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実際ディベロッパーへ転職が可能なのか知りたいです!
施工管理は未経験でもチャレンジしやすく、技術を身に付けてから転職していきたいという人も多いです。
ここでは、施工管理から転職先として人気のディベロッパーへの転職について解説していきます。
この記事でわかること
- 元職人・元ゼネコン所長
- 建設・不動産業界で14年のキャリア
- 不動産ディベロッパー・建築部門技術主任
施工管理から発注者のディベロッパーに転職したいと思いつつ、何も行動できていない人がほとんどかと思います。
何で行動できないかというと、具体的に何から始めていいかわからないからです。
そこでこの記事では、『施工管理がディベロッパーへ転職するための具体的な手順』を、私の経験も含めて”現実的”な視点で解説していきます。
「施工管理の経験を活かしつつ、ワークライフバランスを整えたい!」
という方ににおすすめの仕事なので、ぜひこの記事を読みながらひとつでも行動してみてください。
こんな方におすすめ
- 施工管理で必要なスキルは十分だ
- 施工管理経験を活かして転職したい
- プライベートも重要視したい
- でも年収は下げたくない
そもそもディベロッパーに転職するメリットはあるのか?
ディベロッパーへの転職はメリットがあります。
具体的には、以下の2つ
- 施工知識を活かしたキャリアアップ
- 転職市場での価値が高い
施工知識を活かしたキャリアアップ
ディベロッパーは施工の知識を活かしてキャリアアップが可能です。
ディベロッパーは都市開発者を意味し、新築マンション開発やリゾート開発を行います。
ディベロッパーの仕事の1つに建設工事の発注を行う業務があります。
「適切な委託金額の設定」や「施工の品質管理」の点で施工管理経験を大きく活かすことができ、重宝されます。
転職市場での価値が高い
また、ディベロッパーの技術職は転職市場でも価値が高いです。
それは、
- 技術資産
- 人的資産
- 業界の生産性
を高めやすく、施工管理に比べてマーケットバリューが高いからです。
マーケットバリュー:市場価値
【図解まとめ】5分で学ぶ『転職の思考法』|年収4倍にした著者が実践する手順を解説でわかりやすく説明しているので、目を通してみてください。
つまり、ディベロッパーへの転職は施工管理の知識を活かしてキャリアアップしたい人におすすめです。
- 大手求人サイトで全国トップクラスに輝いたアドバイザーが在籍
- 年収1000万円以上になった方も
- 年収350万円以上の大幅UP事例もあり
- 業界特化で「分かっている」提案。企業知識が段違い
- 休日や夜間でも専属アドバイザーが対応
施工管理からディベロッパーへの転職は難しくない3つの理由
まず、施工管理にとってディベロッパーへの転職は想像しているよりも難易度は高くないです。
その理由は3つ。
ディベ転職が難しくない理由
- 建築費が上がり続けている
- 品質管理の重要性が高まり続けている
- そもそもディベに施工あがりの技術者が少ない
理由①建築費
建築費はディベロッパーの事業収支に関わる非常に重要な指標です。
その建築費は2011年から25%も上昇しています。
参考:建築費指数 (2021年2月分)一般財団法人建設物価調査会より
ディベはなるべく建設費を抑えたい。
そのためにゼネコンと交渉する必要がある。
しかしディベの営業では施工がわからないので、建設費のネゴで太刀打ちできない。
ゼネコンの言い値(高値)で契約するしかない。
という状況にあるわけです。
そこで需要が高まっているのが、建築コストがわかる施工管理経験者ということになります。
理由②品質管理の重要性
現在の建築は品質管理が非常に重要な課題になっています。
その原因は、建築後の不具合に関しての責任が発注者にも求められるようになったからです。
「建物に重大な欠陥があった場合、発注者として品質を管理できていないのは責任がある。」という認識が業界に広まりました。
つまり、ディベは自社でも施工を理解して品質管理ができる人材を確保する必要があるんです。
理由③ディベの施工管理経験者の人数
そもそもディベに施工管理経験者は非常に少ないです。
- ゼネコンとのコスト調整
- 建物の品質管理
上記2つの、ディベロッパーとして最重要項目とも言える業務を担う人材が、余りに不足しているのが実情です。
つまり、ディベロッパーは施工管理の経験者で、『コスト』と『品質』に貢献してくれるor今後貢献できる人材は積極的に採用したいのです。
実際に施工管理からディベロッパーへ転職活動をしてどうだったか
私も実際に29歳のときに中小の施工管理から大手財閥系のディベロッパーへ転職しました。
