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転職エージェントの選び方ってどうすればいいの?
良くないって口コミもあるし…。
利用する時に気をつけるポイントがあれば知りたいです。
こんな疑問にお答えします。
この記事でわかること
- 建設・不動産業界でキャリア14年
- 不動産ディベロッパー建築部門主任
- 3回の転職経験(元職人・元ゼネコン所長)
- 一級建築士・一級建築施工管理・宅建士ほか
詳しいプロフィールはこちら>>
30代前半で転職3回は多いように思いますが、転職をしていなければ、「未だに不満ばかりの生活をしていた」と断言できます。
さすがに3回も転職すると、転職エージェントの中身もよくわかってくるので、業界のウラ事情なんかもお伝えします。
この記事では、合計10社以上の転職エージェントを利用してきた経験から、『転職エージェントの選び方』を解説していきます。
8分程度で読めるので、ぜひ参考にして下さい。
こんな方におすすめ
- 転職エージェントの種類が多すぎて選べない
- そもそも転職エージェントって?
- 転職エージェントで失敗したくない
\ エージェントとサイトの違いは? /
-
転職エージェントと転職サイト・スカウトの一番の違いはココ!【比較】結局どれが有利?
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『総合職』には価値が無い!大リストラ時代
まずはこちらをご覧ください。
今年、大規模な人員整理を行った企業とその内容です。
報道時期 | 企業 | リストラ内容 |
---|---|---|
2020/12 | JTB | 6,500人の人員削減と年収3割カット |
2020/11 | KNK-CT(近畿日本ツーリスト) | 7000人の1/3を削減 |
2020/11 | セガサミーHD | 400人の希望退職者 |
2020/11 | avex | 100人の早期希望退職者 |
2020/10 | LIXIL | 40歳以上1200人の早期退職を募集 |
2020/10 | 三菱重工 | トヨタ系に社員出向 |
2020/10 | 日立金属 | 3200人を削減(グループの10%) |
2020/10 | 全日本空輸(ANA) | トヨタへ出向で3500人の削減 |
2020/10 | コカ・コーラ | 900人の削減(2年連続大規模リストラ) |
2020/9 | 三菱自動車 | 600人削減 |
2020/9 | 東芝 | 子会社で770人削減 |
2020/8 | 武田薬品工業 | 30歳以上を対象に希望退職を募集 |
2020/4 | 三菱UFJ銀行 | 8000人の削減(従業員の20%) |
近畿日本ツーリスト、LIXIL、日立金属、全日本空輸(ANA)、三菱UFJ銀行…
ここ1年で1000人規模で人員整理を行った大企業は、たくさんあります。
どんな大企業にいても「リストラ」の可能性はあるんです。
とは言うものの、心のどっかで
とか思ってしまってませんか?
でもこれからの日本は、間違いなく「ジョブ型」の雇用形態に移行していきます。
ジョブローテーションで社内部署をたらい回しされる『総合職』というキャリアに価値がなくなり、専門性のない人材はリストラの対象になります。
そういう厳しい大リストラ時代が到来します。
なので、そんな厳しい時代を生き抜くためには、自分のキャリアは会社任せにしないで、自分で責任を持って作らないと生き残れません。
- そのキャリアを作る手段が「転職」
- 転職を失敗しないように利用すべきなのが、「転職エージェント」
転職エージェントを選ぶための失敗しないための7つのポイントを紹介しますのでご参考にしてください。
- 大手求人サイトで全国トップクラスに輝いたアドバイザーが在籍
- 年収1000万円以上になった方も
- 年収350万円以上の大幅UP事例もあり
- 業界特化で「分かっている」提案。企業知識が段違い
- 休日や夜間でも専属アドバイザーが対応
失敗しない転職エージェントの選び方
転職エージェントの選び方は次の7つです。
失敗しない7つのポイント
- 転職エージェントを利用するメリットとデメリットを理解する
- 転職エージェントは長距離タイプを選ぶ
- 転職エージェントの得意分野で選ぶ
- 横流し型アドバイザーに当たったら、絶対にチェンジ!
- 日系大手を紹介するアドバイザーは見込みあり!
- キャリアダウン転職を薦める転職エージェントは使わない
- 年齢で転職を急かすアドバイザーはチェンジ!
