目次
この記事では、今の仕事を続けるか、辞めるか悩んだ時の判断の仕方についてご紹介します。

この記事を読んだ5分後あなたは以下のことがわかるようになります。
この記事でわかること
- 32歳
- 3社目(社会人10年目)
- 建築技術職(不動産業界)
- 3回目の転職活動(4社目へ)
多くの社会人にとって、今の仕事を続けるか、辞めるかは悩みのタネです。
今後のキャリアや給与、労働時間や人間関係など理由は様々。
家族の事や今後の生活の事もある中では、やはりすぐには結論は出ないもの。
そこで注意したいは、「悩み考えているうちに忙しくなり、結局今の仕事を続けてしまっている」という状況。
こうなってしまうのは、
- 続けるか辞めるかの理由の整理が出来ていない
- 整理できていても行動する決断が出来ていない
の2パターンです。
この2つが出来ていれば、仕事を続けるか辞めるかの判断は出来ます。
そこでこの記事では、仕事を続けるか辞めるかの理由を整理することと、整理した理由が仕事を辞めるに値する理由かの判断軸を解説していきます。
ぜひ、この記事を参考にあなたの気持ちを整理していってください。
こんな方におすすめ
- 今の仕事を続けるのが不安
- 辞めたいけど、辞めていいのかわからない

こちらの記事も目を通しておくと、参考になります。
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仕事を続けるか辞めるか、悩んだときは辞めたい理由を整理した
転職を3度も経験している私ですが、転職の前には必ず「今の仕事を続けるか辞めるか」で悩んでいます。
今の仕事の不満は何か、自分のキャリアの希望は何か、どのような生活を送りたいのか。様々なことを考えていました。
しかし、その悩みも優先順位をつけながらひとつずつ紐解いていけば、意外とすんなり答えは見えてくるものです。
それはおよそ以下の3つに当てはまるから。
ポイント
- 仕事を辞める理由は実はそれほど多くない
- 本当に譲れないものがあるから辞めたくなる
- 優先順位下位は無視してもそれほど関係ない
それぞれ解説しますが、答えが出たあとは、その答えを実行するかしないかの決断をするだけですね。
仕事を辞めたくなる理由は実はみんな一緒
仕事を辞めるか続けるかの判断をするには、辞める理由を明確に把握することがを重要です。
しかし多くの場合、仕事を辞めようか悩んでいるときは、精神的にも疲れていて、客観的に自分の考えを把握することが難しいことがあります。
そんなときは、以下の理由から当てはまるものを選んでみてください。
自分が何に対して不満を抱いて仕事を辞めたいと感じているのか理解するヒントになるはずです。
社会人が抱えている転職理由トップ10。
- 上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった(23%)
- 労働時間・環境が不満だった(14%)
- 同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった(13%)
- 給与が低かった(12%)
- 仕事内容が面白くなかった(9%)
- 社長がワンマンだった(7%)
- 社風が合わなかった(6%)
- 会社の経営方針・経営状況が変化した(6%)
- キャリアアップしたかった(6%)
- 昇進・評価が不満だった(4%)
出典:リクナビNEXT
いかがでしょうか?
ほとんどの場合はこのいずれかに当てはまっているかと思います。

