目次
この記事でわかること
最近は「転職時代」「副業時代」「個の時代」とか言われて、働き方や生き方がこれまでと大きく見直されていますね。
そんな中でワークライフバランスを失った状態で働き続けていると不幸になります。
この記事では、『LIFE SHIFT(ライフシフト) 100年時代の人生戦略』を、学びと感想も含めて”わかりやすく”要約していきます。
5分程度で読めますので参考にしてください。
ではよろしくお願いします。
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こんな方におすすめ
- LIFE SHIFTってどんな本?
- 今の仕事を続けてていいのか不安
- ワークライフバランスがないままで大丈夫?
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あなたが100歳まで生きる確立は50%
まず前提として、あなたは100歳まで生きる可能性が50%近くもあります。
このLIFE SHIFTで言われている”人生100年時代”とは何なのかと言うと、多くの人が100歳まで生きる時代のことです。
具体的に言えば、これまでの時代は100歳まで生きられる人は全人口の1%~2%くらいでした。
それが、2007年生まれ(中学3年生ぐらい)の世代になると100歳まで生きられる確率が50%になっています。
この「100年生きる」という事で、あなたの人生にどんな影響があるのかを知ることが重要です。
- 大手求人サイトで全国トップクラスに輝いたアドバイザーが在籍
- 年収1000万円以上になった方も
- 年収350万円以上の大幅UP事例もあり
- 業界特化で「分かっている」提案。企業知識が段違い
- 休日や夜間でも専属アドバイザーが対応
すでに働きながら学び続ける時代になっている
まず1つ目の大きな影響は、人生100年時代では「働きながら学び続けないといけない」というポイントです。
本の中では「マルチステージ」という言葉で表現されていますが、要はこれまで固定化されていた「教育⇒仕事⇒引退」×1回のステージが、すでに流動的になっている。ということです。
具体的には、私たちの親世代の人生は、「大学卒業⇒就職⇒定年退職」こんな3つのステージでこと足りていました。
大学生まで教育を受けて就活をして、なるべく大手企業に入る。
↓
その会社で定年退職の六十歳まで勤め上げて、引退して余生を20年ぐらい過ごして死ぬ。
こんな王道の流れでほとんどの人が幸せに生きていけた時代だったんです。
しかし、その王道に乗っかるだけで人生幸せに過ごせる時代はすでに崩れ去っていて、働き始めてからも「教育⇒仕事⇒引退」を繰り返す必要があるということです。
今のままで75歳まで働けるか?
あなたは今の仕事を続けてて75歳まで働けますか?
これまでは、大学卒業すれば残りの人生で改めて本格的な教育を設けなくても、定年退職まで困ることはなかったと言えます。
これが成り立っていたのは、会社が社員の生活を守ってくれていたから。
しかし私たちの時代は違います。
昨年、大規模な人員整理を行った企業とその内容です。
報道時期 | 企業 | リストラ内容 |
---|---|---|
2020/12 | JTB | 6,500人の人員削減と年収3割カット |
2020/11 | KNK-CT(近畿日本ツーリスト) | 7000人の1/3を削減 |
2020/10 | LIXIL | 40歳以上1200人の早期退職を募集 |
2020/10 | 日立金属 | 3200人を削減(グループの10%) |
2020/10 | 全日本空輸(ANA) | トヨタへ出向で3500人の削減 |
2020/4 | 三菱UFJ銀行 | 8000人の削減(従業員の20%) |
見てわかるとおり、名だたる大手がこぞってリストラを行う時代です。
今の仕事を続けて大丈夫なのか心配な方は、【保存版】キャリア形成はなぜ必要?|転職に必要な考え方と3つのポイントを参考にしてください。
技術革新と情報の流通量も過去とは比較になりません。
そして何より、私たちの寿命が100歳まで延びたにもかかわらず、企業の寿命は24年。
そんな中で、ひとつの職業・ひとつの会社の知識だけで、定年退職まで乗り切るって現実的な話だと思いますか?
