施工管理について

施工管理は本当に地獄か|思考停止が一番危険【自分の人生を考えるべき】

施工管理は本当に地獄なのか
施工管理の仕事してますが本当に地獄です。

施工管理ってこんなものなのでしょうか?みなさんどのようにされてきたのか知りたいです。

こんな疑問にお答えします。

 

この記事でわかること

  1. 施工管理の地獄
  2. 施工管理のメリット
  3. 施工管理の地獄の改善方法
  4. 施工管理のキャリアの可能性

 

この記事のライター

  • 大卒
  • 元現場職人2年(多能工)
  • 元施工管理6年(所長)
  • 現大手ディベロッパー技術部門主任2年

 

施工管理の労働環境は本当に地獄と言えるほどで、辞めるか悩むことは多いですよね

 

よこりょー
私も職人時代含め、現場で8年仕事しましたが、本当に大変でした。

 

  • 施工管理を続けないといけないか?
  • 地獄の環境からは抜け出したいけど、施工管理を辞めても大丈夫なのか?
  • そもそも施工管理の経験を活かせて、労働環境の安定した職種はあるのか?

 

この記事では上記のように、私の6年間の施工管理時代に悩んだ結果、キャリアの可能性が見えた経験を踏まえて解説していきます。

 

5分程度で読めるので、ぜひ読んでみて下さい。

 

こんな方におすすめ

  • 施工管理の仕事がつらい
  • 施工管理を続けたいけど自信がない
  • 施工管理を辞めそうになっている

 

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施工管理の地獄とは

施工管理の地獄とは

私の経験からいうと、施工管理の地獄は”時間””人間関係”です。

 

施工管理の地獄の要素

  • 残業が多く休みも取れない
  • 上司のクセが強い
  • 職人のクセが強い
  • 業界として理不尽が当たり前の風潮
  • 労働量に対して給料が安い
  • etc

 

基本的に普通の人では出来ない仕事です

 

なぜなら精神的にも肉体的にも限界まで追い込まれるから。

 

よこりょー
私も何度、辞めてやろう。上司を殴り倒してやろうと思ったかわかりません。

 

世間一般的には通らないことが当たり前になっているのが建設業界です。(特に"時間”と”人間関係”)

 

20代の若手のときは「自分が仕事に向いてないのでは?」と思うこともありましたが、外の環境が異常なだけなので悩む必要なしです。

 

それだけ、施工管理は地獄と言うことです。

 

私が経験したこともカンタンにご紹介します。

 

すべての時間が仕事になる

とにかくプライベートの時間はないです。

 

私の仕事の能力が劣る部分はあるものの、残業時間は200時間を超えていました。(一人現場のときです)

 

これは、日中は職人さんの仕事の管理、夜は自分の仕事をすることになるからです。

 

図面、段取り手配、施主対応、請求書ほか、事務所でやりたい仕事をしている最中に職人さんから電話があって中断。

 

「社内報告の業務」や「施主要望の書類作成」など、現場の進捗に関係ない仕事も多く、現場を進めたいのに進められずに時間がかかる場合も多いです。

 

こんなことが日常茶飯事で、施工管理は一般的な会社員の2倍(文字通り16時間/日)は働いていると思います

 

私のエピソードだと、唯一の休日である日曜日の妻と旅行中に、上司から電話。

妻を置いて現場に戻されるということもありました。(上司への対応は事前に段取り済みで現場は問題ないのにも関わらず)

 

休日も関係なく仕事を意識していないといけないので、生活のすべてが仕事になります。

 

現場を抱えている以上仕方がないですが、一般的な会社員ではできない仕事ですね。

 

参考【完全版】施工管理がブラックと言われる理由|学校では教えてくれない実態と今後

 

上司と職人との板ばさみ

人間関係も他の職種に比べて苦労します。

 

なぜなら、上司も職人もクセのある人ばかりだからです。

 

  • 上司との”言った言わないのやり取り”は日常茶飯事過ぎて、自分が折れる以外に解決策がない
  • 指示書を渡して現地でも説明した仕事も終えられない職人さん
  • 普段ヘコヘコして調子がいいのに、お金と手配の件になると突然暴言を投げつける番頭

 

基本いい人たちなんですが、なかなか難しいこともあります。

 

理不尽に遅くまで仕事をさせられたり、罵詈雑言を浴びせられるなんてことは、今の時代では建設業界ならではかと思います

 

参考【最新版】施工管理の激務は軽減されている?本当かどうかを解説

 

施工管理はキャリアに迷う職種

施工管理はキャリアに迷う職種

そんな環境のなかでは、このまま施工管理を続けていくか悩みますよね。

 

しかし、新しいキャリアに踏み出すかどうか、将来を考える余裕もないほど施工管理は忙しいです

 

ここが大きな問題!!

