元施工管理の転職ノウハウ

2021年に消える!施工管理の派遣の3つのメリット【使い捨てにされないために】

派遣施工管理のデメリット
施工管理の派遣はメリット多いって聞くけど本当?

施工管理としてはホワイトで良いと思うんだけど・・・

「残業なし」「仕事選べる」「給料高い」の三拍子で選ばない理由がないわ!

メリットだらけじゃない?

こんな疑問にお答えします。

 

この記事でわかること

 

よこりょーアイコン

この記事のライター

よこりょー

  • 元職人・元ゼネコン所長
  • 建設・不動産業界で約11年の経歴

施工管理の派遣ってメリットが多く感じますよね

 

これ、今後すぐに消えます。

 

なんでっ?!
ウソくさっ!
よこりょー
冷静に考えればわかるので、しっかり解説します。あと、私は業界の中の人ですのでガセではないです

 

「派遣はメリットが多い施工管理」と考えているなら是非この記事を最後まで読んでみてください。

 

この記事では、施工管理の派遣のメリットが消滅する理由ついて、”現実的”な視点で解説していきます。

 

この記事を最後まで読んでも「派遣をやりたい」と思えたら、派遣の道に進んでOKです。

 

ただ、この記事を読んで「微妙だな」と思ったら

 

よこりょー
どうするか、記事を読みながら一緒に決めていきましょう。

 

5分程度で解決できます。ではよろしくお願いします。

 

こんな方におすすめ

  • 施工管理の派遣で働くか悩んでいる方
  • ホワイトな施工管理で働きたい方
  • 長時間働かなくてもしっかり収入を得たい方

 

Sponsored Link

2021年に消える!施工管理の派遣の3つのメリット!

2021年に消える!施工管理の派遣の3つのメリット

2021年に消える施工管理の派遣のメリットは以下の3つです。

 

消える施工管理派遣のメリット

  1. 仕事を選べる
  2. 残業なし
  3. 高い給料

 

え、これなくなったら派遣の意味よ。。。
ちびりょー
よこりょー
そう。だからオワコンなんです。

 

ひとつずつ見てみましょう。

 

消えるメリット①仕事を選べる

施工管理の派遣は、希望の現場を選ぶことは出来なくなります。

 

その理由は3つ。

現場を選べなくなる理由

  1. 建設業界の景気低迷
  2. 施工現場数の減少
  3. 施工管理職の人余り

 

正直、建設業界の景気はすでに後退しています

 

是非、【新型コロナウィルス】建設業界ではボーナスカット?!リーマン並の不景気もを参考に読んでみてください。

 

大手ゼネコンの今期売上は軒並み減少。来期(21年3月期)の見込みも大幅減少しています。

 

オリンピック特需を含めた建設市況のバブルはコロナも相まって、突如終焉を迎えたんです。

 

そこで今後予想されるのは何か?

 

建設現場数の減少です

 

私はデベロッパーの建築部門にいますが、大幅に建設の発注数も減っています。

 

これは、コロナ・土地価格高騰・建物の飽和という複数の要因が関係しています。

 

現場の数が減れば、派遣の施工管理が選べる現場の数も当然減りますね

 

また、今まで建設業界は好景気で仕事が溢れていたため、ゼネコンは派遣の施工管理を積極的に雇っていました。

 

それに乗じて派遣業者もこぞって派遣の施工管理職の募集を増やしました。

 

その結果、市場には多くの派遣の施工管理職が生まれることになりました

 

その状況で、建設現場が減るとどうなるでしょうか?

