施工管理の転職ノウハウ

施工管理からの転職におすすめの転職先8選|経験者の声と成功の7つのコツ

施工管理 おすすめ 転職先-min

目次

施工管理の転職先ってどんなところがある?」

施工管理の経験も活かして、年収も下げずに、ワークライフバランスを整えたい」

こんな疑問にお答えする記事です。

この記事でわかること

施工管理で転職を検討している方の中には、

  • 「そもそも施工管理以外の職種には転職できる?」
  • 「ワークライフバランスを優先すると年収が下がる」

と悩んでいる人も多くいます。

しかし、本当は知らないだけで、施工管理にとって条件の良い転職はあります。

この記事では、施工管理におすすめの転職先から、「転職後のメリット」や「成功のコツ」までわかります

よこてん
転職したら、ゆとりある生活でプライベートも充実してますよ!

こんな方におすすめ

  • 施工管理の転職先を調べている方
  • ワークライフバランスを整えたい施工管理の方

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【厳選8選】施工管理におすすめの転職先

施工管理の転職先で本当におすすめできるのは以下の8つです

施工管理におすすめの転職先

  • 不動産ディベロッパー
  • ファシリティマネージャー
  • 土木建設コンサル
  • 都市再生機構
  • 改修ゼネコン
  • 不動産管理
  • テック企業
  • 公務員

仕事内容や目安の年収、おすすめの理由を紹介します。

施工管理の転職先①不動産ディベロッパー

仕事内容

マンション開発や都市開発のプロジェクトマネジメント

品質管理など

目安年収 600万〜1200万
おすすめ理由

ワークライフバランスが整う

年収アップを見込める

建設全般(建築・構造・設備)のキャリアを活かせる

施工管理におすすめの転職先の1つは不動産ディベロッパーです。特に主任以上の経験者におすすめ。

なぜなら、以下の3つをバランス良く向上させることが可能だからです。

ワークライフバランスが整う

まず何より、デベロッパーはワークライフバランス整いやすいです。

  • 在宅ワーク可能
  • 土・日・祝日休み
  • フレックスタイム制
  • 平均帰宅時間は19時
  • 平均残業20〜30h/月程度
  • 定時(9:00〜17:00)上がり可能

プライベートや家族、自己研鑽の時間は非常に取りやすいです

年収アップを見込める

ゼネコン施工管理でも大手・準大手からの転職を除けば、年収はUPすることが多いです。

私の場合ですが、転職時で年収60万アップその後2年で160万以上年収アップしました。

建設全般のキャリアを活かせる

デベロッパー技術職の業務内容は現場の品質管理や、工程・施工計画をチェックなどを複数行う"技術系マネジメント業務”のため、施工管理のキャリアをそのまま活かすことできます。

専門が建築・構造・設備のどれでも需要があるため、どの施工管理経験者でもキャリアを活かす転職のチャンスがあります。

また、設計フェーズにも業務がまたがる企業もあり、施工管理では実現できないキャリアアップを図ることも可能です。

ホワイトな環境で、年収も多くもらって、キャリアも積める

施工管理には条件の揃った良い転職先です。

こちらも参考 >> 転職前に知っておくべき施工管理のためのデベロッパー転職の情報メディア『施工王』

施工管理の転職先②:ファシリティマネージャー

仕事内容

オフィス維持管理の企画・計画

商業施設の収益改善のコンサルなど

目安年収 500万〜900万
おすすめ理由

ワークライフバランスが整う

年収アップを見込める

設備系キャリアが活かせる

ファシリテイマネージャーは設備サブコンで施工管理を経験されてきた方におすすめの転職先です。

土日祝休みで、ワークライフバランスが整うほか、年収も高めで転職後は充実した生活ができます。

ファシリティマネジメントの実態について詳しくインタビューした記事はこちら↓

おすすめ記事施工管理からファシリティマネジメントに転職して何が良かった?現役FMに聞いてみた!