つまり、働きながら学び、学びながら働く。
こうしたことをしていないと、今の会社が24年でなくなったときに、あなたの次の人生は明るい未来ではないはずです。
サラリーマンだけで人生終われない
『LIFE SHIFT(ライフシフト)』では、仕事の種類についても色々と変えた方がいいと言及されています。
要は、いったんサラリーマンを辞めて経験とか人脈を作るという目的で、小さいビジネスを始めてみてもいい。ということです。
その経験がサラリーマンの仕事でも活かせそうだったら、また経営者視点を持ったサラリーマンとしてサラリーマンに戻ってみる。
そういった仕事のステージを経験している人材が生き残る。
だから流動的にキャリアをデザインする必要があるんですね。
つまり、サラリーマンでも複業で個人事業立ち上げて、そこからの学びも得つつ、ひとつの企業に依存しない働き方を実践しないと本当にマズイ!ということです。
ただ、「複業や個人のビジネスの作り方なんてわからない。」という方は、会社を辞めずに個人ビジネスを立ち上げるキャリアコーチング(ライフシフトラボ)を参考にしてみてください。
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「何に時間を使うのか」その選択が人生の幸せを決める
『LIFE SHIFT(ライフシフト)』では、「無形資産(人間関係など)」を大事にできる人こそ、人生100年時代を幸せに過ごすことができる。と語られています。
- 「無形資産」:健康や人間関係
- 「有形資産」:お金や株などの金融資産
これまでの時代は、有形資産がある程度あれば老後を幸せに過ごせました。
しかし老後が長くなる私たち世代は、お金だけじゃなくて、無形資産が幸せの指標になります。
その理由は、100歳近くまで生きる我々にとって、不健康で孤独な老後こそ最悪の地獄だからです。
例えば、老後に有形資産のお金があったとしても、
- 連日のハードワークやストレスで心身もボロボロ
- 接待や飲み会で不健康な食事
- 太った体形
それに加え、仕事だからと会社にコミットしまくって、ずっと仕事していたせいで、気が付いたら家族との貴重な時間の共有ができない。場合によっては仲も良くない。
会社関連の人しか知り合いがいないにも関わらず、そういう人はわりと疎遠という状況。
つまり、人生100年のこの時代に、大切にすべきことは「何に時間を使うか?」なんです。
仕事に時間を費やしても得られるモノは「有形資産」。
しかし本当に幸せをもたらすモノは「無形資産」です。
「無形資産」と聞いてイメージするのは「家族」。
ちゃんと家族に時間を使えていますか?
あなたの大事な人生の時間、「会社」と「家族」どちらが優先順位が高いですか?
結局、健康・人間関係とかそういう無形資産を築くことに時間を使わないと、恐ろしく孤独な老後が待ってるんです。
\ 誰かに聞いてほしい悩みはありませんか/
ワークライフバランスがないと人生100年時代は”不幸”になる
「無形資産を築くことに時間を使う」
これが『LIFE SHIFT(ライフシフト)』で語られる、人生100年時代の生き方とも言えました。
ではそのために私たちはどう行動すればいいのか。
これまで仕事に忙殺されて、夕飯も職場で。
本のわずかに出来た自由な時間は、休むか、Youtubeか、アマゾンプライムか。
そんな時間の使い方では、「無形資産」を築くことは到底できません。
では、そんな生き方をせざるを得なかった私たちが、これからの時代何をすべきなのかを解説していきます。
まずはワークライフバランスを獲得する!
結論「とにかくワークライフバランスを獲得すべき」です。
ですが、ワークライフバランスを獲得すべきと主張する理由は、ワークライフバランスがないと「無形資産」は絶対に築けないからです。
例えば、健康面。
まず単純に普通に食事が取れます。
そして寝れます。
それにジムにも行けます。(今はコロナで行きにくくなりましたが)
そもそも食事と睡眠。これって健康の基本の”き”ですよね?
でも今の状態ってどうですか?
ちゃんとまともな食事を、まともな時間に、まともな量で食べれてますか?
