
施工管理、辞めたいけど辞めても大丈夫かな?
そんな悩みに応えます。
この記事で分かること
キャリアアップ出来る施工管理の転職戦略
私も6年の施工管理経験の中で何度も辞めたいと思いました。
しかし、

いざ、辞めるとなると色々と躊躇いが出てきますよね。

そんな心配もあって、辞めるか辞めないか迷ってませんか?
結論から言うと、辞めたいなら、辞めてしまった方がその後の生活も豊かになれます。
そのためにはしっかりと戦略を練ることが重要です。
おそらく本気で真似をすれば、ほとんどの人は今の生活からは抜け出せますので、どうぞ参考にしてみてください。
この記事のポイント
- 5年後の生活を考える
- 施工管理のキャリアを捨てるのは非効率
こんな方におすすめ
- 施工管理を辞めたい方
- けど辞めるのも不安
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目次
私の経験について

私の場合は、大学卒業後に職人になり、そこから施工管理へ。そして現在は大手財閥系ディベロッパーの技術系総合職として勤めています。
その間8年。
順調にキャリアアップは出来ていると思います。
年収も上がり続けていますし、次の選択肢もすでに視野に入っています。
一回挫折はしましたが、戦略的にキャリアを積み上げたので、20代のうちに建設の最下流から最上流へ登ることが出来ました。
私の戦略の概要

では私の転職戦略の概要をご紹介します。
本気で真似をしてもらえば、おそらくほとんどの人は上手くいくと思います。
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22歳職人になる
このときは戦略も何も考えられていませんでした。
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23歳ドロップアウト
職人の世界の厳しさに負けて無職になりました。
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24歳施工管理に就職
無職の後、建設の川上まで上ることを目標とします。
具体的には、ディベ・建設コンサル・鉄道会社etcが候補
30歳で1度チャレンジ。それまでにスキルの積み上げを計画
所長・一級建築士・社内表彰(技術と利益)を具体的目標としました。
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25歳・26歳社内表彰(技術)
この頃の表彰は所長の力が大きかったです。
しかし私の実績として転職時の武器としました。
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27歳一級建築士取得・社内表彰(利益)
所長をやらしてもらうよう会社に進言していたので、所長になる前に建築士は取得しないとずっと取れなくなると考え、資格取得に完全にコミットしました。ただ実質所長と変わらない業務をこなしていたので、この年に家に帰ったのは極わずかです。利益率も高く表彰ももらっています。
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28歳所長
この年は初めての業務も多くかなりハードでしたが、 ここまでくれば転職のチャレンジの条件は揃いました。
-
29歳ディベロッパー技術部門に就職
条件は揃ったのでチャレンジしました。
20代・一級建築士・所長・社内表彰が技術とマネジメントのスキルの裏づけとして評価され、無事に目標達成出来ました。
施工管理を辞めたいなら戦略が大事

私の考えでは、施工管理を辞めたいなら戦略をしっかり練ることが重要です。
何故なら、戦略を練らずに施工管理を辞めると、結局違う会社の施工管理に転職してしまったり、違う職種でもキャリアダウンしてしまう可能性があるからです。
私の先輩でもいましたが、就業状況を変えたくて転職した先が、同じ職種の施工管理。
年収は上がったものの、生活は何一つ変わっていないそうです。
生活水準を上げたいのに、状況が変わらなかったり、生涯年収が下がってしまっては意味がないですよね。
ですから、施工管理を辞めたいなら転職してキャリアアップするための戦略が重要です。
施工管理を辞めたいときの戦略とは
ではその戦略とはどういうものか。
1年後、2年後の生活ではなく、5年後の生活を狙って転職を考えると良いです。
理由は長期の目標で動いた方がトータルリターンは大きいからです。
目先の生活を目標にしてはいけない
例えば高い採用年収を転職条件にすると、おおよそ転職出来るのは同職の施工管理でしょう。
これまでの経験を活かして即戦力として採用されるパターンです。
これでは求める生活は手に入りません。
逆に落ち着いた生活が出来る職種を条件にしたとすると、年収は下がる事が多いです。
職種未経験だけれど適応してくれるであろう。というポテンシャル採用のパターンですね。
目先の生活を目標にすると、何かを犠牲にしてしまうことがあります。
するとこの時のリターンは、犠牲にしたものがある分少ないです。
そして5年後も満足した生活が出来ているかは分からないですよね。
これでは負けパターンのギャンブルと同じです。
5年後を見据えると選択肢が増える
では5年後を見据えておくとどうか。
自分の取る行動の選択肢が増えます。
- 生活○・年収は3年目から上がる会社に転職
- 生活◎・年収は上がらないけど副業OKの会社に転職
- 生活△・転職で経験を積み上げ5年後に年収◎生活◎の会社に再転職
- etc。。
つまり、5年間のトータルリターンを考えるわけです。
すると、5年後への経路は沢山あるので、色々な可能性を選択できます。
1年や2年の落ち込みがあった場合でも、それは織り込み済みなので焦りませんよね。
また、転職の面接時でも5年後のビジョンを話すのはウケが良かったりします。
ですから、目先の生活よりも少し先の生活を目標にした方が良い結果を得やすくなるはずです。
施工管理を辞めたいときの戦略の立て方
では具体的に5年後の生活に行き着く戦略はどう立てるのか?
私の考えでは、当然施工管理の経験を活かした方が効率が良いと思っています。
具体的な戦略立案
おおまかに言うと、時間と年収を基準にキャリアステップを描く。
と言うことをします。とても当たり前で簡単な事ですが出来てない人が私の回りには多いです。
具体的な方法はこちらにまとめているので確認してみてください。
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施工管理から他職種へキャリアチェンジした方法【20~30代向け】
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施工管理の経験を捨てるのは非効率
未経験職種への転職は問題ないのですが、施工管理経験を捨てるような転職は次も上手く行かない可能性が大きいです。
何故かというと、積み上げが出来ないから。
結局のところ、どんな職種でもスキルを積み上げないと欲しい年収や時間は手に入りません。
それでも他業界へ行きたい!施工管理を辞めたい!
そんな場合はもういちど施工管理から得たものを捨てる価値があるか確認しましょう。
良かったらこちらの記事を参考にしてみてください。
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【厳選】施工管理に向いてない人の15の特徴と改善法5選|失敗しないコツも
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戦略が出来たら第三者に確認
私の持論ですが、キャリア戦略を組み立てたら実行する前に一度第三者に確認すべきだと思います。
組み立てた戦略があっていればいいですが、もし間違えていたら長い期間を棒に振るようです。
相談する相手は転職経験のある業界人や、キャリアに詳しい人が良いと思います。
あてが無ければ転職エージェントでもいいでしょう。
とにかく自分以外の誰かに、その戦略が成功しそうか確認した方が安心だと思います。
ちなみに私は24歳の施工管理就職時に、30歳までのキャリア戦略を複数の転職エージェントに相談しました。
こちらにおすすめのエージェントは記載しておきます。
[st_af name="recruitagent"]
[st_af name="doda-2"]
\ 参考に読む /
参考リクルートエージェントの評判|3回の転職で使っているリピーターの私が徹底解説
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【評判と体験談】リクルートエージェントはマニュアル対応?!3回使った注意点とおすすめ口コミ!
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施工管理を辞めたいなら戦略が大事|まとめ
いかがでしょうか?
自分でも出来るような気がしませんか?
少し先を見据えることで、選択肢を増やす。
これがコツです。
一歩動きだせば自然と進むものです。
この記事が、少しでも施工管理を辞めたい方の力になれたら嬉しいです。
では。