私の場合は大手・新興ディベロッパー含めて3社の内定が決まりました。
転職活動当時、応募したディベロッパーは6社。
その内書類落ちが1社、途中辞退が2社、内定が3社です。
内定率は50%と、想定よりかなり良い数字でした。
もちろん、転職活動を行う人や時期により内定率は大きく変わるとは思います。
しかし、ディベロッパーは施工管理経験者を求めているのは事実です。
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ディベロッパーで施工管理がどう活きるのか
ディベロッパーに入って気付いた事は、施工経験が活きる場面が予想以上に多いということ。
ディベロッパーは不動産屋ですから、不動産のお金の回し方には詳しくても、施工技術については疎いのがディベロッパーの実情です。
施工のトラブルやアフターの技術的な対応は、施工管理経験者が頼られます。
例えば、
元施工管理
ゼネコンとの交渉時に工期・金額の折り合いが付かない場合は、営業社員は工期や金額について施工管理経験者に相談に来てからゼネコンと交渉します。
元施工管理
地中障害やアフター案件も、ほとんどが施工管理経験者がアドバイスします。
当然、ディベロッパー内にも技術業務スキームや業務フローはありますが、それでも拾いきれない事象は経験に基づく判断が必要になります。
そのため、ディベロッパー内でもこういった問題解決が可能な施工管理の経験は非常に活かされます。
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施工管理からディベロッパーへの転職戦略
では、需要のあるディベロッパーへどのような戦略で転職したのかご紹介します。
戦略1
20・30代がチャンス
戦略2
売り込む施工管理の経験を決める
戦略3
資格は後回し
戦略①20・30代がチャンス
転職をするなら20代・30代のうちがチャンスだと思います。
その理由は、40歳以上はディベロッパーへの転職が難しくなるからです。
40歳で転職難易度が上がる理由
- 40歳以上は特に需要がない
- 60代の再雇用の方がコスパが良い
- 20~30代が需要にマッチしている
ディベの中に入るとわかるのですが、40歳以上で転職してくる方は基本的に管理職候補です。
この時点で、転職のハードルはかなり上がっていますし、実はディベの管理職クラスは特に需要はないです。
管理職に上がりたいオジサン達はゴロゴロいて、その人たちを差し置いて転職で役職に就くというのはなかなか難しい。
だから、40歳以上になると施工管理の需要はあまりないんです。
それに、ディベロッパーも出来るだけ人件費は抑えて雇いたい。
だとすると、40歳以降の高い給与が必要な人材は、例え技術力が高くてもディベロッパーにとってはオーバースペックです。
つまり、40歳以上で、不必要な管理職候補で、高年収を払うなら、むしろ60歳を越えた再雇用人材の方がコスパが良いという判断をされます。
その点20~30代は、
- 管理職候補よりも年収は安い
- 60歳以上の再雇用人材よりも将来性がある
ディベロッパーの需要にマッチした年代になります。
20代が有利か?30代が有利か?については、施工経験が5年ほどあればできるだけ早い方がいいです。
それは、年齢が上がるほど一般的に年収も上がっていくため、年々ディベロッパー側の見る目は厳しくなるからです。
つまり、うかうかしていると転職できたものも転職できなくなってしまうということです。
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戦略②売り込む施工管理の経験を決める
ディベロッパーに売り込む施工管理経験を決めておくといいです。
私がディベロッパーに売り込むと決めた要素は以下のものです。
ディベロッパーへの3つのアピール
- 技術力のアピール
- コスト感覚のアピール
- 実務能力のアピール
これらを認めてもらえれば、施工管理からディベロッパーへの転職はわりとイージーです。
これらをアピールする際に重要なポイントは以下。
ココがポイント
- どんな立場で何ができるのか
- 知識はどれくらいあるのか
- 利益を残せるのか
それをディベロッパーに語るネタを作れれば良いのです。
これらを自分の施工管理経験としてディベロッパーへ売り込むことが、私の戦略のひとつでした。
20代30代が話せるネタの具体例は以下になります。
ご参考にどうぞ。
- 賞:社内表彰など(技術力)
- 数字:現場の利益貢献金額(コスト)
- 肩書き:主任・副所長など(実務能力)
- etc
戦略③資格は後回し
施工管理経験の他に、補足的に必要と考えられるのは、「資格」です。
転職に一級建築士は必要か?
