ワーカーを支援してるのもメリットの1つです。
詳しくはAnother Works 複業手当をご覧ください。
企業との直接契約が可能なので、条件が合うと直接スカウトがきやすい仕組みになっています。
向いている人
- 高単価案件で稼ぎたい人
- 専門スキルを高く評価されたい人
※登録にはFacebookアカウントを利用します。
クラウドソーシングで稼げる人はなぜ稼げる?
私は気合で稼ぎましたが、クラウドソーシングで稼げる人と稼げない人の違いで気付いた点をご紹介します。
稼げる人の特徴
- クライアントの意図を汲みとっている
- コツコツ積み上げられる
- 継続案件を取れる
ひとつずつ説明しますね。
稼げる人の特徴①:クライアントの意図を汲みとっている
クライアントの意図を汲み取ることは何よりも重要です。
それは、クライアントには「こんな仕事でこんな成果物を提出して欲しい」と明確な目的があるからです。
その意図にハマる仕事が出来る人はクライアントからの信頼が厚く、単価が上がりやすくなります。
クライアントはどんなターゲットに向けて、どんな層を取り込みたいという意志を提示してきますから、稼げる人はクライアント受けの良い仕事をしているのが特徴です。
稼げる人の特徴②:コツコツ積み上げられる
コツコツ積み上げられる人はちゃんと稼いでいます。
理由は、誰でも最初から稼げる人はいないからです。
そのあたりの稼げるようになった経験などは、副業webライターのリアル|11人の本音を聞いてみた!初心者が稼ぐコツもで詳しく紹介しているので、稼いでいる人がどのようにしてきたのか知りたい方は読んでおくと勉強になります。
稼げる人の特徴③:継続案件を取れる
継続案件を取れるというのはクラウドソーシングで稼ぐ第一条件です。
稼いでいる人は漏れなく継続案件で稼いでいます。
継続案件を取れれば、仕事を探す手間と時間も省けますし、値上げの単価交渉もしやすくなります。
継続を取るにはクライアントの信頼を得ることが必要なので、納期・仕事の精度・コミュニケーションなどの要素は必要ですね。
稼げない人の特徴
- クライアントの意図を外している
- いきなり稼ごうとしている
- 継続案件をもっていない
稼げる人と逆の内容になりますが、それぞれどういうことか説明します。
稼げない人の特徴①:クライアントの意図を外している
良くありがちなのはクライアントの意図をちゃんと理解しないで仕事をしてしまうこと。
これをすると確実に稼げません。
なぜなら、意図とずれた仕事はクライアントにとっては無価値だからです。
そのため、求められた結果を出せる成果物を納品する必要があります。
せっかく獲得した案件なら、まずはクライアントの意図を正しく把握するところから始めると良いです。
稼げない人の特徴②:いきなり稼ごうとしている
積み上げが無いのに稼ごうとしていると、だいたい稼げません。
なぜなら効率よく稼ごうと、高単価で条件の良い仕事を探しがちだからです。

高単価の仕事は競争率も高く、獲得するのは難しい。
その上、受注テストがあれば時間もかかります。
こういった仕事のしかたをしていると、効率は極端に悪いです。
稼げない人の特徴③:継続案件をもっていない
継続案件をもっていないと仕事を探す時間が必要になりますから、それは稼げないです。
もし継続案件があっても稼げないのなら、希望する額を稼げる継続案件を取れていないからです。
稼ぐなら、これを取るために日々作業を積み上げた方がずっと効率的ですね。
クラウドソーシングで稼げないのは雇われ脳だから
結局のところ、この稼げない特徴が何から来ているかと言うと、雇われる感覚が当たり前になってしまっているからです。
本来、会社から給料をもらえるのは当たり前ではないです。
給料をもらえるのは個人で稼げる能力があってこそです。
会社の給料の仕組みは、個人が稼いだお金を会社が集めて社員に再分配すること。
自分が稼げないときは他の人が稼いだお金で補ってもらおう。というのが給料です。

そこを理解していないとクラウドソーシングでも結局稼げないと思います。
クラウドソーシングは個人で稼ぐ仕組みなので、給料をもらうのではなく、自分で稼ぎ出す感覚が必要ですね。
個人の能力や生産性を、正しく評価する時代になっている今ならなおさらです。(副業解禁、テレワークなどで顕著になってます)
クラウドソーシングで稼ぐための対策
クラウドソーシングで稼ぐなら、以下の5つを意識すればOKです。
クラウドソーシングで稼ぐためにすること
- すぐ作業する
- 狙える上限の単価の仕事をする
- 高額案件を取るための実績作り
- とにかく作業
- 丁寧な仕事
これ、つまりはクライアントに信頼されて、高い単価で継続案件を取るための行動です。
クラウドワークスで稼げない!初心者でも月5万円稼ぐためにしたことでも同じことを言ってますが、仕事選んでる暇があったら作業をして実績積んだ方が後々ラクになります。
まずは継続案件を取りにいく。
これ一択である程度は稼げるようになります。
クラウドソーシング以外で稼ぐなら
ちなみにクラウドソーシング以外で稼ごうと思うなら、「稼ぐ力を付けられる×資産になる」副業をすべきだと思います。
個人で稼げるキャリアを副業で作れれば、そのスキルと資産で収入の柱は2つになります。
どの副業がおすすめなのかは、副業したいサラリーマンにおすすめの副業3つ|知っておくべき注意点でも解説をしていますが、簡単に言うとブログですね。
クラウドソーシングでやるならWebライター、動画編集でしょう。
理由は、資産になる・今後市場が伸びてスキルが高く売れるから。


今のうちに積み上げておけばだいぶ有利になりますから。
クラウドソーシングは稼げない|まとめ
この記事の内容を要約します。
この記事の要約
- クラウドソーシングの特徴は5つ
- 単価が低い
- 手数料が高い
- 競争が激しい
- スキルが活かせない仕事もある
- クライアントとのトラブルもある
- サグーワークス
とAnother works
は手数料無料
- 稼げる人は積み上げている
- 雇われ脳では稼げない
- 副業で個人キャリアを積むのがおすすめ
こんなところです。
クラウドソーシングは稼げないとよく言われています。
実際クラウドソーシングで稼ぐのは大変です。
単価も低いですし、せっかく得た報酬も手数料が取られてしまい、不利なことが多い。
しかし、例外的に不利な条件のないクラウドソーシングがあるのも事実です。
クラウドソーシングで自身のスキルを磨きつつ、副業キャリアを積んでいけるといいですね。
最後にもう一度、例外的なクラウドソーシングを紹介しておきます。
5分くらいで登録できるので、気になるなら一度案件を見ておくといいですよ。
システム手数料無料のクラウドソーシング