施工管理の転職先③土木建設コンサル

仕事内容

公共工事の影響・工法・コストの調査・提案

など

目安年収 500万〜1000万
おすすめ理由

ワークライフバランスが整う

年収アップを見込める

未経験からでも採用の事例あり

土木建設コンサルは施工管理におすすめの転職先の一つです。特に、官公庁を顧客とする建設コンサルがおすすめです。

その理由は、ワークライフバランスが整うため。

顧客である官公庁が休みの日は建設コンサルも休みであることが多く、休日出勤はほとんどありません。

また、土木未経験からでも転職できた事例もあり、ゼネコンの20代建築施工管理はキャリアチェンジのチャンスにもなります

施工管理の転職先④:UR都市機構

仕事内容

都市の再開発

賃貸住宅の供給支援

目安年収 600万〜800万
おすすめ理由

ワークライフバランスが整う

ホワイトな職場環境

UR都市機構は都市の再開発・賃貸住宅の供給を行う独立行政法人です。

平均残業時間22.0時間、離職率1.1%、年間有給取得数12.5日と非常にホワイトな環境で、新卒の就職では高い人気があります。(※UR都市機構採用サイト

職種も豊富で建築・構造・設備と建設全般のキャリアが活かせるため、求人を紹介してもらえたらチャレンジしたい転職先です。

施工管理の転職先⑤:改修ゼネコン

仕事内容

改修工事の施工管理

目安年収 500万〜900万
おすすめ理由

ワークライフバランスが整う

施工管理を続けられる

次におすすめの転職先は、改修ゼネコンです。

特にホワイトな条件が多いのは『マンション改修』です。

改修工事がおすすめな理由は以下の3つ。

  • 業務量が適量
  • 今後も伸びる業界
  • 業績が伸びるから年収も良い

施工管理が好きで続けたいという方には、ワークライフバランスを整えつつ施工管理ができるおすすめの転職先です。

施工管理でもホワイトに働きたいならこの業種

施工管理でホワイトな働き方!プライベート重視な人におすすめの業種!業界14年のプロが公開

続きを見る

参考施工管理でもホワイトな企業はこの業種!キャリア13年のプロが解説

施工管理の転職先⑥:不動産管理

仕事内容

オフィスビルの維持管理

テナントの工事管理など

目安年収 400万〜700万
おすすめ理由

ワークライフバランスが整う

若手向けの求人も豊富

不動産管理はワークライフバランスを整えたい施工管理にはおすすめの転職先です。

なぜなら、夜勤のシフトもありますが、その代わり休みはきっちり取ることができるからです。

プライベートの予定も立てやすく、長期休暇も取りやすい、そのうえ若手向けの求人も豊富にあります。

年収が下がりやすいのはデメリットですが、業務量に見合った年収はもらえます。

施工管理の転職先⑦:テック企業

仕事内容

建設・不動産のDXサービス提供

目安年収 400万〜1200万
おすすめ理由

働き方の価値観が新しい

伸びしろの大きい業界

テック企業とは、「建設・不動産」業界に「テクノロジー」でサービスを提供する企業です。

具体的には、管理業務DX化・無人建設・VR内覧・ARゴーグル・マッチング・AI査定・オンライン売買などのサービスがそれに当たります。

日本ではあまり馴染みのないTech企業ですが、アメリカでは不動産テック版GAFAと呼ばれる「ZORC(ゾーク)」(4つの先駆企業の頭文字)が市場を牽引しています。

