目次
こんな方におすすめの記事です
- 施工管理への転職を考えている
- 施工管理は本当にきつくて苦しい?
- 逆に施工管理のメリットは無いの?
- 施工管理者に向いている人・向いてない人はどんな人?
施工管理に就職して大丈夫なのか心配です。
施工管理は辛いイメージがあり「やめとけ」と言われる事もありますが、同時に大きな魅力もあります。
この記事では、「施工管理はやめとけ」と言われる理由、施工管理の魅力、向いてない人の特徴や、施工管理の実際の勤怠・年収などを解説します。
この記事でわかること
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「施工管理はやめとけ」と言われる7つの理由
ここでは、施工管理がやめとけと言われてしまう理由と、本当にやめておくべきかの実態を解説します。
「施工管理はやめとけ」7つの理由
- 休みが少なめ
- 業務量が多い傾向にある
- 長時間労働になりやすい
- 単身赴任が多い
- 給料が割りに合わないことがある
- 前近代的な体質が残っている
①休みが少なめ
施工管理は休みが少ない印象を持たれていることが多く、やめとけと言われることもあります。
1人あたりの年間休日数は大きく変わらない
国交省が公表しているデータを確認すると、労働者1人あたりの年間休日数は全体で115.3日に対し、建設業は115.1日と若干少ないことがわかります。
建設業 | 全体 | |
---|---|---|
1人あたりの年間休日数 | 115.1日 | 115.3日 |
1企業あたりの年間休日数 | 104.6日 | 107.0日 |
実は、1企業あたりの年間休日数で見ると、全体が107.0日に対して建設業は104.6日と差が大きく出ています。
これは人数規模の小さい企業と大きい企業で年間休日数に差が大きいことを表しています。
「働き方改革」によって休日数も変化している
企業によってはまだまだ休日数が少ない人もいる中、働き方改革によって直近変わりつつあります。
特に、日建連(一般社団法人 日本建設業連合会)では「すべての現場で週休二日にする」という試みがあります。
目標していた「2024年4月に完全週休2日制」は難しそうではあるものの、年々閉所数としては増えています。
②業務量が多い傾向がある
施工管理は業務の幅が広く、人員も少ないため、施工管理1人の業務量が多い傾向があります。
具体的なデータに、JCU日建協が毎年行っている建設業従事者へのアンケートがあります。
最新のアンケートでは、残業理由の多くが「業務量が多いから」という意見です。
- 社内書類等の事務処理業務が多い
- 仕事量が多く時間内に処理できない
- 緊急な仕事が多い
- 配置の人員が少ない
- 発注者向け書類等の業務が多い
③長時間労働になりやすい
施工管理は長時間労働になりやすい職種です。
特に現場を実質的に動かす、所長や次席、主任クラスへの負担が多くなる傾向があります。
施工管理が未経験の場合は、特にきついと感じる部分かもしれません。
というのも、現場仕事では天候が業務進行に関わる事も多いです。
スケジュールを間に合わせるために1日の労働時間を伸ばしてい対応することが多くあります。
また、繁忙期となる3月と9月がより忙しいなど、1年で安定した仕事量の調整が難しい業種です。
④単身赴任が多いから
施工管理になると単身赴任する可能性も高いので、単身赴任したくない場合は、施工管理はやめておいた方が良いでしょう。
2020年度時点で建設業外勤者の43.4%は単身赴任をしており、この割合はここ10年で大きな変化はありません。
単身赴任することで、生活費が増加したり、家族とのコミュニケーションが減るといった懸念の声も多いです。
単身赴任は施工管理自身や家族の負担も増えるため、不満や不安を感じる場合は、施工管理はやめとけと言えます。
⑤給料が割りに合わないこともある
施工管理は給料自体は高いものの、仕事量と比べると割りに合わないと感じることもあります。
なぜなら労働時間を考えると、単価は低くなるからです。
例えば、30代前半で月給40万円で残業時間60時間あった場合、時給は約1,600円です。
また、働き方改革による労働時間の削減によって、給料が割に合うかどうかは企業によって大きく変わります。
基本給が高い企業であれば、労働時間が減ったことで改善されたといえます。
しかし、残業代の割合が多い場合は給料自体が下がる懸念もあります。
⑥前近代的な体質が残っているから
建設業界は肉体労働で辛いイメージがあり、若者が入りにくい実態があります。