以下、順番に解説していきます。
ポイント①転職エージェントのメリットとデメリットを理解する
ここでのポイントは以下です。
ポイント
- メリット:転職のアドバイスや対応をしてくれる
- デメリット:自分のペースで転職活動がしにくい
- デメリット:エージェントによって希望しない求人紹介をされる場合がある
メリット:転職のアドバイスや対応をしてくれる
転職エージェントを利用すると様々なアドバイス・対応をしてくれます。
転職エージェントのメリット
- 企業の内情を共有してくれる
- 非公開求人を紹介してもらえる
- 企業の人事に推薦してもらえる
- 企業との日程調整を代行してくれる
- 履歴書や職務経歴書、面接のアドバイスをしてくれる
ただ、エージェントによって、どこまで丁寧に対応してくれるかは変わるので注意です。
転職エージェントを利用することで自分の時間をあまり使わずに効率的に転職活動をすることができます。
デメリット:自分のペースで転職活動がしにくい
メリットで説明した通り、転職エージェントを利用すると、面倒な面談の設定や企業とのやりとりなども代行してくれます。
メリットがある反面、想像よりも早く面接が進んでしまい内定承諾を迫られてしまうこともあります。
デメリット:希望しない求人紹介をされる場合がある
転職エージェントの中には、自分の希望とは違う求人を紹介してくるエージェントも中にはいます。
この場合、キャリアアドバイザーがおすすめしたい求人をとりあえずで送ってきている可能性があります。
つまり、転職エージェントは使った方が良いが、親身に対応してくれるエージェント選びがとても大事なんです!
\ 転職サービスの使い分け方知ってる? /
-
転職エージェントと転職サイト・スカウトの一番の違いはココ!【比較】結局どれが有利?
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ポイント②転職エージェントは長距離タイプを選ぶ
転職エージェントを大きくタイプ分けすると以下のようになります。
転職エージェントの2つのタイプ
- 短距離タイプ:すぐ転職させる
- 長距離タイプ:しっかり信頼を築く
短距離タイプというのは、転職希望者を獲得したら、どんどん転職させていくタイプの転職エージェントです。
こういった転職エージェントを利用すると、慣れている人でないと転職で失敗するケースも多くなります。
一方、長距離タイプというのは、転職希望者の信頼を重要視してサポートするタイプの転職エージェントです。
さらにこのタイプの転職エージェントは以下の事を理解しているので、信頼を失うような転職は薦めません。
- 優秀な人材は数少ない
- リピーターになってくれる転職者も多い
- 転職した人の口コミで、周りの人材が利用することも多い
信頼を獲得できれば、同じ人に何回も利用してもらえるし、口コミで「同僚」の利用者も増えます。
これを繰り返せば、質の良い転職希望者のリストを用意出来ますし、それによって企業の要望にもすぐに応えることができます。
結果、WIN-WIN-WINの関係が作れるというわけです。
(転職希望者も嬉しい、企業も嬉しい、転職エージェントも嬉しい)
ちなみに、この長距離タイプの代表となる転職エージェントは以下3社です。
長距離タイプの代表3社
- JACリクルートメント
(年収500万円以上の人専用) - マイナビエージェント※広告を含みます(20代からの信頼No.1)
- doda
(言わずと知れた大手)
上記3社の転職エージェントは信頼をコツコツ積み上げる方針でサポートしてくれます。
ポイント②
- 転職エージェントは長距離タイプを選ぶ
ポイント③転職エージェントの得意分野が自分と合っているかで選ぶ
転職エージェントのタイプは短距離と長距離の2つに分けられましたが、今ではさらに細分化が進んでいます。
転職希望者の年齢・業界・職種などによって、転職エージェントにも得意分野が分かれているんです。
- 外資に強い
- IT業界に強い
- スタッフ職に強い
- ベンチャーに強い
- ミドル層に強い
- 第二新卒に強い…etc
といった感じ。
やはり選びたいのは、
- 長距離タイプ
- 自分と関連した分野が得意
の組み合わせの転職エージェントです。
ちなみに先ほど紹介した長距離タイプ代表3社の転職エージェントの得意分野はこちら
長距離タイプ代表の得意分野
- JACリクルートメント
×『ミドル層(年収500万円以上)の方が専門』 - マイナビエージェント※広告を含みます
×『ホワイト企業希望者、基礎からのサポートが欲しい方向け』 - doda
×『IT業界や未経験業界へ転職したい方向け』
それぞれ重なる部分はありますが、強みを持つポジションが違います。
まずは合いそうなエージェントから話をしてみて、イマイチ合わないと思ったら別のエージェントに変えて全然OKです。
その理由は、以下の3つ。
- 完全な長距離タイプで信頼できる
- サポート力がズバ抜けて高い
- 年収160万円UPにつなげてくれた
結果が出ているので、本当におすすめできる転職エージェントです。
【評判と体験談】JACリクルートメントの転職で注意する点!おすすめする人しない人 続きを見る
ポイント③
- 転職エージェントの得意分野と自分が合っているかで選ぶ
ポイント④:横流し型アドバイザーに当たったら、絶対にチェンジ!
