
この記事でわかること
- 投資初心者は何から始めたらいいのかがわかる
- 投資の2つの目的がわかる
- 新卒から転職3回でホワイト企業へ
- 投資は初心者(株の売買くらい)
- Youtubeで投資の勉強を2週間!
- 資産運用で50歳セミリタイアが目標
ちなみに私が勉強させてもらったYoutubeチャンネルはこちら

この他にも見させてもらった動画は100は超えると思います。
Youtubeは教材の宝庫です。
早速脱線しましたが、ここから本題です。






初心者だと何から始めていいか分からないのが投資かと思います。
私もそうだったのですが、『投資の目的は2種類ある』ってことを理解すると、一気に投資が理解できようになったので、まずはここを知るのが最初かと思います。
そこでこの記事では、投資の勉強を始めた私が「これは最初の勉強に最重要だった!」という事をご紹介します。
これを読むと、多種多様な投資商品がパっと分かりやすくなるので、ぜひ読んでみてください。
こんな方におすすめ
- 『複利』って何?
- 不労所得が欲しい
- 投資信託って聞いたことあるけど詳しくない
目次
投資初心者が投資するなら何から始めるべきか
結論から言うと、投資の目的は何?という問いに答えられるようになることです。
この記事を読んでくれている方は、基本的には「投資したい」という方がほとんどかと思います。
しかし、「投資の目的は何ですか?」と聞かれてハッキリ答えられる人は割りと少ないのかと思います。
ちなみに私もそれでした。


何からはじめてもいいかわからなかったので、とりあえずYoutubeで勉強したところ、これが本当に良かったです。
本の乱読ならぬ、動画の乱聴したところ、私は投資に対して大きな勘違いをしていたことに気付きました。
それは、
- 投資=値上がりする商品を買って、値上がりしたら売る
- 積立=コツコツ貯金?
と考えていたことです。


投資の本当の目的は以下の2つ
投資の2大目的
- 資産拡大
- キャッシュフロー拡大
基本的にこの2つが投資の目的です。

この、『投資目的は2種類ある』ことを知るところが投資初心者の最重要項目でした!
これで投資の目的をしっかり答えられます。
そもそもこれを知らないでよく株とか買ってたなと。
これからひとつずつ解説していきます。
投資の目的は2つある
そもそも投資の目的は以下の2つであると言いました。
投資の2大目的
- 資産拡大
- キャッシュフロー拡大
それぞれがどんな意味なのか、解説してみます。
投資目的①:資産拡大
これは将来に使う資産を増やすことです。
イメージは、「今食べれるリンゴを取ってくる」とかではなく、「将来リンゴのなる木を育てる」みたいなイメージですね。
資産拡大のメリットは、将来の安心につながる
デメリットは、資産が増えても現状の生活がよくなるわけではない
というところでしょうか。
これをやると今は手間がかかるけど、将来はぬくぬくいつでもリンゴを食べられる。
そんな状況を作れるのが資産拡大です。
投資目的②:キャッシュフロー拡大
次はキャッシュフロー拡大です。
これは今使うお金を増やすこと。
イメージは資産拡大と逆で、「今食べれるリンゴを取ってくる」みたいなイメージですね。
キャッシュフロー拡大のメリットは、現状の生活水準が高くなるってこと。

しかし、そう上手くは行かないんですね。
これのデメリットは、現状の生活がよくなっても資産は増えない。
かつ、投資でこれを狙う場合はマイナスになるリスクが大きい。
というところです。
つまり、『今贅沢は出来るけど、将来残るものはない。』という状況です。



資産拡大の方法
資産拡大の方法をここでは3つを紹介します。

その方法が以下。
資産拡大の3つの方法
- 貯金
- 市場価値上昇
- 複利を利かせる
それぞれかんたんに説明していきます。
資産拡大の方法①:貯金
日本の30代以上の人には超一般的な資産拡大の方法なんじゃないでしょうか?
ちなみにこの方法…
最低の方法です!