 

施工管理を続けている人の中には、忙しさに負けて「思考停止」してしまっている人が多いです。

 

自分の意思で続けているのと、続けてしまっているのとでは、将来、家族や子供と過ごせる時間もまったく違います。

 

とはいえ、施工管理にもメリットはありますので、続けるならいつまで続けるのか決めておくのが得策ですね。

 

6年で施工管理を辞めた理由と転職先|20代でキャリアチェンジに目を通してもらえれば参考になるはずです。

 

終わりと目的が明確なら、わりとキツイ環境も耐えられます。

 

この機会に思考停止から脱け出して、自分の人生をしっかり考えましょう。

 

施工管理の地獄は改善傾向らしい

施工管理の地獄は改善傾向らしい

実感はないと思いますが、実は施工管理の労働環境は改善傾向にあるようです。

 

よこりょー
全くそうは思いませんが。

 

国交省は「長時間労働の是正」「給与・社会保険」「生産性向上」での施策を2017年度以降実施を始めています。

 

参考:https://www.mlit.go.jp/common/001220625.pdf

 

実際にディベロッパーからの発注に際しても、工期設定はこれまでの4週4閉所から4週6閉所、4週8閉所を前提とした発注になりつつあります。

 

私はディベロッパーの発注工期設定の担当者です。

 

中小・中堅のゼネコンへはこの工期設定は波及していないかもしれませんが、大手や準大手などの比較的規模の大きいゼネコンへは影響があります。

 

しかし、今後のこの改善が業界全体へ波及していくことは考えにくいです。

 

そう思う理由は、施工管理はやばい!の本質を知らないと間違える|建設業界は変わる?で解説していますので、興味ある方は読んでみてください。

 

さらにコロナウィルスの影響によって、今後の建設業界の先行きも不透明です。コロナショックの影響で建設業界に何が起こる?業界内部から今後の動向を解説

 

施工管理の地獄の裏にあるメリット

施工管理の地獄の裏にあるメリット

結局のところ、施工管理にもメリットはあります。

 

施工管理職が自分の市場価値を高めて転職を有利にする5つの方法で解説していますが、厳しい環境だからこそ得られるものもあるって感じですね。

 

これを理解しておくことで、施工管理を続けるかどうか判断できます。

 

つまり、得るもの失うもののトレードオフを理解した上で、あなたのキャリアを考えていくことがコツです

 

早速ですが主に施工管理のメリットは以下の2つです。

 

施工管理のメリット

  1. マネジメント力が付く
  2. 管理スキルがグンと高まる

ひとつずつ説明しますね。

 

マネジメント力が付く

施工管理をして、現場を回せるようになるとマネジメント力は他の同年代に比べて格段に高まります。

 

なぜなら、

  • 現場は会社
  • 所長は社長
  • 自分は部長
  • 担当工種は自分の部署
  • 職人さんは部下

だからです。

 

担当工種の合計の実行予算が1億、職人数が50人~100人だとすると、あなたは100人の部下を持ち、1億の予算管理をする部長と同じ仕事をするわけです。

 

また、部下も年上の人ばかりで思うように指示を聞いてくれない人ばかり。

 

動いてもらえるようにこちらが段取りして仕事を回す。

 

これを毎日行っていればマネジメント能力は自然と伸びます。

 

こんな仕事はおそらく同年代の他職種で出来る人はいないです。

 

管理スキルがグンと高まる

施工管理で得られる管理スキルは群を抜いています。

 

なぜなら管理スキルがないと現場は進まないし、工程通り、予算内には終われません。

 

