目次
もう転職を考え始めています。
今のタイミングで転職すべきか悩んでいるけど、誰に相談したらいいですか?
こんな疑問にお答えします。
この記事を読めば、
- 誰に転職の相談をするべきか?
- NGの相談相手は?
- 相談前に整理しておきたいこと
がわかり、転職のモヤモヤが解消できるようになります。
- 転職3回(元職人・元ゼネコン所長)
- 建設・不動産業界でキャリア14年目
- 不動産ディベロッパー建築部門主任
- 一級建築士・一級建築施工管理・宅建士ほか
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転職は考えていても、「本当に転職していいのか悩んでいる」「誰に相談していいのかわからない」といった不安を抱えている人は多くいます。
それは、相談する相手によって返ってくる答えが180度違うこともあるからです。
そこでこの記事では、転職の相談は誰にするべきか、筆者の3回の転職経験も踏まえて解説します。
転職は、1人で悩んでいても簡単に答えが出るものではありません。
はじめて転職を考えている人には特に有益な内容になっていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
こんな方におすすめ
- 転職を考えている
- どうやって転職を進めていいのかわからない
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転職の相談は誰にしたらいいのか?8つの相談相手を紹介
はじめて転職をする人も、複数回転職を経験している人も、実は転職の相談相手で悩んでいるのは同じです。
相談相手によっては良い面も悪い面もありますので、まとめてご紹介します。
相談相手①同僚や上司
仕事の悩みを共有できる同僚や上司は、一番の"理解者"になるかもしれません。
しかし、同僚や上司への転職相談はおすすめしません。
なぜなら、同僚や上司はあなたの転職に関して少なからず"利害関係"を持つからです。
あなたの転職によって、同僚・上司の業務に影響がでるため、自分に影響の少ない回答を選んでしまうこともあります。
また、社内に「あなたが転職の検討をしている」という情報が流れてしまった場合、転職活動が難しくなるとこもあるでしょう。
転職の意思が固まるまでは、同僚や上司への相談は控えたほうが良いでしょう。
相談相手②友人
仕事のことはよく知らなくても、プライベートを良く知る友人はどうでしょうか?
あなたの悩みや不安に寄り添って相談に乗ってくれるはずです。
しかし、あなたの仕事やキャリアを良く知らない友人の場合はあまりおすすめしません。
なぜなら、悩みや不安に共感はできても、転職マーケットや業界に詳しくないため、意見が主観的なものになってしまうからです。
転職という選択には、客観的で転職後のキャリアも見据えた意見が必要になるので、友人への相談は共感を求めるまでに留めておくことをおすすめします。
相談相手③家族
家庭をお持ちの方は、家族には相談はしておいた方が良いでしょう。
なぜなら、転職によって生活が大きく変わることもあるからです。
生活が変わることをリスクと捉える人も少なくないため、反対されることもあるはずです。
しかし、その意見がすべてではありませんから、客観的な意見も合わせて誰かにもらうようにしましょう。
相談相手④転職経験者
実際に、あなたの職種から転職を経験している人(転職経験者)に相談するのはおすすめです。
なぜなら、あなたの進もうとしている道をすでに経験している人の意見を聞けるからです。
同じ職種の経験者であれば仕事の悩みも理解が深く、"利害関係"もありませんので、客観的な意見をもらえます。
現在は転職経験者から意見をもらう仕組みも豊富にあり、TwitterやCareena(無料のオンラインOB訪問サービス)、オンラインコミュニティなどを活用して、相談をすることができます。
相談相手⑤おしごとアドバイザー(厚生省)
実は、厚生省にも無料の転職相談窓口があります。
この、おしごとアドバイザーは、無料の相談相手としては特におすすめです。
なぜなら、厚生省が提供する公的なサービスかつ、無料、キャリアコンサルタントなどの有資格者によるアドバイスなど、"利害関係"のない第三者から専門的な意見をもらえるからです。求人の紹介もありません。
電話相談は「平日17時~21時」「土日・祝10時~21時」と時間も融通が利きます。
家族や転職経験者に相談はしてみたけれど、専門家の意見も聞きたい。という場合におすすめです。
相談相手⑥ハローワーク
ハローワークも転職の相談相手としては良いでしょう。
なぜなら、公的な窓口で、転職相談から求人の紹介、職業訓練の申し込みまで無料で転職活動をトータルサポートしてくれるからです。
ただし、ハローワークの求人には大企業・ハイキャリアの求人は少ない傾向があります。