ですから辞めたい理由で悩む必要はありません。皆同じことを感じています。
繰り返しになりますが、仕事を辞めるか続けるかの判断は、辞める理由を明確に把握することが重要です。
一旦全て書き出してみるとスッキリ自分の感情が把握できるでしょう。
本当に譲れない理由はどれか、優先順位をつけてみる
次に重要なのは、自分の中で本当に譲れないものを知ることです。
なぜなら、この譲れないものが改善されない限り、仕事を辞めても続けても、不満は解消されないからです。
もし仮に仕事を辞めて他の項目が改善されたとしても「失敗したかなぁ」という結果になりかねません。
ですから、まずは自分の中でこれだけは譲れない!と言うもの知っていきましょう。
ちなみに私の最初の転職は「時間拘束」でした。
私は時間は「資産」と考えているため、会社に時間拘束される仕事はしたくない。
あくまで自分の意思で働ける環境が理想でした。
こちらの記事が参考になります>>新卒2年目で「転職したい」は自分の考えが甘いの?|元施工管理の転職エピソード
辞めたい理由を書き出して、優先順位をつけてみましょう。
優先順位下位は無視してもそれほど関係ない
優先順位を付けてみて、おそらくはどれも譲りたくないのが本音かと思います。
しかし現実は全て叶う選択はそう多くないものです。
実は優先順位下位のものが解消されなくても、優先順位上位の本当に譲れないものが改善されれば、意外と満足できます。
今までの私の経験の中でもそうでした。
上位の理由が退職・転職の軸にもなるので、下位は雑音として切り捨ててしまって問題ありません。
ちなみに転職の中で特に相反するのが、「時間」と「給与」かと思います。
- 残業も少なく休日も取れるが、給与は少ない
- 給与は高いが、残業も多く休日も少ない
このいずれかで悩む場合が多いかと思いますが、これは意外とどちらも手に入れることは可能です。
カンタンに言うと、2回転職をすればOKです。
詳細は他の記事でも紹介しているので、参考にしてみてください。
仕事を続けるか辞めるかの3つの判断軸
辞めたい理由の優先順位をつけた後は、辞めるか続けるかの判断になります。
ここが最も悩む部分かと思いますが、大きくは以下の3つの判断軸で考えると失敗は少ないです。
3つの判断軸
- 時間が解決するか
- 次の職場でも起こりうるか
- 人間関係か
時間が解決するか
仕事を辞めたいと感じている理由が、時間が解決しない事柄だった場合は、辞めてしまった方がよいです。
その理由は3つ
- 何かを失わないと今の状況は変わらない
- 時間が経つごとに状況は悪化する可能性がある
- 今の状況が続くことで人生の大切な時間を浪費している
時間が解決してくれない事柄の場合は、自分で何か行動を起こさないと絶対に解決されません。
何か行動を起こす場合、かなりの苦痛や損失を伴うことがほとんどです。
例えば、自分が異動しなければならないことや、会社を相手に交渉しなければならないことなどです。
自分の置かれた環境を変えるには、それ相応のパワーが必要になるので、そんな労力を使うくらいなら新しい場所を見つけた方が早いし、正確です。
また、時間が経つごとに状況が悪化していくことも多いです。
時間が解決しないことは放置していても良くはなりませんから。
悪くなることはあっても良くなることはありません。
さらに、現状維持の状況が続いたとしても、あなたが辞めたいと感じているなら、それはすでにあなたの大切な時間を浪費している証拠です。
私の妻も職場の環境に深く悩んだ時期がありました。
転職は「逃げ」でしてもいいの?|元施工管理の転職エピソード05の記事で紹介していますが、その期間は本当に仕事で生活を侵されていた状態でした。
最終的には逃げることで解消されましたが、そういった人生の大切な時間を浪費するくらいなら、早く辞めた方が得策でしょう。
次の職場でも起こりうるか
仕事を辞めたいと感じている理由が、次の職場でも起こりうる事柄だった場合は、仕事を辞めるのは一度考えてもよいです。
それは、仕事を辞めたり転職したところでまた同じ状況になる可能性もあるからです。
もし、次の職場でも起こりうる事柄である場合は、しっかり仕入れて念には念を入れて情報を調査することをおすすめします。
私の場合は、建設業界での仕事の労働時間が非常に長く、転職しても同様の労働時間である可能性がありました。
「時間」を得たいのに、転職先でも「時間」を確保できなかったらその転職は失敗になります。
そのため、やりすぎなほどに情報収集を行って転職をしました。