ちなみに管理スキルとは、

  • 目標設定スキル:適切な目標を定めるセンス
  • 目標管理スキル:進捗を管理する能力
  • タスク管理スキル:目標達成の行動をタスク化する能力
  • 時間管理スキル:タスクの優先度やスケジューリングを決定する能力

を言っています。

 

よこりょー
これらはビジネススキルの中でも割と一般的なスキルなので、覚えておいて損はないですよ。

 

日常的にこれらを行っている施工管理は、これらのビジネススキルの上昇度合いは圧倒的です。

 

こちらの記事も参考になります。

参考「施工管理はやめとけ」は信じていいのか|元20代所長が実態を解説

 

施工管理の地獄を改善する方法

施工管理の地獄を改善する方法

とはいえ、施工管理の地獄の環境は出来る限り改善したいです。

 

「仕事も頑張りたいし、自分のプライベートも欲しい。」

 

私もそう考えていました。

 

施工管理のキャリアを活かしつつ、”時間”を確保し、”人間関係”でも悩まない

 

そんな就労環境を作るにはどうしたらいいか。

 

私の経験を元にご紹介します。

 

悩みの原因を特定する

まずは悩みの原因をハッキリしましょう。

 

  • 時間
  • 人間関係
  • キャリア

 

これのどれに当てはまるかで、改善策は変わります。

 

”時間”を改善したい場合

時間を改善したい場合は、残念ながら「施工管理」という職種からは離れてしまうしかありません

 

選択肢は、

  • 他部署異動を申し出る
  • 他職種へ転職

の二択でしょう。

 

理由は施工管理という職種は昔から変わっておらず、施工管理で"時間”を取れるようになるには、業界として大きく変わる必要があるからです。

 

そのあたりは、施工管理は働き方改革で変われるか?【業界11年の元所長が解説】で解説してますので参考にしてみてください。

 

”人間関係”を改善したい場合

上司が原因か、職人さんとのやり取りが原因かで取る行動は変わりますが、施工管理を辞める必要がない場合もあります。

 

選択肢は、

  • 現場の異動を申し出る
  • 他部署異動を申し出る
  • 同業他社へ転職する

の三択になるでしょう。

 

理由は、現場が終われば上司とも職人さんとも離れるからです。

 

私の場合は、髪が抜けるほどストレスを感じた上司と3年越しで飲みにいくほど仲良くなりました。

 

ただし、精神的な負担が大きく体調を崩すほどであれば、すぐにでもその環境から逃げるべきです。

 

”キャリア”を改善したい

施工管理のキャリアを見直す場合は、「転職を検討する」の一択です

 

理由は、それ以外の方法がないからです。

 

自分の希望と次のキャリアを明確にしましょう。

 

具体的なキャリアチェンジをするコツについては、施工管理から他職種へキャリアチェンジした方法【20~30代向け】で解説していますので、一度目を通しておくと転職でも失敗しないと思います。

 

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施工管理は地獄|まとめ

施工管理は地獄|まとめ

この記事の内容を要約します。

この記事の要約

  • 施工管理の地獄は"時間”と”人間関係”
  • 施工管理は皆キャリアに悩んでいる
  • 施工管理の地獄の裏にもメリットはある
  • 施工管理の地獄の改善は、原因を特定することから

 

施工管理という職種はどうしても他の職種と比べて地獄のような厳しい環境になりがちです。

 

ですが、「思考停止」だけはしないように心掛けましょう。

 

思考停止したらそれこそ地獄の日々です。

 

私もキャリアには悩んでいましたが、転職を決めて業務に当たっていたので何とか耐えられました。

 

一番手っ取り早いのは私のように「転職」してしまうことですが、そうカンタンに決断できるものではないと思います。

 

施工管理にはビジネススキル向上のメリットもあるので、その部分もしっかり理解した上で仕事していきましょう。

 

  • この記事を書いた人

よこりょー

ビルキャリは「ゆとり」を叶えるキャリア思考法・転職ノウハウを発信しています。転職3回で年収は4倍に(240万⇒960万)【経歴】大卒で大工 ▶︎ 挫折し1年ニート ▶︎ 施工管理(社内最年少所長) ▶︎ 財閥デベ(技術職主任) ▶︎ 某日系大手金融の技術職 ◇苦労の先にある「新しい生活」を知ってもらうためにブログを書いています。

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