※日本ではANDPADが建設テックの先駆、GA technologiesが不動産テックの先駆に当たります。

また、日本でもテック市場は急拡大を続けており、2025年には1.2兆円規模の市場へと成長が期待されています。

これらの企業は、テレワークやフレックス勤務も当たり前でホワイトな企業が多いです。

平均年齢も若く、若手の採用にも積極的なので、キャリアを積んだ主任クラスはもちろん、キャリアの浅い係員クラスにもおすすめです。

特に不動産techのトップを走るGA technologiesは人材採用を強化しています。

施工管理の転職先⑧:技術系公務員

仕事内容

再開発や道路工事の発注

設計の外部委託や入札

目安年収 450万〜
おすすめ理由

安定して働ける

次のおすすめの転職先は公務員です。

理由は、定休日がちゃんとあり、施工管理によくある緊急の突発業務がないからです。

自治体や部署により残業が異なりますが、施工管理と比較すると断然ホワイト。

建築職・土木職と経験が活かせる部門があるので、民間企業経験者枠という中途採用募集があったらチャレンジしたい転職先です。

体験談!良かった施工管理の転職先

筆者本人や元同僚・交流のあるSNSフォロワーさんにヒアリングした内容を紹介します。

施工管理からの転職先を調べている方はぜひリアルな声を参考にしてみて下さい。

  1. 不動産デベロッパー
  2. ファシリティマネージャー
  3. 土木建設コンサル
  4. UR都市機構
  5. 改修ゼネコン
  6. 不動産監理
  7. テック企業
  8. 技術系公務員

①不動産デベロッパー

筆者が転職をした転職先です。

休日も土日祝、年収も高年収で、施工管理のキャリアも活かせます

残業の多い月もありますが、それでも月に45時間程度です。

募集要件に「1級建築士資格」の記載があるなどハードルが高いと思われがちですが、実は1級建築士未取得でも現場監督から転職してくる人は結構います。

筆者おすすめの施工管理の転職先です

②ファシリティマネージャー

大手設備系サブコンの施工管理だったフォロワーさんの転職先です。

ファシリティマネージャーは自社ビルの管理・修繕計画、オフィス移転計画や、商業施設の収益改善コンサルなどを行います。

残業・休日ともにホワイトでワークライフバランスも整います

おすすめ記事施工管理からファシリティマネジメントに転職して何が良かった?現役FMに聞いてみた!

③土木建設コンサル

内装施工管理だったフォロワーさんの転職先です。

非常にホワイトで年収も高く、世界が違うとのこと。

土木未経験でも20代のポテンシャル採用で転職成功したそうです。

官公庁発注の建設コンサルを行うため、土日祝は休み。

建築の建設コンサルとは比較できないほどホワイトなので、チャンスがあれば挑みたい施工管理の転職先です

④UR都市機構

電気工事会社で施工管理をしていた筆者の大学の友人が転職した転職先です。

UR都市機構では、都市の再開発や建物の維持管理を行う業務が多いとのこと。出張も多々あるそうです。

残業は月に30時間程度はあるそうですが、働き方は非常にホワイトで土日祝の休み

人気が高く、就職・転職の倍率も高いですが、求人があれば応募をおすすめする転職先です。

⑤改修ゼネコン

筆者の友人が転職した転職先です。

残業時間は短く、トラブルがなければ通常19時には自宅に帰っているそうです。

改修工事は工種が少ないことや、作業時間に制限がある場合が多く、提示で作業が終わることも多いとのこと。

ただし、建設業なので土曜日は仕事です

それでも、ホワイトですので施工管理から転職しても現場で働きたい方にはおすすめの転職先です。

⑥不動産管理

筆者の元同僚(施工管理)が転職した転職先です。

転職した先は財閥系デベの子会社で、主にビル管理を行います。

年収は施工管理と比較すると低くなりがちですが、残業は少なく、休日もしっかり取れる職種。

休日は草野球をするなど、プライベートを充実させることができて満足しているそうです。

⑦テック企業

筆者がキャリア相談でお話した、ハウスメーカー出身の施工管理の方の転職先です。

テック企業は業界そのものが違うため、企業文化が大きく異なります。

フルフレックスで在宅ワークも普通。評価も成果主義で30代前半で年収1,400万になるそうです。

技術力というより、業界への問題意識を強く持つ人材が求められていて、若手の施工管理がキャリアチェンジを狙うのにおすすめの転職先です。

⑧技術系公務員

筆者の大学同級生が施工管理から転職した転職先です。

休日は暦通り、残業は部署により差があるとのこと。

ですが、施工管理と比較するとまともな時間に帰れることがほとんど。

年収は年功序列のため、30代だと少し物足りないくらい。

ただし、公務員への転職は公務員試験の合格が必要で、通常の企業への転職よりもハードルは高いです

公務員試験の勉強時間も800時間が目安と長期目線が必要。

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【誤解】不動産デベロッパーは施工管理からの転職先として難しくない