とにかく増えないのが貯金ですね。
今のメガバンクの金利は0.001%。
これって、100万円を1年預けて、増える資産は+10円です。

銀行で最も金利が高い「あおぞら銀行(ネットバンク)」は0.20%。
それでも100万円を1年預けて、+2000円です。

と思った方!ちゃんと手堅く投資しても、100万円で+4万円くらいにはなるらしいですよ!


と、奥さんに言われている方はご注意を!
貯金は損してます。
なぜか?
それはインフレの場合に通貨の価値が下がるからです。
例えば、100円だったアイスが10年後に120円になったとしますよね。
金利0.001%の銀行に100円を10年預けてたら10年後の100円の価値は『100.01円』です。
100円で買えてた物が、10年後には120円になって、銀行にあるお金は100.01円。

つまり、銀行に10年100円を預けていたから10年で19.99円損したんです。

銀行預金のダメさがちょっとは伝わりました?

損してる!!
銀行預金はマジで損しているので、さっさと投資していきたいですね!
資産拡大の方法②:金融商品の市場価値上昇
じゃあ貯金がダメなら何で増やすか?
ひとつの方法は、将来価値の上昇しそうなものに投資することです。

代表的なのは、株・不動産・金や仮想通貨などですね。
例えばですけど、株で言えば日経平均株価は2012年末の10000円から2020年11月の25000円まで上昇しています。

単純に日経平均に連動するETFや投資信託が2.5倍になったかというとそうではないと思いますが、日経株に投資してきた人は資産拡大が出来たことになりますね。
また、不動産についても過去10年で10%近くも値上がりしています。
参考記事
https://www.sumai1.com/useful/plus/market/plus_0108.html
さらに、2020年11月には仮想通貨のビットコインが急騰して、1ビットコイン200万円なんて額にもなっています。
こういった形で、価値の高まりそうなものに投資しておくことで、資産の拡大を狙うのがこの方法。


それが間違い!
これって本質的にはただのギャンブル!!
上がる可能性もあるけど、当然落ちるリスクもある。
怖いですね。
投資した資金が半分とかになるかもしれないんで。
しかも投資し続けても価値が上がる保証は無い。
私はこういうリスクを取ったギャンブル=投資だと思っていたのですが、そこが間違いでした!!

資産拡大の方法③:『複利』を利かせる
これが私が勉強した中での最適解です。
資産拡大を目指すならこれをやります。


例えば、300万円に年間4%の利子がつくと、1年で312万円になります。
この312万円にまた年間4%の利子がつくと、1年で324.48万円になります。
これが10年続くと、約462万円です。
もし、毎年もらえる利子4%の12万円を再投資しない場合、10年後の合計額は300万円+12万円×10年分=420万円ですね。
つまり、462万円-420万円=42万円も『複利』で運用した方が得!
これが『複利』です。

よくわからない!という人は以下の事だけ覚えてください。
『複利』で運用すると資産は雪だるま式に大きくなるので、資産拡大を狙う場合は『複利』を利かせられる投資商品を選ぶと効率が良い!
どうでしょう?
じゃあ『複利』を利かせられる投資って何があるの?って疑問、湧いてきました?
次は複利を聞かせる商品についてです。
『複利』は投資初心者の味方
複利は「利子に利子がつくこと」でしたよね。
この複利のメリットは、『ローリスクで莫大な利益を得られること。』
デメリットは『時間がかかること』です。


しかし、短時間で大きく稼ぐならそれなりに大損するリスクも大きいです。
そしてそれを防ぐには専門的な知識や経験も必要になりますが、初心者にはハードルが高いですよね。


はい。しかし、この乗り越え難い「知識のハードルとリスク」を両方解消できる魔法が、『複利』というわけです。
そして『複利』を使うには、「時間」というMPが必要になるということです。
※複利については解説すると長いので、別記事で!