実は転職エージェントのキャリアアドバイザー個人によっても、タイプが違います。
キャリアアドバイザーのタイプ
- アドバイザー型
(丁寧に助言してくれる) - カウンセラー型
(悩みをよく聞いて、希望を引き出してくれる) - メンター・コーチ型
(手厚いサポートで、併走してくれる) - コンサルタント型
(悩み解決の解答をズバリ提示してくれる)
【アドバイザー型】:「色々調べたい!自分で判断するための情報が欲しい!」という人と相性がいいです。
【カウンセラー型】:「ちょっとまだ色々悩んでて…」という人と相性がいいです。
【メンター・コーチ型】:「はじめての転職で、どう進めていいか分からない…」という人と相性がいいです。
コンサル型:「候補企業はいくつかあるけど、転職成功には何が必要なの?!」という人と相性がいいです。
ただ、ここで注意しないといけないのは、5つ目のタイプのキャリアアドバイザーがいることです。
それは、右から左に転職希望者を流すだけの横流し型のキャリアアドバイザーです。
とりあえず条件に合いそうな求人メールを大量にぶん投げてくるだけ。
それも希望してない職種も多量に混じっていたりします。
「なんだか、思うようなサポートじゃないなぁ」と感じてしまっている場合は、
- エージェントのタイプが合っていない
- 横流し型のキャリアアドバイザーに当たってしまっている
可能性があります。
そんなときはすぐに、担当者の変更を依頼しましょう。
ポイント④
- 横流し型のキャリアアドバイザーに当たったら、絶対にチェンジ!
ポイント⑤日系大手を紹介するアドバイザーは見込みあり!
転職エージェントは日系大手の企業を紹介してくることは比較的レアです。
それは単純に日系大手の求人数が少ないのと、難易度が高いためです。
日系企業の採用は「新卒で一括採用」がほとんどですよね。
- 新卒で採用して
- 自社で育てる
という人事方針のため、日系企業は中途採用の求人がレアです。
ちなみに転職市場のマーケット感覚はこんな感じです。
外資系企業は、もともと新卒で人を育てる文化なんてないですし、転職者も多いため比較的求人は多めです。
ベンチャー・スタートアップ企業は、成長のため増員したいため、求人も比較的あります。
企業が中途採用をしたい時は「成長している時」×「人が必要な時」です。
日系大手企業の多くは、「すでに成熟している」×「人が辞めない」ため、外資系やベンチャーに比べて求人が少なくなりがちです。
ここに高い壁があり、中途で日系大手を狙うのは、なかなか難易度が高いのが現実です。
こういう「マーケット感覚」を知っておけば、担当キャリアアドバイザーが日系大手を薦めてきた時は、ラクをしようとしていない事を判断できます。
ポイント⑤
- 日系大手を紹介してきたアドバイザーは見込みあり!
