施工管理の転職ノウハウ

子育てを理由に父親になる私は転職した|元施工管理の転職エピソード03

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よこてん
この記事では、父親になる私が子育てを理由に転職したときの経験をご紹介します。
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よこてん

転職当時

  • 29歳
  • 2社目(社会人7年目)
  • 建築施工管理(建設業)
  • 2回目の転職活動

子育てを理由に転職活動をしても、内定は取れます。

面接ではガッツリ「子育てを考えると今の仕事は続けられない」と言い放ちましたが、問題なく合格しました。

最終的には、同じように面接で話して3社から内定を頂きました。

つまり、父親の子育てを理由にした転職は全然出来ます。

この記事でわかること

20代中盤~30代中盤にかけて、”子育て”を理由に転職を悩む男性も多いかと思います。

これまでは、自身のキャリアを軸に考えて仕事をしてきたところ、子供が生まれ、子育てに掛かる時間も増え、家庭にも多くのリソースを割く必要が出てくるのがこの年代。

よこてん
仕事に、父親に、夫に、役割多くて悩みは尽きないですよね。

私も妻と「子供が欲しいけど今の仕事では到底子育ては出来ない。」という結論にいたり、”キャリアか家庭か”といった、さながら昭和のホームドラマのような悩みを抱えた経験があります。

しかし、この”キャリアか家庭か”という悩みは一部思い込みの部分もあります。

普通に子育てを理由に転職活動をしても、”キャリアか家庭か”でなく”キャリアも家庭も”の選択をすることは十分出来ました。
(※出産・育児で休職する女性のキャリアについては、未だに理解が薄いのが現代の問題でもあると感じています。)

そこで今回は、私の2017-18年の転職の経験を元に、子育てを理由にした父親の転職について解説していきます。

こんな方におすすめ

  • 家族と過ごす時間が欲しい
  • 父親が子育てを理由に転職は通用する?
  • 子育てを理由に転職して、キャリアはどう?

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子育てを理由にした父親の転職は成り立つ

父親の子育てを理由にした転職は成り立つ

父親が子育てを理由に転職をするのは今の転職市場で十分通用します。

理由は2つ。

  1. 私が子育てを理由に転職できている
  2. テレワーク推奨の企業が増えている

私が子育てを理由に転職できている

「正直な理由を伝えます。子育てを考えると今の仕事は続けられません。だから転職を決意しました。」

面接官の役員は表情を変えずにうなずいていたのを覚えています。

私の仕事は第二新卒で入社した中小ゼネコンでした。

技術屋としての実績と経験を積み上げて、条件の良いデベロッパーへ転職する!

そういうキャリアプランを持っていたいましたが、子育てを考えて予定より早く転職活動にチャレンジ。

まだ子供はいませんでしたが、すぐに子供は欲しかったのです。

何社もの転職エージェントに登録し、幅広く多くの求人を紹介してもらいました。

その中でも厳選の4社。

そのうち3社から内定をもらえました。

かなり結果は良かったです。

無事転職が成功して、恵まれたことにその後すぐに子供も誕生。

子育てにも積極的に参加し、家族とキャリアと充実した生活を送れることになりました。

テレワーク推奨の企業が増えている

私が転職したときは、まだテレワークや在宅ワークなど、概念自体も無いようなときでした。

ところが今は新型コロナウィルスの影響もあって、テレワークや在宅ワークを推奨する企業も増えています。

実際に在宅ワークを利用してみると、子育てにとっては最良の働き方です。

仕事も出来る。子供の保育園の送り迎えもできる。朝食や夕飯も子供と食べ、寝かしつけも出来る。

テレワークや在宅ワークが推奨されるということは、そういう働き方を認める企業が増えているということです。

とはいえ、テレワークや在宅ワークを実施できる企業はまだ限られるのは確かです。

また、制度はあっても現実には実施できない職種もあります。

しかし働き方が変わってきている今では、父親の子育てを理由にした転職は十分通用します。

父親になる私が子育てのために転職を考えた理由

父親になる私が子育てのために転職を考えた理由

私が転職を考えた理由は、”とにかく家庭の時間がない”からでした。

仕事は建築現場の施工管理。

土日休みではなく、残業も多く中々帰宅出来ない日も多かったです。

この状況では、出産の立ち会いも危ういですし、子供のオムツ替えや離乳食・ミルクも出来ないかもしれません。

少し大きくなって公園で一緒に遊ぶのも出来ないかも知れません。

このとき私は29歳(この年で30歳)、妻が29歳。

私のキャリアプランでは35歳で転職のチャレンジを計画していました。

それが、前倒しのプラン変更。

この転職は私としても大きなイベントですが、”子育て”は私もしたいし、子供に寂しい思いはさせたくない。

だから、キャリアも家庭もどっちも得られる転職を目標として、転職活動にチャレンジすることにしました

”時間”を理由に転職活動をすることは確かに不安も多かったですが、家庭のため、自分の人生のためにも必要な決断でした。

子育てのために父親が転職した結果

父親が子育てを理由に転職した結果

子育てを理由に転職した結果は、大正解でした。

正直な話で、この転職で生活が大きく変えることができました。

転職前の生活と転職後の生活をザックリ比較すると、

転職後


  • 7:00

    家族と朝食


  • 8:00

    保育園送り


  • 9:00

    始業(テレワーク)