ということで、ようやく複利を聞かせる投資商品です。
以下の3つが代表的なものになります。
複利の効く投資商品
- 株式
- 投資信託
- ETF
厳密には利益が上がって、それを再投資できれば複利は効くので、会社とか個人事業も当てはまると思いますが、ここでは割愛。
代表的な3つに絞りました。
複利の利く投資商品①:株式
投資初心者の方でも「株は買ったことがある」「興味はある」という方は多いんじゃないでしょうか?

ここで注意して欲しいのは、今は株の値上がりで利益を出すのが目的ではなく、株で『複利』を効かせることが目的です。
なので、これは成長株だ!とか、この業界は伸びる!とかの意識は捨ててください。
『複利』を効かせられる株式は「配当」の出る株式だけ!!

優待の利回りで5%も得!みたいなのありますけど、消費しちゃうので『複利』は効かないっす。。。
だから普通に「配当金」として還元される株式が大事!
配当金とは…会社の得た利益の一部を株主に還元するお金のこと
1株あたり100円の配当金だった場合、単純計算で100株持っていれば10,000円になる。
この配当金を再投資することで『複利』が効きます。
だから、複利狙いで株式を買うときは、高配当(株価に対して配当金が大きい)の株を選ぶのがコツになります。
高配当株の選び方は別記事で!!
複利の利く投資商品②:投資信託



イメージでお話します。
投資信託は、色んな商品の詰め合わせパックをプロが作ってくれる「おまかせセット商品」です。
全部おまかせでもいいし、ある程度指定してもいい。その幅は色々です。

ウイイレで例えましょう!
強いチームを作りたい。
でも自分でフォーメーション組んだり、選手の調子見てスタメン組むのは詳しくないし上手く出来ない。
だから詳しい友人に、「こんな戦術のフォーメーションが良いんだけど、選手の調子見て最強のスタメン組んで!お願い!」
ってお願いする感じかも。
投資商品で言えば、「国内株25%、国内債権25%、外国株25%、外国債券25%で良いやつ選んどいて!」みたいな感じです。
で、この投資信託も『複利』が利きます。
運用益を配当として渡さず、自動で再投資される商品なら、勝手に複利で増えていく仕組みです。
厳密に言うと投資信託の商品は多種多様なので、この例えに当てはまらないモノもあるかもしれませんが、だいたいこんな感じ。
ETF
最後にETF。




先に言っておくとETFも株と同じで配当がでるので、再投資をすることで『複利』が利きます。
で、ETFが何かというと、投資信託の株式バージョン。


ウイイレの上手い友人が作ってくれた「選手とフォーメーションが決まっている戦術パターン」をいつでも自由に選べるという感じです。
投資信託は友人にお任せでしたが、ETFは友人が作ってくれたスタメンとフォーメーションがネットに上がっている感じ。
そこから選んで試合に臨む。みたいな。

例えば攻撃型のチームが良い。
ということなら、FWに強い選手を入れて、そこを軸にフォーメーションを組む。
守備型のチームが良い。
ということなら、DFに強い選手を入れて、そこを軸にフォーメーションを組む。
このチームの中の選手達が株だと考えてみてください。
APPLE、GOOGLE、AMAZONなどといった最強の株式たちを主軸にしたフォーメーション。
さらにサブにはコカコーラやマクドナルドといった、安定感抜群のレジェンド達も同じチームにいる。
そのフォーメーションがちょっと違うとETFの商品も違う。
この色んなバリエーションのフォーメーションを選んでストックしておける!
それがETF!みたいな感じです。

私は本当にワクワクしながら選びました。ETF。
ということで、資産拡大に使えるのは『複利』だよ。
『複利』が利く商品は株式・投資信託・ETFだよ。
株式・投資信託・ETFってそれぞれこんなイメージだよ。
まで。
『資産拡大』のパートはここまでにします。
じゃあ次はキャッシュフロー拡大について!
キャッシュフロー拡大の方法