古くからのやり方や考え方が変わらず残っている事も多いです。
そのため、新しい知識ややり方を取り入れる事に抵抗がある人も一定数おり、浸透しにくいです。
直近では働き方改革によって1日の労働時間が制限されていくので、AIやICTなど新しい技術を取り入れて業務効率化していく動きが求められていくでしょう。
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「施工管理はやめとけ」とは言い切れない施工管理の4つの魅力
施工管理には先に紹介したデメリットもありますが、「施工管理はやめとけ」とは言い切れない施工管理の魅力もあります。
ここで紹介する施工管理の魅力は、これから新たに手に職をつけたいという方にはおすすめです。
実は筆者はそれほど情熱を持って施工管理になったわけではありませんが、何も世間が「やめとけ」と言う仕事を嫌々やっていたわけではありません。
施工管理を続けていたのは、ちゃんとした理由があるので、ぜひ参考にしてください。
施工管理の魅力
- 未経験でも年収が上がりやすい
- 将来性のある職種
- AIに代替されにくい職種
- 年収を上げるチャンスが豊富
①未経験でも年収が上がりやすい
魅力の1つ目は、未経験でも比較的早く年収が上がっていくことです。
その理由は、建設業界は市場規模が大きいにも関わらず、若手の人手不足だからです。
建設業就業者は29歳以下がわずか約1割と若手不足は深刻で、人手不足の状況は「医療・福祉」についで2番目に悪い状況にあります。(厚生労働省 労働経済動向調査(令和4年5月)概況)
つまり、多くの企業で未経験の若手を積極的に採用して育成する環境を整えているため、キャリアアップで年収が上がりやすいのです。
筆者の周りでも、文系出身の未経験から5年で年収を400万円もアップさせた施工管理の同僚がいました。
これは彼が特別と言うことでもなく、筆者や他の同僚も5年で300万円以上の年収アップをしています。
もちろんすべての企業が短期間で大きく年収が上がるわけではありませんが、これからキャリアを積みたいと考える方にとっては大きなメリットがある仕事です。
②将来性のある職種
施工管理の魅力の2つ目は、「将来性のある職種である」ことです。
施工管理に将来性があるのは、建設業がオリンピック後の現在でも拡大・成長を続けているからです。
- 2022年度の建設投資見通し:62兆7,600億円(前年比3.1%増)
- 2023年度の建設投資見通し:64兆1,800億円(前年比2.3%増)
年々、市場規模は拡大しています。(建設経済研究所:建設経済モデルによる建設投資見通し 2022年7月)
建設投資が増加している背景には、大阪万博や統合型リゾート(IR)、リニア新幹線、老朽化インフラ更新、防災・減災、国土強靭化、があり、これらの工事は短期では完了できないことから、建設投資は中長期的に伸び続けると予想されています。
不景気の中でも建設業は無くならない業種であるため、人材不足の業界でスキルの身につけていれば、施工管理はキャリアの将来性がある職種と言えます。
③AIに代替されにくい職種
総務省の発表によると、施工管理はAIに代替されにくい職種とされています。
その理由は、施工管理の仕事が、高度な知識と他者との協業が求められる職業だからです。
総務省、ICR・JCERのアンケート調査で、今後3〜5年でAIの導入が進んだ場合でも建設業の業務は減りにくいとされています。(総務省・ICR・JCER(2019)「AI・IoTの取組みに関する調査」)
多くの仕事がAIに代替されるなか、安定して仕事ができる施工管理は、これからキャリアを積む人にとってはメリットの大きい職種です。
④年収を上げるチャンスが豊富
施工管理の魅力の4つ目は、「年収を上げるチャンスが豊富」という点です。
実は建設業の人手不足は大手企業も同じで、他業界の大手企業よりも転職しやすい状況にあります。
つまり、未経験からでも施工管理の経験を積んで、大手企業への転職チャンスもあると言うことです。
また、施工管理は年収の高い不動産業界やテック企業からの評価も高く、年収を上げるチャンスは豊富にあります。
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こんな動機で施工管理をやりたい人は要注意
施工管理を6年経験してきた筆者としては、こんな動機で施工管理を目指すならやめとけと思うものが2つあります。
これらの動機が当てはまる人は、「思ってたのと違う…」とギャップを感じる可能性が高いです。