不動産ディベロッパーは施工管理の転職先として難しいと考える人は多いようです。

ですが、実は不動産ディベロッパーは施工管理の転職先としては決して難しくありません。

それには理由がありますから、確認してみてください。

施工管理からデベロッパーへの転職は難しくない

デベに転職して分かったのは、以下の3つ

  • デベは施工管理経験者の需要が高い
  • 一級建築士のない人でも転職してきている
  • デベの求人は実は結構ある

近年、デベロッパーはゼネコンと施工計画やコストの交渉が出来る人材を求めています。

これは、"建築費の高騰"や"品質責任の認識の変化"が理由です。

また、応募要件に”一級建築士”の記載があっても、資格なしで転職してくる人も6割以上いて、実は施工管理からディベロッパーへの転職に一級建築士資格は不要です。

さらに、私の知る限りでも2年間でデベロッパーに転職してきた人の人数は9人もいます。

結果として、施工管理経験者のデベロッパーへの転職のハードルはかなり下がっています

参考【2021年版】デベロッパーの転職難易度は?転職偏差値ランキング|デベの種類や各社の特徴

施工管理からデベロッパーへの転職方法

とは言え、デベロッパーの求人は転職サイトや一般求人に乗らないことがほとんどです。

その理由は、多くのデベロッパーは転職エージェントなどの非公開求人で募集しているため。

よこてん
私の知る技術職の同僚9人もほぼ全員が転職エージェント経由での転職でした。

転職してきているのは20〜40代と年代は様々。

彼らはいくつかの転職サービスを使う中で、自分に合ったサービスを利用することで転職を成功させていました。

結局のところ、デベロッパーに転職するには転職エージェントやスカウトサイトを利用することが現実的です

デベロッパーへの転職方法はこちら▼

デベロッパー(発注者)への転職方法を公開

【完全ガイド】同僚15人の大手不動産デベロッパーへの転職方法を公開

続きを見る

参考【完全ガイド】デベロッパーに転職するには?|求人が見つからないときの対処法|技術転職者9人の答え

改修ゼネコンが施工管理の転職先として良い3つの理由

改修ゼネコンは施工管理の転職先としては非常に優秀です。

その3つの理由を解説します。

業務量が適量

業務量が適量なのは、工種が限られるのと、作業時間の制限があるからです。

新築と違い、仮設・防水・外壁が主な工種。

あちこち見なくて良いですし、工程の調整もしやすいです。

さらに、施主は管理会社が一般的なので、管理組合がよほど面倒なマンションでなければ、工期もコストも余裕を持って施工できます。

今後も伸びる業界

特にマンション改修工事は今後も市場が伸びる業界です。

理由は、改修工事の需要が今後も増え続けるため

マンションストックは現在も増え続けており、総数は令和2年末時点で約675.3万戸

そのうち築30年以上の分譲マンション戸数は約103万戸(ストック総数の約15%)。

10年後には約2.2倍、20年後には3.9倍404.6万戸となる見込みです。

国土交通省『分譲マンションストック数』2021

国土交通省『分譲マンションストック戸数』2021

国土交通省『築後30年以上のマンションストック数』2021

国土交通省『築後30、40、50年超のマンションストック数』2021

これにより、マンションの改修工事市場は中長期的にも拡大していくと予想されています。参考:矢野経済研究所『胸部修繕工事市場規模推移・予測』

参考ホワイトで"キャリア"も魅力的なマンション改修の施工管理

年収も良い

改修ゼネコンの年収は実は高いです。

ちなみに改修ゼネコンに勤める友人は年収800万ほどだと言います。

彼は新卒入社6年目の28歳で改修現場の所長になり、新築戸建て(首都圏)と新車を買えるほどです。

毎日19時には家に着き、子育てにも参加できているそうです。