ここが増えると生活が豊かになるんですよ。
だから最終的にはここを目指したい。
じゃあ、その方法は何があるの?っていうと、これも2つの方法があります。
キャッシュフロー拡大の2つの方法
- 投資商品を売って得られる収益(キャピタルゲイン)
- 投資商品からの配当金で得られる収益(インカムゲイン)
それぞれにメリットデメリットがあったので説明します!
キャピタルゲイン
キャピタルゲインとは、投資商品を売って得られた収益の事です。
売却額-投資額=収益
カンタンにはこの式になりますね。
安く投資して、高く売れれば儲ける。っていう当たり前の方法です。


キャピタルゲインでのメリットデメリットは以下になります。
- メリット:売却益は即手元に入る
- デメリット:価値が下がれば損する・資産を取り崩すことになる

そしてもうひとつ覚えておいて欲しいのが、キャピタルゲインは『資産を取り崩すことになる』ということです。
イメージして欲しいのは、リンゴの木。
資産拡大は「将来リンゴのなる木を育てる」みたいなイメージってお話しましたよね。
キャピタルゲインはこのリンゴの木を売ってしまうということです。
継続的にリンゴを提供してくれる資産を手放すことになるので、資産は目減りする。
これはキャピタルゲインの大きなデメリットです。
ですから、キャピタルゲインでキャッシュフローの拡大を図るのは諸刃の剣だと思っておいた方がいいですね。
インカムゲイン
インカムゲインは、投資商品の配当金で得られる収入です。
これはお金が働いてくれて入ってくる収益。つまり『不労所得』です。

自分が働かなくてもお金が入るので、夢のような所得になるのですが、ここにもちゃんとデメリットがあります。
インカムゲインでのメリットデメリットは以下。
- メリット:不労所得が手に入る
- デメリット:資産が大きくないと想像以上に小額
ではだいたいどれくらいの金額になるか目安を紹介します。
株式やETFの配当利回りはおおよそ4%という価格です。
※配当利回りとは…資産価格に対して支払われる配当金の比率
例えば500万円分の株式を持っていたとして、年間に受け取れる配当金はこちら。
1年間にもらえる配当金:500万円×4%=20万円/年(1.6万円/月)


これが例えば、月20万円の配当金(不労所得)が欲しいよ!
ってことだと必要な資産額は、20万円/月×12ヶ月÷4%=6000万円!!


つまり、インカムゲインでそれなりの収入を得るには、かなりの資産額がないとダメなんですよ。

と思った方。


この事実を理解して、私はこう考えました!
まずは資産拡大して、そこからキャッシュフロー拡大だ!
いいですか。
すぐにキャッシュフローを拡大しようと思うからムリゲーに感じてしまうんです。
『資産さえ大きく出来れば、十分な不労所得は手に入る。』
こう考えたので、今後まずは資産拡大に集中してあらゆるモノを投資していくことにしました。
まとめ:投資初心者は、その投資目的が『資産拡大』なのか『キャッシュフロー拡大』なのかを自覚しよう
結局投資の目的は資産拡大用かキャッシュフロー拡大用かの2択です。
『自分が何を狙って投資商品を選んでいるのかを自覚すること』が、投資初心者が何から始めるのか?の答えです。
投資商品は多種多様なものがありますが、その種類は3つ。
- キャピタルゲインを狙ったもの
- 成長株、投資信託、ETF、仮想通貨など
- インカムゲインを狙ったもの
- 高配当株、高配当ETFなど
- その両方を狙ったもの
これらの中から、自分の投資目的(資産拡大orキャッシュフロー拡大)に合った商品を選んでいく。
というのが、初歩の初歩ですね。

私の戦略は、資産拡大に集中してら、キャッシュフロー拡大する!でこれから頑張ります。

この記事のライター
よこりょー