ものづくりが好きだから
ものづくりが好きだからという理由で施工管理をやろうとするなら、要注意です。
なぜなら、施工管理の仕事は最初はなかなか「ものづくり」の業務に携われません。
最初に多い業務は清掃や書類整理等の雑務です。
実際にものづくりの実感を得られるようになるには、少なくとも3〜5年はかかります。
そのため、”ものづくりが好きだから”という動機で始めると、入社後のギャップに耐えられず辞めていく可能性が高いです。
施工管理は未経験や初年度からいきなり「ものづくり」ができるわけではありませんので、ご注意ください。
体を動かすのが好きだから
体を動かすのが好きだという理由なら施工管理は要注意です。
なぜなら、施工管理の仕事の本質は頭脳労働だからです。
確かに、施工管理の仕事は現場とデスクワークを繰り返すため体力が必要ですが、それ以上に思考体力も必要になります。
「体力には自信あるから、施工管理に向いているだろう」とお考えの場合は、本当に適しているか再考してみましょう。
「施工管理はやめとけ」と言われる向いてない人の特徴
業界内で仕事をしているとよく感じることですが、施工管理という仕事は、合う人と合わない人がハッキリしています。
「施工管理はやめとけ」言われてしまう、施工管理に向いてない人の特徴を解説します。
①スケジュール通りに進行する柔軟性がない人
建設作業は期日が明確に決まっており、天候などの外部要因があっても、期日はずれない事が多いです。
- トラブルも考慮したスケジュールの緻密さ
- 進行が遅れた時に立て直す修正力
など、計画性だけではなく、柔軟な対応が求められます。
そのため、細かいスケジュール管理をするのが苦手な方や、状況に合わせて柔軟に対応ができない方は向いていません。
②自分の責任で判断できない人
自分の責任で判断できない人は施工管理には向いていません。
理由は、その場で判断することを1日何十回も求められるからです。
小さい判断では、現場で職人さんに「ここどうする?」と聞かれて「こうしてください」とすぐに答えないといけません。
大きめ判断では、協力業者との交渉で「施工計画と工程とコストはこれで」と契約の取極めを判断しないといけません。
こういった自分の責任でどんどん判断をしていくことが嫌な人は、施工管理には不向きだったりします。
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施工管理が向いている人の特徴
施工管理は大変な仕事ではありますが、「施工管理はやめとけ」と言われない人もいます。
では「施工管理はやめとけ」と言われる人と言われない人の違いはどこにあるのか?
施工管理に向いている人の特徴をご紹介します。
①マネジメントに関心がある人
マネジメントに関心のある人は、施工管理に向いています。
なぜなら、施工管理は「技術職」でもありながら、「管理職」でもあるからです。
管理職には当然マネジメントが求められます。具体的には、社員や職人さんと適切にコミュニケーションを取り、チームとして主導していく必要があります。
これは決してリーダー気質の人が向いているというわけではありません。
リーダーっぽく周りをグイグイ引っ張るけれど誰もついていかない施工管理もいれば、内気であまり前には出ませんが、仕事は的確で周囲から信頼を得ている施工管理もいます。
そのため、マネジメントに関心がある人は、施工管理に向いています。
②良い意味で切り替えが早い人
切り替えが早く、仕事をさくさくこなせる人は施工管理に向いています。
その理由は、起きたことに対しグチグチ言わないで、次の手を考えることが得意だからです。
もちろん施工管理には慎重さが必要で、現場でミスが起きないように管理するのが仕事です。しかし、それでも現場はトラブルが起きます。
切り替えが早く、次、次、と前を向ける人は施工管理に向いています。
③目的が明確な人
施工管理をやる目的が明確な人は施工管理に向いています。
なぜなら、途中で心が折れにくいからです。
「なぜ自分は施工管理の仕事に就くのか」が明確であれば、ギャップを感じることなく仕事を続けることができます。
長時間働いていても、目的達成のための投資と捉えて、仕事に励むこともできます。
その結果、周囲の信頼も得て仕事がしやすくなるという好循環を生むので、施工管理をやる目的が明確な人は施工管理は向いています。
「やめとけ」は勿体ない!施工管理の将来性
これから施工管理でキャリアを積もうと考えたときに心配になるのは、「将来的に施工管理の仕事はどうなるのか」ではないでしょうか?