そのため、実際に求人を探す場合は、転職エージェントなどの民間サービスを利用するなど、サービスの使い分けが必要です。
相談相手⑦転職エージェント
ハローワークと民間サービスの使い分けが面倒な場合は、転職エージェントへ相談した方が手間が省けてよいでしょう。
なぜなら、転職エージェントは無料で「転職マーケット」「企業の情報」「あなたの市場価値」について、プロ目線での意見をもらえる上に、好条件の求人紹介までをトータルで提供してもらえるからです。
しかし相談のタイミングは、転職の気持ちが固まってきた段階ですることをおすすめします。
それは、転職エージェントと転職希望者は"利害関係"があるからです。
具体的には、転職エージェントは転職希望者と企業をマッチング(転職)させることで報酬を企業から受け取る仕組みになっているため、「転職すべきか?」という相談については、比較的転職する方向の意見が出やすいと言えます。
転職希望者は完全無料でサービスを利用できるのがメリットですが、エージェントの意見に流されないよう注意が必要です。
相談相手⑧キャリアコーチ
「転職すべきか?」「自分にはどんな仕事が合っているのか?」などの相談は、転職エージェントよりもキャリアコーチングサービスに相談するのがおすすめです。
なぜなら、キャリアコーチングは転職を前提とせず、"利害関係"なしにあなたのキャリアをプロ(キャリアコンサルタント)が客観的に判断してくれるからです。
ただし、キャリアコーチングサービスは有料のものがほとんど。
お試しで無料のキャリアコーチングを受けることができるので、必ず無料で試してみてからサービスに申し込むか判断しましょう。
- 大手求人サイトで全国トップクラスに輝いたアドバイザーが在籍
- 年収1000万円以上になった方も
- 年収350万円以上の大幅UP事例もあり
- 業界特化で「分かっている」提案。企業知識が段違い
- 休日や夜間でも専属アドバイザーが対応
相談準備の3つの手順
転職の相談をする際は、モヤモヤしたままの状態でも基本的には問題ないです。
しかし、できるだけ自分の中のモヤモヤは整理して、しっかり相談できるよう準備をしておければ尚良いでしょう。
特に以下の3項目についてはできるだけ整理しておきましょう。
手順①悩み・不満を言語化する
転職を検討していると言うことは、現在の仕事に何かしらの悩みや不満があるはずです。
その悩みや不満を言語化して他人に伝えられるようにしましょう。
ただ、不満が多い場合は特に注意が必要です。
なぜなら、不満はあれもコレもリストアップできますが、それが転職しないといけないほどに我慢ならないものなのかどうか?を仕分けできていないことも多いからです。
悩み・不満を言語化してリストアップできたら、それがどうしても許せないものなのか?そうでもないものなのか?を仕分けしておきましょう。
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手順②転職の希望度を明確にする
悩み・不満がリストアップされ、どうしても許せないものの仕分けができたら、転職の希望度を○点/10点で点数をつけておきましょう。
よく考えてみたら「そこまで転職の希望度は高くなかった」という場合があります。
逆に「やはりどうしても転職したくなった」という場合もあります。
転職の希望度を点数化することで、どの相談相手に相談するかが明確になります。
手順③転職先に求める優先度を決めておく
自分の中で転職して実現したいことの優先度を決めておきましょう。
なぜなら、転職してもすべてが希望通りに叶うことはほぼなく、何かを諦めなければいけないことがほとんどだからです。
そのため、悩みや不満のリストを見返し、給与なのか?休暇なのか?仕事内容なのか?転職でどうしても実現しないといけないもの。実現しなくても諦められるもの。
その優先順位を決めておきましょう。
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転職の相談は誰にしたらいい?|まとめ
この記事の内容を要約します。
この記事の要約
- 相談相手に同僚や上司は注意
- 友人は共感に留める
- 家族には相談
- 転職経験者はおすすめ
- おしごとアドバイザー(厚生省)もおすすめ
- ハローワークは相談まで
- 転職エージェントは相談から求人紹介までトータルでおすすめ
- キャリアコーチは有料なので無料お試しを活用してから
- 相談前に3つは整理しておく
自分の状況に合った相談相手を選べると、転職活動もスムーズです。
相談相手としておすすめなのは、転職経験者とおしごとアドバイザーの両方から意見をもらうことですね。
有料職業紹介(許可番号:13-ユ-316606)の厚生労働大臣許可を受けている株式会社ゼネラルリンクキャリアが運営しています。
よこてん
ライター