マンション改修以外の物件も、徹夜や泊まりはほとんど無いそうで、改修工事は施工管理でありながらホワイトな働き方が可能です。

参考施工管理は激務!は本当?実態や理由ー激務でない施工管理の選び方も解説

技術系公務員が施工管理の転職先として良い2つの理由

技術系公務員は施工管理にとって大きなメリットが2つあります。

大事なメリットなので確認しておくと良いですよ。

定休日がある

「定休日がある」のは施工管理にとっては大きなメリットです。

ちゃんと予定通りに休める幸せがあります

ただ、「定時上がり」のイメージが強い公務員ですが、実際は定時上がりできないことも多いそうです。

定時で上がれる職場もあれば、忙しくて残業の多い職場もあります。

よこてん
施工管理の1/5くらいらしいですけどね。

※気になる役所が夜に電気がついてないかチェックしてみましょう。

緊急業務がない

施工管理特有の、「予定が突発業務でめちゃくちゃになる」ことはないそうです。

一個一個順番に片付けていく業務が多く、ストレスがあるのは”上司からの無茶振り”だそうです。

施工管理は常に予定を崩されていく仕事なので、そこにストレスを感じている人には向いている転職先でしょう

施工管理は転職先が豊富な理由

施工管理からの転職先は想像している以上に豊富です。

なぜなら、施工管理の需要は転職市場で高いからです。

実際、建設技術者(パート除く)の有効求人倍率は6.56倍で、1人に対して6つ以上の求人があります。(厚生労働省 一般職業紹介 令和4年8月分

また、施工管理のスキルも転職市場での評価が高く、具体的には以下のようなスキルが企業で重宝されます。

  • 建設技術
  • 工程管理スキル
  • 交渉・調整スキル
  • マネジメントスキル
  • コミュニケーションスキル など

これらのスキルは施工管理以外の職種でも活用できるため、これらのスキルをアピールして転職に臨むと比較的内定を取りやすい環境にあります。

施工管理からの転職を成功させる7つのコツ

実は施工管理からの転職を成功させるにはいくつかのコツがあります。

応募時や面接時にも役立つ内容なので、ぜひ参考にしてみてください。

①求人票の内容をリサーチする

求人票に書かれている内容が事実なのか、しっかりリサーチことが大切です。なぜなら、転職できたとしても求人票に書かれている条件で働けるとは限らないからです。

例えば、「完全週休2日」「在宅ワーク」「平均残業時間30h」などの記載があっても、実際にその職場はその条件で働けていないこともあります。

口コミサイトで確認したり、転職エージェントに聞くなど、転職して失敗したと思わないためにも、求人票の内容はリサーチしておきましょう。

②退職理由はごまかさない

退職理由をごまかす必要はありません。まずは退職したい本当の理由を明確にしておきましょう。

なぜなら、退職理由をごまかしても良いことはないからです。

例えば、退職理由が「残業多く休日が少ないから」という理由であるのに、「キャリアアップにならないから」という理由で話をしても、面接の中で本音はバレます。

「話していることと本音が違う」と面接官に感じられると評価は下がりますから、先に正直に話してしまったほうが良いです。

よこてん
筆者は本音で話してもデベは受かりました。

関連記事転職理由を本音で伝えても3社から内定出た話|元施工管理の転職エピソード04

③志望動機は退職理由とセットで考える

志望動機は退職理由と同じ軸で考えることが大切です。なぜなら、面接官は志望動機と退職理由のロジックを重要視しているからです。

例えば、「今の仕事では将来にキャリアの不安があった」という退職理由だった場合、志望動機は「この業界の御社のこの職種ならキャリアアップできると感じた」というように、退職するときの問題を転職後の企業で解決できるから志望している。というイメージです。