建設業や施工管理は「将来性がない、魅力がない」と思われがちですが、実は施工管理は将来性のある職種です。
ここでは、施工管理の将来性について紹介します。
施工管理の希少価値向上
施工管理の希少価値は今後高まっていくと言われています。
その理由は、今後の建設需要と人材不足です。
国交省は、建設から50年経過した建設物は改修が必要としており、全国にある道路や橋、トンネル、その他インフラ設備は、2033年には50%が老朽化するとしています。(国土交通省「社会資本の老朽化の現状と将来」)
しかし、高い建設需要の中で建設業界の人材の高齢化と人材不足は進んでいます。
つまり、若手の施工管理はかなり希少な人材で、多くの企業にとって非常に価値の高い存在となってます。
IT技術・DX推進による業務効率化
DXとはデジタルトランスフォーメーションと言い、業務をデジタル化していくことを言います。
建設業界はDX推進が非常に遅い業界ではありますが、近年はIT技術の進歩が急速に進んでいます。
国交省が進める政策の”i-Construction~建設業の生産性の向上~"でも以下の技術を活用して生産性の向上を図っています。
- ドローンによる3次元測量
- ICT建機による施工
- スマホ・タブレットの活用
- アシストスーツ
- ARグラス
- VR教育
- ビッグデータ分析
DX推進で業務が効率的になり、施工管理の負担を減らすことにつながっています。
またこちらの記事では、建設業界のDX事情について詳細に紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。
働き方改革の推進
大手ゼネコンを中心に、施工管理でも働き方改革が適正に推進されつつあります。
建設業外勤者の年間有給取得日数は3倍以上に増えています。(2015年度:平均2.1日→2021年度:平均6.3日)
また、月の残業時間も約25%減少しています。(2015年度:平均80時間→2021年度:平均約60時間)
今後は、「働き方改革関連法」で改定された改定労働基準法の上限残業時間45時間規則が2024年4月から適用され、建設会社は超長時間労働を従業員に強いることができなくなります。
現状のままでは「単に社員のサービス残業が増えるだけ」との見方もありますが、現在の建設業界の動向から、近い将来に施工管理の働き方は改善されると言われています。
施工管理の実際の生活と年収
ここでは筆者の経験してきた施工管理の生活をご紹介します。
筆者が施工管理をしていたのは2017年頃ですが、現在も似たような生活をしている人は多いと思いますので、ご参考にしてください。
1週間のスケジュール例
過去の勤怠の写真が残っていたので参考に抜粋を載せます。
ピークのときの勤怠
- 月 8:00→2:00(泊まり)
- 火 8:00→22:00(帰宅)
- 水 8:00→23:59(泊まり)
- 木 8:00→23:59(泊まり)
- 金 8:00→23:30(帰宅)
- 土 8:00→23:59(泊まり)
- 日 8:00→12:00(帰宅)
始業がすべて8:00ですが、実際は6:00や7:00から仕事してたりします。
余裕があるのときの勤怠
- 月 8:00→20:00(帰宅)
- 火 8:00→22:30(帰宅)
- 水 8:00→22:00(帰宅)
- 木 祝日
- 金 8:00→17:00(帰宅)
- 土 休み
- 日 休み
土日と祝日が休めているのは、自分の現場が終わって書類整理をしているからです。
施工管理時代の年収例(源泉徴収票あり)
施工管理を退職する前の源泉徴収票も残っていたので参考に抜粋を載せます。
28歳5年目で年収480万円、29歳6年目で年収580万円という金額でした。
1年で年収は100万円も伸びているので、短期間でキャリアアップしやすい職種ではあると思います。
またSEKO38様の運営するこちらの記事では、施工管理の具体的な仕事内容について紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。