私は、残業200時間を超えていた施工管理からデベロッパーに転職して、すこぶる健康になりました。
そんな働き方をしていたらいつか必ずガタが来ます。
それにジムに関しても、私の場合は1歳の子供がいても週2で行っていました。(コロナで現在は中止)
それだけワークライフバランスが整うと「無形資産」に時間を投資する余裕ができるわけです。
次は人間関係
人間関係でについても、当然プラスの影響があります。
私の場合は、子育てもできているし、家事もできているし、友人との交流も増えました。
【参考】子育てを理由に父親になる私は転職した|元施工管理の転職エピソード03
仕事に時間を取られる生活をしてると、どうしても「これ以上時間を誰かに奪われたくない」っていう気持ちになってしまいます。
だから”自分の時間”を最優先にして、家事・育児、友人との交流といった、「無形資産」への投資の優先順位が下がっていきやすい。
しかしワークライフバランスを整えて、「誰かに干渉されない自分の時間が十分にある状態」ができれば、しっかり「無形資産」への投資を意識的に行えるようになります。
ワークライフバランスは金銭的なメリットも
さらに、ワークライフバランスは「有形資産」つまりお金にも大きなメリットを生みます。
ワークライフバランスを獲得すべき理由は、私たちの世代の老後は貯金だけじゃ厳しくて、どうしても時間を味方につけて稼がないといけなくなるからです。
これは「時間を切り売りしろ」と言っているのではなくて、私たちのスキルや経験を「資産化」していく必要がある。と言う意味です。
例えば本書では、私たちの世代は毎月の収入の約25%を貯金するべきって書かれています。
約25%貯金しなきゃいけないってことは、手取り30万円だとして約8万円貯金が必要になる。
これを生涯続ける。
家庭を持ってたら正直不可能です。
じゃあこれをどう解決するのか、というと、方法は3つ。
- 共働き
- 副業
- 投資
です。
単純に収入源を増やすってことと、貯めた資産を増やすってことです。
しかし、これをしないと私たちの老後は本当の地獄に変わり果てます。
だって「無形資産」だけじゃなくて「有形資産」すら足りないんですから。
それに「こんな悩みを抱えている時間すらない!」のが、この記事を読んでくれているあなただと思います。
だからこの3つの解決法を実現できるかどうかも、結局ワークライフバランスで時間を確保できるかどうかにかかってるんです。
例えば共働きなら、家事も自分がやる時間が必要です。
お子さんがいれば、子供にかけてあげる時間もたくさん必要です。
副業だって、あなたが想像している以上に時間がかかります。
投資だって、勉強時間がないと失敗リスクは高まります。
と言うように、結局は有形資産(お金)を作るにはどうしたって「時間」をベット(賭け)ないといけないんです。
つまり、ワークライフバランスを確保できないと、「無形資産」も「有形資産」も築けない。
それはすなわち、人生100年時代の老後は、”お金”も”家族”も”友人”もない孤独な人生になってしまうかもしれないということです。
ワークライフバランスは時間の投資先を自分で決められること
最後に補足しますが、ワークライフバランスを獲得しろって言うのは、何もサラリーマンの方に本業をおろそかにしろってことではないです。
サラリーマンとしての本業が人生100年時代を乗り切るための重要な武器になることは間違いありません。
会社のために仕事の成果にこだわることはもちろん大事です。
しかし、拘束されるのと成果にコミットするのは別の話だということです。
- 食事や睡眠の間もなく仕事をする。
- 平日は家族と一緒に夕飯を食べれない。
- 休日に家族と過ごしてるときも仕事の電話。
このような、”自分の意思でコントロールできる時間”を奪われてしまうのは、決して幸せなことではないはずです。
『LIFE SHIFT(ライフシフト)』的にもNGです。
ここで言うワークライフバランスを獲得しよう。っていうのは、本業も限られた時間で本気でやって、その上で「無形資産」に投資できる時間を確保しましょう。というそういう意味です。
LIFE SHIFT/ライフシフトに学ぶワークライフバランス|まとめ
ではこの記事のポイントをまとめます。
今回はLIFE SHIFTライフシフトという世界的ベストセラーについて解説しました。
興味深いことはもっと詳細に書かれているので、興味があればぜひ読んでみてください。
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私たちが100歳まで生きるなんてあまり想像もつかないですよね。
というか、75歳まで働くなんて、結構きつい。
でもこれは現実に起きることなので、私たちの人生プランも大幅に変えていかないといけない。
特に大事なポイントは、
- 「教育⇒仕事⇒引退」という固定化された流れはなくなる
- 健康とか人間関係の無形資産が大事になってくる
以上の2点がこの人生100年時代において覚えておかないといけないポイントです。
じゃあ私たちサラリーマンはどうすればいいのかと言うと、結局はワークライフバランスを獲得するべきです。
ワークライフバランスで「有形資産」「無形資産」全ての問題を解決できるはずです。
ぜひあなたの人生と、キャリアについてもう一度検討してみてください。
【参考】[【厳選3選】施工管理におすすめの転職先|これ以外はないと断言します!]
転職を検討している方の参考になる記事を紹介しておきます。
まだ転職をしたことがない人は、ぜひこちらは読んでおいてください。
参考転職エージェントの選び方|彼らはウラで何を考えているのか?失敗しない8つのポイント
選び方を間違えると大きな失敗につながるので、知識として知っておいていい内容です。
では、今回はこの辺で。
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