志望動機と退職理由がチグハグだと内定を取ることは難しいので、しっかりロジックを組み立てましょう。

④転職に必要な書類や時間を把握しておく

転職に必要な書類や面接対策などにかかる時間は事前に把握をしておきましょう。なぜなら、転職活動は想像以上に書類も多く、作成に時間もかかるからです。

例えば、「履歴書」「職務経歴書」の作成には5時間はかかります。

また、面接対策としても「転職理由」「志望動機」「自己PR」などロジックを考えるのにも1社あたり3時間はかかります。

転職活動を始めても、うまくスケジューリングできない。とならないよう、事前に必要な時間は把握しておきましょう。

関連記事転職の必要書類って?タイミング別の書類一覧とチェックリスト【保存版】

⑤応募書類は転職エージェントに作成してもらう

応募書類はできる限り転職エージェントに作成してもらいましょう

なぜなら、施工管理は仕事で忙しく、転職のための書類を整えている時間が取れないからです。

転職エージェントに依頼すれば、職務経歴書の叩きを作成してくれるのでサポートしてもらいましょう。

⑥気になった求人に1社ずつ応募してはいけない

施工管理は本当に時間がないので、”とりあえず気になった企業"に1社ずつ応募して転職活動を進めてしまうケースがありますが、これはおすすめしません

なぜなら、仮に内定が出たとしても、他の企業と比較ができないまま入社か辞退を判断することになるので、あとあと後悔することが多いからです。

時間の調整は難しいですが、応募は複数の求人に応募して、最終面接のタイミングを合わせるようにザックリ工程表を組むと良いでしょう。

⑦「どこかいい会社はないかな」で求人を探さない

「どこかいい会社はないかな」で求人検索をするのはおすすめしません。なぜなら、時間効率が非常に悪いからです。ほとんどの場合、”いい会社”は見つかりません

まずは、「転職したい理由は何か」「転職して何を実現したいのか」「転職するなら譲れない条件は何か」を明確にしましょう。

自分は何を優先しているのかが明確になれば、転職先を選ぶ際にもブレがなくなります。

一人では考えがまとまらない場合は、第三者に相談するのもおすすめです

関連記事転職の相談は誰にしたらいい?NGとおすすめの相談相手8選

施工管理経験が浅いなら転職後の転職を目指してみる

施工管理経験が浅いなら転職後の転職を考える

「施工管理の経験が浅くて、まだディベロッパーに応募しても書類選考で通らない。」

そんな20代前半の方は、2回目の転職でディベロッパーを狙ってみるといいです。

例えば、

  • 「改修ゼネコン⇒ディベロッパー」
  • 「建設コンサル⇒ディベロッパー」

など。

ライフワークバランスを整えつつ、落ち着いてキャリアを積んでから、再度転職をする

この方が施工管理でバタバタ消耗するよりも、ずっと効率的で、現代的なキャリアの積み方です。

20代前半で施工管理に疲れている人は、一回スピードダウンして落ち着いて人生を過ごすのもありだと思います。

よこてん
ちなみに私は職人⇒施工管理⇒ディベロッパーの転職ルートです。

参考施工管理からディベロッパーへの転職の手順|知らないとマズイ4つのステップ

施工管理が転職先を探す前にした方がいいこと

施工管理が転職先を探す前にした方がいいこと

施工管理をしているとどうしても辞めたくなるときがあります。

そんなときは無理やり仕事を休んで、仕事から意識を外してみるといいと思います

体調不良だって仮病を使ったってOKです。

なぜかと言うと、施工管理は常に仕事に追われてて、自分の人生を見直す余裕がないからです

勢いで辞めるのではなく、自分の人生を見直して「今どんな生活をしたいのか」「将来どんな生活をしたいのか」を考えた方が結果的に良い選択ができます。

冷静に考えることで、施工管理を続けていくモチベーションが回復したり、やっぱり転職した方が良い。という判断に自信が持てるようにもなります。

ぜひ参考にしてください。

施工管理の転職先|まとめ

施工管理のおすすめ転職先

不動産ディベロッパー

ファシリティマネージャー

土木建設コンサル

UR都市機構

改修ゼネコン

テック企業

公務員

是非チャレンジしてみてください。

施工王』では、施工管理のための転職・キャリアの学びの情報を発信しています。

経験談も含めた施工管理に有益な情報が詰まってますので、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。

他のエージェントも検討して選びたい。と言う方は、こちら

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よこてん
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