施工管理に転職する方法
筆者は第二新卒から施工管理に転職する際には、エージェントを利用しました。
担当者が非常に親切で、1からキャリアの積み方などの相談に乗ってくれるなど、頼りになりました。
もし、これから施工管理になる場合は、より専門的な相談がしやすい、建設業界専門の転職エージェントを使うことをおすすめします。
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施工管理でも自分の時間が確保しやすい業種
今までの流れだと、プライベートを重視する場合は施工管理は不向きのように感じます。
しかし、実は施工管理の中にも自分の時間を確保しやすい業種はあります。
厳しい環境ではなく、自分のペースでキャリアを積んで成長していきたい人にはおすすめです。
詳しくは、以下の記事でも解説していますので、参考にしてください。
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施工管理でホワイトな働き方!プライベート重視な人におすすめの業種!業界14年のプロが公開
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施工管理からキャリアアップできる転職先
施工管理の次のキャリアなら、不動産デベロッパーがおすすめです。
理由は以下の3つ。
- 労働環境が厳しくない
- 週休2日取れる
- 上流工程にキャリアアップになる
不動産デベロッパーのほか、施工管理におすすめの転職先はいくつかあるので、以下の記事を参考にしてみてください。
施工管理を目指す人に向けた3つの心構え
ここまで、厳しい施工管理のリアルをお伝えしてきましたが、それでも施工管理をする覚悟がある!というあなたに向けて、施工管理で働くための3つの心構えを紹介します。
①自身の市場価値を意識する
もし会社がつぶれても同じ年収を稼げるか?を意識しておくと良いです。
その理由は、施工管理で培われる能力は市場価値が高いからです。
このことに気づけていない施工管理が非常に多いと思います。
ただ、施工管理として会社の仕事をするのではなく、外でも通用する施工管理を目指すことで、あなたの市場価値は格段に高まります。
キャリアアップ転職もしやすくなるので、ぜひ意識してみてください。
②施工管理をする目的を明確にする
施工管理をするなら、せめて施工管理の仕事で何を得たいのか?その目的を明確にしておくことをおすすめします。
施工管理になること自体や、仕事をすることを目的にしてしまうと、続かないことが多いです。
なぜなら、施工管理の仕事は多くの”時間”を投資することになるからです。
目的は自分で納得できるものなら何でも良いです。経験値・達成感・キャリアステップなど。
投資する”時間”に見合う”リターン”を自分で設定しておけば、目的が達成されるまでは頑張るモチベーションを維持できます。
③時間を投資する覚悟を持っておく
繰り返しになりますが、あらゆる”時間”を投資する覚悟を持って施工管理に臨んだ方が良いです。
働き方改革や建設DXが進んでいるとはいえ、施工管理の仕事は未だに長時間労働が必要です。
その時間の中には、自分の目的のためにならないような、ムダに感じる時間も含まれています。
そこも割り切って、「施工管理というキャリアに時間を投資する!」という覚悟を決めて施工管理に飛び込んでいただくことをおすすめします。
施工管理はキャリアアップや手に職つけたい人向け
結論としては、
「甘い考えで飛び込むなら、施工管理はやめとけ」
です。
施工管理は嫌でも仕事に時間を投資しなくてはならないので、真面目に取り組めばどんどん成長できる職種です。
「キャリアアップしたい」「手に職つけたい」と考えている方には向いています。
有料職業紹介(許可番号:13-ユ-316606)の厚生労働大臣許可を受けている株式会社ゼネラルリンクキャリアが運営しています。