 

派遣の施工管理職の人余りです

 

そうです。

 

”施工管理職は人手不足”と言われてきましたが、今度は"人手余り”の状況になるのです

 

つまり、派遣の施工管理は仕事を選べるどころか、仕事に就けない可能性すら出てきます

 

いやいや、話が極端なんじゃない?
ちびりょー
よこりょー
そう思うかもしれませんね。しかし現実です。私は職場で毎日業界の状況を見てますから。

 

ゼネコン本体の社員配置を悩む時代に、派遣の入る余地などないです。

 

消えるメリット②残業なし

そもそも残業のない現場などありません

 

それ言ったら元も子もない。。。

 

今までは派遣の給料も高かったので、現場は派遣の人には残業をして欲しくないと考えてました

 

よこりょー
残業の単価が高いですから。

 

だから早めに帰らせたり、休日の出勤がなかったりと、比較的ワークライフバランスはゼネコン本体よりは整えやすかったかもしれません。

 

それも今年までです

 

今後の現場で考えられるのは、単価の安くなった派遣の施工管理に現場を任せ、単価の高いゼネコン本体社員は計画業務などの上流工程を行う分業制です。

 

よこりょー
リモートや建設ITなども含めた、業務効率化が急速に進んでいます。

 

人余りの派遣施工管理は”労働者”として現場の業務に当たることになります。

 

すると、「現場を定時で上がります。」というわけには当然行かなくなります。

 

つまり、残業なしはあり得ない。と言う事です。

 

でも、派遣会社の求人だと過度な残業はさせないってあったし。。。
よこりょー
それを信じるのは、お人好しすぎですよ。

 

派遣会社もゼネコンが顧客なのに、あなたを守るためにゼネコンと戦ってくれると思いますか?

 

ゼネコンにそっぽを向かれたら、派遣会社は売上が立ちません。

 

建前上は、

「派遣の人材に無理はさせません!」

と謳っていますが、

 

裏ではゼネコンに嫌われないよう立ち回って、派遣の発注をもらうのが派遣営業の仕事です

 

つまり、結局はゼネコンの現場の状況に合わせて派遣の施工管理も働くしかないんです。

 

長時間労働なしなんてないんです。

 

消えるメリット③高い給料

給料は間違いなく下がります

 

理由は、ゼネコンの売上が落ちるからです。

 

消えるメリット①でも話ましたが、建設業の景気はすでに後退しています。

 

ゼネコンの仕事が減って売上も落ち始めているんです。

 

仕事も減って利益も減れば、経費削減が必須となりますよね。

 

そこで真っ先に切られるのが、派遣の施工管理であり、給料が下がるのは派遣の施工管理です。

 

よこりょー
自社の社員を抱えるだけでも手一杯なのに、派遣の分の給料なんてお荷物の何者でもないです。

 

 

今まで派遣の施工管理の給料が高かったのは、建設業界の景気が良く、売上が右肩上がりだったからです。

 

いわゆる”バブル”。

 

今までの給料が普通と思ってたら、今後はなかなか厳しいと思います。

 

施工管理派遣のデメリット

派遣施工管理のデメリット

施工管理の派遣のメリットが消えたら残るのはデメリットです。

 

施工管理派遣のデメリット

  1. 技術力向上は見込めない
  2. 雇用は安定しない
  3. 建設業界・派遣業界に使い捨てにされる

 

地獄のような内容だけど、これも極端じゃない??
ちびりょー
よこりょー
そう思うかもしれませんが、、、事実です。

 

ひとつずつ説明します。

 

派遣施工管理のデメリット①技術力向上は見込めない

施工管理の派遣で技術力が成長するような仕事はさせてもらえません。

 

理由は、派遣を雇う目的は、「業務をこなしてもらうこと」だからです。

 

ゼネコンは人手不足を解消するために、派遣の施工管理を雇います。

 

そのため、派遣施工管理に割り振った業務は、責任を持って一人で完了して欲しいのが本音です

 

よこりょー
ただでさえ忙しいのに、質問なんてされようものなら面倒すぎです。
業務の進め方を質問したら「何のために現場に入ってんだよ!」って言われたことあります。
よこりょー
それはまさにこの例ですね。

 

つまり、手間の掛かる難しい仕事はやらせない方がゼネコン社員はラクなんです

 

となると、派遣施工管理が出来る仕事は「現場整備」や「安全管理」「事務系業務」「検査業務」ということになります。

 

正直これでは技術力向上は見込めません

 

よこりょー
市場価値向上に大事なのは計画業務の上流の仕事です。

 

派遣施工管理でキャリアアップになると煽っているメディアは現実を隠していますね。

 

派遣施工管理のデメリット②雇用が安定しない

先にも話しましたが、派遣施工管理の雇用は今後安定しません

 

理由は、「現場減少」と「人余り」です

 

本に例えますけど、直木賞とか芥川賞とか、賞を取ったベストセラーの本ってめちゃくちゃ売れますよね。

 

1年経つとどうですか?