- 無くてもOK
求人条件で”一級建築士”と書かれているものも少なくありません。
しかし、転職エージェントを通して書類選考さえ通してもらえれば、正直不要です。
資格は結局、その人の技術力を証明する保証書のようなものなので、資格は無くても技術力を信用させる実績と会話ができれば問題ないんです。
ただ資格なしで応募する場合は、転職エージェントを通さないとまず書類選考で落ちます。
施工管理職をしながらの資格取得は大変なので、時間を無駄にしないように、まずは転職エージェントに確認してみましょう。
施工管理からディベロッパーへの転職の手順『4STEP』
では実際に私が行っていた転職活動の手順をご紹介します。
施工管理職の方はご参考にしてください。
step.1
まずは転職エージェントに登録する
step.2
紹介求人の企業の口コミを調べまくる
step.3
転職エージェントと連絡を小まめに取る
step.4
書類作成・面接対策・日程調整は転職エージェントにすべて依頼
step
1転職エージェントに登録する
しかし、ディベロッパーに転職するなら転職エージェントの利用は必須です。
これは四方八方どこから意見を聞いても事実です。
なぜなら、デベの技術職の求人はほとんどが『非公開求人』だからです。
参考はこちら▼
-
【完全ガイド】同僚15人の大手不動産デベロッパーへの転職方法を公開
続きを見る
だから、とにもかくにも、転職エージェントに登録をしないと、ディベロッパーへの転職は始まらないです。
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step
2企業の口コミを調べまくる
ありとあらゆるツールを使って、企業の口コミを調べるのが2ステップ目です。
転職エージェントに紹介された求人の企業は、自分でも納得いくまで口コミを調べましょう。
これは、転職したあとに「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためです。
そうならないために、転職エージェントにもしつこく質問し、自分でも情報を集めましょう。
一番信頼性の高い情報は、応募先の企業の社員(人事以外)に直接アポをとって話を聞くことです。
なぜかというと、施工管理でもホワイトな企業はこの業種!建設業界11年目社員が公開でも少し説明してますが、『オープンな情報(Twitterやネット検索)は信頼性が著しく低い』からです。
直に聞いたり、クローズドな情報だからこそ信頼できるし、後悔しない企業選びができます。
転職が成功するか失敗するかは、情報収集でほぼ決まるので、このステップは真面目にやった方がいいです。
step
3転職エージェントとは小まめに連絡を取る
転職活動を始めて、情報収集も進めたら、小まめに転職エージェントと連絡を取りましょう。
また、小まめに連絡を取るべき理由は以下です。
小まめに連絡をとる理由
- 企業の実態の情報提供がある
- 特別な案件を紹介してもらえる
- 面接で聞かれる質問の情報をもらえる
- 希望に合った求人を紹介してもらいやすくなる
- etc
これらのメリットがあるので、転職エージェントとは小まめに連絡を取った方がいいんです。
このメリットを活用できれば、ディベロッパーへの転職はよりイージーになっていきます。
step
4書類作成・面接対策・日程調整は転職エージェントにすべて依頼
転職活動が進んだら、面接に行く以外はほぼ転職エージェントにやってもらいましょう。
この理由は、施工管理は極端に時間がないからです。
施工管理は仕事が忙しすぎてだいたい以下のような状況になりがちだったりします。
- 求人を探す時間がない
- 応募書類を書く時間がない
- 面接準備をする時間がない
- 仕事で面接日程を組めない
結局、施工管理からディベロッパーへ転職する際の1番のハードルは『時間の確保』ということです。
だから、
- 求人探し
- 応募書類作成
- 面接準備
は転職エージェントにやってもらうことで、施工管理でも転職活動をスムーズに行うことができます。
施工管理はディベロッパーからの需要があり、機会さえあれば転職可能なのですから、どんどんエージェントを使えばOKです。
転職エージェントを使えば施工管理からディベロッパーへの転職はずっと身近になるので、ぜひこの4ステップを実践してみてください。
施工管理からディベロッパーへの転職|まとめ
いかがでしょうか?
施工管理からディベロッパーへの転職は、想像しているほど難しいものではありません。
しかし生活を変えるチャンスもそう多くはありません。
最初のステップは転職エージェントに登録するところからです。
ディベロッパーへの転職を考えている方は、まずは1つ行動を起こしてみましょう。
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よこてん
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