  • 18:00

    終業・保育園迎え


  • ~21:00

    家族と夕食・お風呂・寝かしつけ

  • 23:00

    就寝

転職前


  • 5:30

    起床・出勤


  • 7:00

    始業


  • 9:00

    仕事


  • 18:00

    仕事


  • ~21:00

    仕事

  • 23:00

    終業

これくらい違います。

ちなみに年収も上がっています。

この比較は誇張ではなく、私の本当の1日です。

私も転職するまではこんな生活ができるとは思ってもいませんでしたが、もし子育ての転職に悩んでいるのなら、参考にしてみてください。

子育てを理由に転職してキャリアはどうなった?

父親が子育てを理由に転職した結果

結論から言うと、キャリアはアップしています。

私の場合は、ゼネコンの建築施工管理⇒不動産デベロッパーの品質管理職です。

年収も右肩上がりです。

ですから、「時間を優先した転職だとキャリアダウンしてしまうかも。」という不安を持っているなら、その不安は捨てた方が良いです。

なぜなら、キャリアアップできる職種の多くは、”残業時間や休日のライフワークバランスが整っている”からです。

特に各業界の大手企業はかなりのコストを掛けて、社員の就労環境の整備を行っています。

制度の策定だけでなく、実施運用の効果測定まで行っており、実態に即した改革を行っている企業が多い。

ですから、もし子育てのために転職をしたい。と考えるのであれば、その期間だけでも大企業のお世話になるのもひとつの手です。

よこてん
私は三菱という大企業にお世話になりましたよ。

どうやって父親が子育て出来る転職先を見つけたか

どうやって子育てできる転職先を見つけたか

こういった子育てができる転職先を見つけるには、転職先の企業内の情報が必ず必要になります

なぜなら求人情報で”テレワーク”や”在宅ワーク”、”子育て支援制度”などの記載があっても、実情は利用できない制度である可能性もあるからです。

そのため、私の場合はとにかく多くの情報を集めました。

私が利用したのは以下のサービス

  • 転職エージェント5社
  • 転職口コミサイト2社

企業の内情を知るためには、企業が出す情報を鵜呑みにしてはいけません。

第三者の情報量が勝負になるので、転職エージェントは特に多く登録しました。

子育てが出来ると思って転職してみたけど、全然家庭の時間を取れなかった。

そんな失敗が無いように、情報収集で出来る限りのことはしておいた方が良いです。

『人生の選択』をするための情報なので、信頼性の高いものを多く集めたいですね。

転職に悩む父親は悔いのない子育てを

転職に悩んでいる父親は悔いの無い子育てを

やってみて分かりましたが、子育てを理由に転職することは十分可能でした。

また、キャリアダウンすることもありませんでした。

ただ、実際に子育てをしながら仕事をしてみて感じるのは、「子供の成長はその瞬間だけ」ということです。

私は、”平日は帰りが遅くて子供の寝顔しか見れない”みたいな生活は送りたくなかったのです。

出来るだけ、子供のその一瞬一瞬の成長を自分の目で見て、自分の手で育てて生きたいと強く思っていました。

行動に移してはじめて気付いた、”意外と子育てのための転職は出来る”ということ。

そして”時間を優先しても、キャリアダウンはしない”ということ。

この2つを転職に悩む父親さんにお伝えしたいです。

子供と過ごせる時間は有限なので、ぜひ悔いのない子育てをしてもらいたいと思います。

あなたに合った転職サービスを診断できます。ぜひ試してみてください。

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子育てのための父親の転職|まとめ

この記事の内容を要約します。

この記事の要約

  • 父親の子育てを理由にした転職はできる
  • 時間を求めて転職した
  • 転職したら時間もキャリアも好転した
  • 転職先探しは情報収集に全力を
  • 悔いのない子育てをして欲しい

みなさんそれぞれ事情があって、カンタンに転職はできないかもしれません。

しかし、子供にとっても、妻にとっても、そして自分にとっても、父親が家庭にいる時間というのは想像以上に重要だと感じています。

人それぞれ仕事や家庭の価値観は違うので、時には仕事より家庭を優先するように見られ、業務をおろそかに考えていると言う人がいるかもしれません

しかし、それは論点が違います。

家庭の時間を大事にすることと、業務をおろそかにするのは別の問題です

もし子育てのための転職に悩んでいるなら、”自分のキャリアと人生を見つめなおし、どう生きていきたいのか”を考える機会かもしれません。

より良い選択を取れるよう応援しております。

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