具体的な方法は転職理由を本音で伝えても3社から内定出た話|元施工管理の転職エピソード04で紹介していますので参考に目を通してもらった方がよいです。
ちなみに転職エージェントは5社、転職口コミサイトは2つに登録し、企業の就労状況の情報を収集してます。
その結果、無事に「時間」を得る転職をすることができました。
人間関係か
最も難しい判断は『人間関係』です。
これは、
- 時間が解決する場合もありますし、そうでない場合もある。
- 次の職場でも起こる可能性もあるし、そうでない場合もある。
また、程度問題でもある性質のため、判断が難しいところ。
では人間関係が理由の場合はどのように考えればよいか。
おすすめしたい判断軸は、
- 関係が上手く行かない人が1人なのか、2人以上なのか。
です。
これを軸とする理由は3つ
- 1人の場合は、異動などで悩みが解消される可能性がある
- 2人以上の場合は、解消される確率が非常に低い
- 2人以上の場合は、組織に馴染まない可能性もある
単純に、合わない人が1人の場合は、その人との関係が切れればいいので、他の場合に比べて比較的状況が好転する可能性は高いです。
しかし、2人以上の場合はその可能性が極端に低くなります。
仮に、1人の人が異動して解消される確率が30%だったとします。
これが2人だった場合は解消される確率は9%(30%×30%=9%)
もし3人だった場合は解消される確率は2.7%(30%×30%×30%=2.7%)です。

状況が好転することはほぼ考えられないので、辞めることを現実的に考える必要があります。
また、2人以上合わない人がいる場合は、会社の組織そのものが合わない場合も考えられます。
仮に問題の人間が複数人いるとして、それに対処出来ない組織なのであれば、会社がその人たちを容認している証拠です。
会社が問題の人間を問題視していないのであれば、組織内での状況の変化はほぼ見込めません。
この場合は、すぐに辞めてしまった方が良いと考えられますね。
もし、心身に支障をきたしていると感じられる場合は、1人でも2人でも関係ありません。
すぐにその環境から逃げる選択をした方が良いです。
私の妻もかなり追い込まれた状態を経験していますので、転職は「逃げ」でしてもいいの?|元施工管理の転職エピソード05こちらの記事を参考にしてください。
3回転職(4社)を経験して感じた転職のメリットデメリット
繰り返しになりますが、私は転職を3回経験しています。(合計4社を経験)
その中で感じたメリットデメリットをカンタンにご紹介します。
転職メリット
- 希望が叶った
- 生活が大きく改善された
- 年収アップにつながった
- キャリアアップにつながった
- etc
転職デメリット
- 一緒に働く人を事前に知れない
- 最初はかなり疲れる
- 求人票の内容と違う場合もある
- 入ってからしか分からない社風もある
- etc
こんなところでしょうか。

実際に子育てを希望の転職をして、子育てできていますし、生活も『ゆとり』を持てています。
デメリットは正直さほど感じないのですが、「入らないと分からないこと」は比較的多いのが転職です。
そのため、転職活動中に情報をしっかり入手しておくことが重要です。
こういった、「入らないと分からないこと」は求人票では分からないので、第三者からの情報を得るのが良いです。
私は転職エージェントや転職口コミサイトで情報収集しました。(おすすめはJAC リクルートメント、転職会議)
こういった第三者からの情報を集めることで、転職デメリットはかなりの確率で回避できます。
下調べで随分変わるので参考にして下さい。
今の仕事続ける?辞める?悩む時の判断基準|まとめ
この記事の内容を要約します。
この記事の要約
- 辞めたい理由はみんな一緒
- 譲れない理由の順位をつける
- 優先順位下位は無視しても大丈夫
- 仕事を辞めるか続けるかの判断軸は3つ
- 時間が解決するか
- 次の職場でも起こりうるか
- 人間関係か
- 転職のデメリットは情報収集で回避できる
実際にはそれぞれ事情があって、カンタンに仕事を辞めたり転職はできないかもしれません。
しかし、あなたの転職理由は正当なはずです。
おはようございます☀️#転職したい 人には転職すべき理由がちゃんとある❗
その理由が「#お金」でも「#やりがい」でも「#人間関係」でも何でもいい。
どれかが欠けていて、辞めたいと思うなら、良い仕事は出来ないし、充実した生活も送れない。つまり、意外と感情は間違ってない❗#おは戦20119jn
— よこ|施工管理の転職 (@yoko_tenshoku) January 18, 2020
このように私は考えています。
より良い選択を取れるよう応援しております。
期間限定で、建設・不動産業界での転職経験者が情報交換をするコミュニティ、ビルキャリラボも運営しています。
「みんなのつながりで不安のない転職・就活を!」をコンセプトにリアルなワークライフバランス情報、転職事情などの情報交換をするコミュニティです。
広く情報収集する中で、このコミュニティが参考の1つになれば幸いです!
\ ビルキャリラボはこちら /
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