 

ブックオフに山積みになってません??

 

派遣の施工管理はこの状態になります。

 

今までどんどん売れていた派遣施工管理は、今後中古市場で売れ残ります

 

山積みにされた市場では、状態の良い本(スキルのある施工管理)しか売れません。

 

状態の悪い本(スキルがない施工管理)は売れないし、買われてもすぐ売られます。(雇用を切られます)

 

つまり、派遣の施工管理の雇用は安定しなくなります。

 

派遣施工管理のデメリット③建設業界・派遣業界に使い捨てにされる

何も知らずに派遣の施工管理になることは「使い捨てのコマ」になることだと理解しておいていいです

 

なぜこんなに施工管理の派遣の求人が大量にあるかわかりますか?

 

建設業界と派遣業界が儲かるからです

 

ゼネコンは一時的な人手不足を補うために、すぐに契約を切りやすい派遣の施工管理を求めてました。

 

そこに目をつけた派遣企業が、いっせいに派遣施工管理を募集。

 

どんどんゼネコンに派遣施工管理を送り込み、儲けを手にします。

 

ゼネコンは人手不足なので、人が入るのは嬉しい

 

さらに不要になれば契約を切ればいい

 

なんて都合の良い商品なんだろうか

 

派遣企業は、施工管理の仕事がなくなれば「幅広いキャリア形成になる」的なうたい文句で、他の職種を斡旋します。

 

そこでも十分儲けは取れますから。

 

派遣企業からすると、嫌なら派遣施工管理は辞めてもらって構いません。

 

だって派遣する施工管理の仕事は減ってますからね。

 

だから結局、利益を得るのは派遣企業とゼネコンだけで、派遣される施工管理は”一人負け”ということです

 

よこりょー
使い捨てにしても、彼らは全然痛まないんですね。

 

こういった業界の闇については、【騙されるな!】施工管理の派遣は絶対にNGな5つの理由|業界の闇でも触れていますので、ご参考に。

 

施工管理の派遣以外の仕事
【騙されるな!】施工管理の派遣は絶対にNGな5つの理由|業界の闇

続きを見る

 

派遣施工管理とゼネコン施工管理の比較表

派遣の施工管理のゼネコンの施工管理を比較してみました。

 

派遣施工管理・ゼネコン施工管理比較

 

よこりょー
ザックリこんなイメージですね。

 

ゼネコン社員が良いってワケでもないですけど、派遣と比較するとこういうことになります。

 

唯一残る施工管理派遣のメリット

唯一のこる派遣施工管理のメリット

ここまで、とにかく派遣の施工管理をコケ下ろしてきましたが、唯一残るメリットもあります。

 

それは、派遣先のゼネコンに転職するチャンスを得られることです。

 

決して派遣で現場に入っていたから転職できるわけではないですが、派遣で現場に入ることでゼネコンと派遣施工管理双方にメリットがあります。

 

ゼネコンと派遣施工管理のメリット

  • 派遣施工管理:派遣先ゼネコンの環境や内情を知れる
  • ゼネコン:派遣施工管理が社員として採用できるか判断できる

 

これは双方にとって大きなメリットになります。

 

派遣施工管理は、ゼネコンに転職する前に現場に入れるので「こんなはずじゃなかった」を回避することができますし、

 

ゼネコンは、現場での試用期間(雇用している期間)を経て採用することができるので、非常に低リスクで人材採用ができます

 

このゼネコンへの転職の双方のリスクヘッジは、今後も残る派遣施工管理の唯一のメリットです。

 

つまり、気に入るゼネコンを探して転職するチャンスを掴みたい人は、派遣施工管理の選択肢はあるかもしれません

 