ポイント⑥キャリアダウン転職を薦める転職エージェントは使わない
実は転職エージェントは転職を4つのパターンに分類しています。
転職の4つのパターン
- キャリアアップのパターン
- キャリア維持のパターン
- キャリア回復のパターン
- キャリアダウンのパターン
※キャリア回復の転職は、就職に失敗してしまった後に、「前職」レベルにキャリアを戻すための転職です。いわゆる第二新卒向けの転職だったりします。
例えば、年収400万円の人を、年収300万円の会社に転職させるのは比較的ラクです。
- 企業は「良い人材を安く雇える」
- 転職エージェントは「ラクに報酬を稼げる」
- 転職者は「下がった年収で転職する」
このキャリアダウンの転職のワナは、転職者が損していることに気付けないことです。
そう。転職希望者は転職すると、「転職できた」という意識から「成功した」という気持ちになってしまって、WINの気分になってしまいます。
でもキャリアダウンだったらWINではないですよね。
このキャリアダウン転職を提案する時の謳い文句はこうです。
- 「3年後は今の会社より年収は上がるのでキャリアアップですよ!」
- 「この会社には将来性があるので今後は給料も上がります!」
- 「幹部候補としての募集です!」
こんなセリフでキャリアダウンという事実を隠してきます。
※上記のような将来を求めて転職する場合は、これが失敗とも限らないです。
一方で、一番難しいのは当然「キャリアアップの転職」です。
時間をかけてサポートしても採用されない可能性が高く、提案力がない転職エージェントは嫌がります。
しかし優秀な転職エージェントは、「キャリアアップの転職」を一緒に考えてくれます。
詳しくは次の章で解説してます。
とにかく、キャリアダウンを進めてくる転職エージェントは疑ってください。
ポイント⑥
- キャリアダウン転職を薦める転職エージェントは使わない
ポイント⑦年齢で転職を急かすキャリアアドバイザーはチェンジ!
年齢が高くなれば高くなるほど、転職難易度は上がります。
転職難易度イメージ
- 20代:EASY
- 30代:NORMAL
- 40代:HARD
しかし、厚生労働省の資料によると、35歳~44歳の転職者数は
- 2000年:67万人
- 2016年:106万人
と1.6倍に増加しています。
そのため、昔ほど年齢を気にしなくて良くなっています。(青線)
年齢を理由にあんまり急かす転職エージェントなら、変えても良いかもしれません。
とは言え、グラフを見ると34歳以下と35歳以上では倍近い差があるので、若い方が転職に有利なのは事実です。
焦る必要は無いですが、年齢を重ねると転職の難易度は上がっていくことは知っておきましょう。
ポイント⑦
- 年齢で転職を急かしてくるキャリアアドバイザーはチェンジ!
あなたに合った転職サービスを診断できます。ぜひ試してみてください。
\ たった5秒でわかる! /
転職エージェントの選び方:まとめ
ではこの記事のポイントをまとめします。
この記事のポイント
- 自分のキャリアは自分で作る時代
- その手段が「転職」でそのサポート役が「転職エージェント」
- 転職エージェントは長距離タイプを選ぶ
- 転職エージェントの得意分野で選ぶ
- 横流し型アドバイザーはチェンジ!
- 日系大手企業を紹介するアドバイザーは見込みあり
- キャリアダウンを提案する転職エージェントは使わない
- 年齢で転職を急かすアドバイザーはチェンジ!
信頼関係を重要視してくれる、自分にあった転職エージェントを見極めましょう。
転職エージェントではなく自分で転職活動を進める。というのも選択の一つです。
とはいえ、転職サイトやスカウトサイトから自力で転職活動をする場合の難易度は、かなり高いです。
自力の転職活動のデメリット
- 書類選考が通りにくい
- 非公開求人に応募できない
- 業界事情・企業情報を知れない
- 面接のフィードバックがもらえない
- 職務経歴書の添削をしてもらえない
- 企業と自力で条件交渉しないといけない
これを自力でクリアするのは難しいです。
ただし自分でキャリアを作っていく時代に生きている以上は、
- いつでも転職できる
- 転職エージェントを上手く活用できる
この2つは社会人として必須スキルになります。
そこで個人的には、長距離タイプの転職エージェント、それも社歴の長い転職エージェント会社を使うべきでしょう。
私の一番のおすすめ転職エージェントは、JACリクルートメントです。
JACリクルートメントのポイント
- 社歴45年の長い歴史がある・ブランド力ある
- 転職業界でTOP3に入る、名門エージェント会社(一部上場)
- 他のエージェントを圧倒する条件交渉力
- 企業担当付きでサポート力がズバ抜けて高い
Web面談可能です。
JACリクルートメントは利用者の94.5%が「知人・友人に紹介したい」と回答されるほど評価の高い転職エージェントです。
「学歴がないと相手にされない」などの評判も有りますが、私は日東駒専の大学卒業ですし、キャリアの初めは建設作業員です。
そんな私でもしっかりサポートしてもらえ、転職を成功へ導いてくれたので、特に気にせず使っていい転職エージェントですね!
電気系建設転職ならココ!
建職バンクのポイント
- 電気系資格保有者におすすめ
- 建設系に特化した好条件求人が豊富
- 業界トップの関東電気系求人数6000件以上
関東電気系求人数が業界最多。
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