よこりょー
ただし、あんまり長く派遣にいるのもよくないので、長くても2年程度、2現場~4現場くらいでしょう。

 

超絶適当な”派遣施工管理のメリット”

超絶適当な”派遣施工管理のメリット"

余談ですけど、「施工管理 派遣 メリット」で検索してヒットした記事の「派遣施工管理のメリット」を鵜呑みにしちゃダメですよ。

 

あれ、超絶適当です。笑いが出るくらい。

 

例をいくつか上げてみます。

 

超絶適当な派遣施工管理のメリット

  • 人脈が広がる
  • 自分の仕事に没頭できる
  • 会社のしがらみから解放される
  • 未経験者は研修で施工管理が出来る
  • 自分の知らなかった強みを発見できる

 

言葉を選ばなければ、「意味不明」です。

 

  • そもそも、人脈なんて普通に仕事してれば広がります。派遣じゃなくてもゼネコン社員でも広がります。

 

  • 派遣の施工管理だけが自分の仕事に没頭できるなんてのは、幻想です

着工から竣工まで一人で現場を面倒見れて、ゼネコンに信頼されている人でない限り没頭など出来ませんし、そんな現場は極めて少ないです。

 

  • 会社のしがらみなんて関係しているのはどれほどいるのでしょうか?

ぶっちゃけ大事なのは職場の人間関係で、ゼネコンも派遣も現場の人間関係の構築はほぼ同じ環境です。

 

  • 未経験者が研修で施工管理できるほど施工管理の仕事は甘くないです

それに派遣企業の研修がゼネコンの業務に対応できるはずもありません。

 

  • ”自分の知らなかった強み”なんてものは、いったい何現場やれば見つかるのでしょうか?

正直見つかったときには賞味期限切れです。

 

なんて、こんな感じに本当に読めば読むほど、適当すぎて笑えます。

 

彼らがなぜこんなに派遣施工管理のメリットを強調するかと言うと、使い捨てのコマを増やしたいからです

 

色々な言葉でお化粧しても、派遣の本質とはそういうこと。

 

なので私は、派遣施工管理は転職ステップに利用する以外は断固おすすめしません。

 

施工管理の派遣のメリットは消える|まとめ

ではこの記事のポイントをまとめします。

施工管理派遣の消えるメリット

仕事は選べない

”残業なし”は無い

給料は下がる

技術力向上にはならない

雇用は不安定

使い倒されるだけ

 

施工管理の派遣の見方は変わりましたか?

 

ここまで読んで「派遣はやめておこう」と思ってくれていたら嬉しいです。

 

派遣に行くくらいなら、ゼネコンやデベに挑戦してみてください

 

施工管理の志望動機の書き方などは、施工管理の志望動機の書き方|テンプレと例文で面接もOK【新卒・転職】でも紹介しています。

 

ホワイトな施工管理を探している方は施工管理でもホワイトな企業はこの業種!建設業界11年目社員が公開でおすすめの施工管理職を参考に考えてみてください。

 

そもそも転職エージェントって?と言う方はこちら。

参考転職エージェントの選び方|彼らはウラで何を考えているのか?失敗しない8つのポイント

選び方を間違えると大きな失敗につながるので、知識として知っておきましょう。

 

ちなみにですが、私が利用して成果が出た転職エージェントを紹介すると、こちらの3社。

※私はキャリアの中で3回の転職をしています。

 

よこりょー
とにかく、派遣施工管理にメリットなど無いです。

 

では、今回はこの辺で。

 

  • この記事を書いた人

よこりょー

ビルキャリは"ゆとり"を叶える「お金」や「働き方」の経験談を発信しています。転職3回で年収は4倍に(240万⇒960万)【経歴】大卒で大工 ▶︎ 挫折し1年放浪 ▶︎ 施工管理(所長) ▶︎ 財閥デベ(技術主任) ▶︎ 某日系大手金融(技術主任) ◇私の経験が苦労している建設マンの参考になればとブログを書いています。

-元施工管理の転職ノウハウ
-, , ,

© 2021 ビルキャリ.com Powered by AFFINGER5