
施工管理はきつすぎて辞めたい。。。
けど自分の思っている理由で辞めるのは世間的にどうなのか?
そんな悩みにお答えします。
この記事で分かること
- 施工管理を辞めた理由
- 辞めたあとの生活
実は施工管理を辞める理由はきっと皆同じなので、あまり気にする必要は無いと思います。
何故なら私も同僚も、

という理由で辞めましたので、きっと皆さんと同じかと思います。
私と同僚が施工管理を辞めた理由をお伝えしますので、参考にして下さい。
この記事のポイント
辞めた理由は
- 生活
- 年収
- キャリア
- 人間関係
- 休みなのに休まらない
こんな方におすすめ
- 施工管理を辞めたい方
- 辞めて大丈夫なのか不安な方
目次
施工管理を辞めた理由とその後1(自分)

まずは私が施工管理を辞めた理由をご紹介します。
そもそも私は辞める前提で施工管理の会社に就職しました。
施工管理以前は職人として現場で働いていたので、建設業の激務さは理解をしてましたが、それでも施工管理は想像以上のきつさでした。
辞めた理由1 生活
私はまだ恵まれていたかもしれませんが、辞める直近2年間くらいは平均残業時間は125時間越えでした。
結婚した年も、妻の顔を見れるのは寝顔だけと言う日がほとんど。
最後の現場では、帰宅できるのは日曜日を含めて週に2回。という状況でした。
そしてその状況が今後何年も続くと判断したため、そろそろ生活を立て直したいとも思いました。
辞めた理由2 年収
年収については残業で稼ぐのが通常でした。
しかし、当然月に100時間も付けられません。
労働基準法違反ですからね。
実際につけていた残業は40時間。それを越えると上長承認が必要になるシステムでした。
仕事を時給に換算してはいけないのですが、時給に換算するとまぁ悲しいものです。
それよりも、施工管理という責任の重い業務の割りに、年収が少ない。というのが意見でした。
私は1つの現場で自分の年収以上の追加利益は残していました。
これはかなりの利益率の上昇です。
そもそも営業利益で受注の瞬間から我々の給与分は確保されていて、工事で利益を守るどころか、追加で大幅に上げているにも関わらず年収は増えません。
営業ではないので、数字を上げてもインセンティブはないのです。
辞めた理由3 キャリア
そもそも私は辞める前提で施工管理を始めていましたから、転職するための材料が揃った時点で辞めようと思っていました。
下記記事にも辞めるまでの経緯を記載しましたが、キャリアの戦略上、施工管理は通過点としました。
参考施工管理を辞めたいなら戦略が大事!20代で大手ディベに行けた方法
これはそもそも施工管理でずっと食っていこうとは思っていなかったからです。
より高年収でゆとりのある生活が出来、市場価値も高められる仕事を目標にしていました。
そのため、キャリアの観点でも施工管理で必要な積み上げは出来たと判断して辞めました。
その後の生活
転職後の仕事は、財閥系ディベロッパーの技術社員です。
年収も上がって残業も月20時間以内。
在職しながらでは人生初めての有給を使い、妻より早い帰りなら夕飯を作って待つ。
という、施工管理からは想像も出来なかった生活です。ホワイト過ぎて世界が違います。
子供も生まれ、施工管理では出来なかったであろう子育ても出来ています。
施工管理を辞めた理由とその後2(20代同僚)

同僚の場合は上司の圧力がだいぶキツかったと思います。
b>使えない。向いてない。辞めちまえ。の三段論法で、辞めさせた人数は私が知るだけでも4人。
その上司は当然支店の一人現場へ異動になりました。
同僚はその中でも頑張っていましたが、結局施工管理を辞めました。
辞めた理由4 人間関係
これは正直どの仕事でもありますが、施工管理は少人数で現場を動かします。
それに他の仕事よりも業務時間が長くなるため、現場の人間と関わる時間は非常に長いです。
同僚は1日15時間~18時間くらい。帰れない日が続けば24時間~48時間以上問題の上司と一緒にいたのです。
人間関係にストレスがあったので、精神的負荷が凄く大きかったと言います。
辞めた理由5 休みも休まらない
これも現場を持っている以上致し方ないことなのですが、休みの日に台風など来るようであれば、当然現場待機です。
台風でなくても強風や大雨でも、足場の倒壊や資材の飛散、冠水など、管理しておかなければいけないことは山ほどあります。
同僚はそのため、休みの日も現場へ行っていました。
段取りが悪いのは否めませんが、そういう心配をするくらいなら現場へ行ったほうが楽だったと言います。
最近もありましたが、もし現場の資材が落下し、その下を歩いていた歩行者に当たれば死亡事故は免れません。
その責任は施工管理にあります。業務上過失致死という刑事罰になる可能性もあります。
同僚は「自分には責任が重過ぎる。」「仕事としてリスクが大きすぎる。」
と言っていましたが、まさにその通りだと思います。
その後の生活
今でもその同僚とは会いますが、仕事はビル管理に転職をしています。
休みはシフト勤務なので不定期ですが、必ず休めます。
残業も30時間程度で、自分の時間も十分取れているそうです。
年収は一時下がったものの、転職後3年目から元の年収は超えてきています。
今後もストックの維持管理ビジネスは需要が高まるので、キャリアの積み方としては長期視点で考えていると同僚は言います。
私もそのキャリア戦略には大いに賛成です。
施工管理を辞めたいなら辞める準備をする

理由はどうあれ、辞めたいなら辞める覚悟を決めましょう。
そして辞める準備をしましょう。
準備なしに辞めるとお金も時間もキャリアももったいないです。
辞める準備については、こちら参考にしてもらえると上手く辞められると思います。
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施工管理を辞めた理由|まとめ
いかがでしょうか?
施工管理を辞める理由は人それぞれあると思いますが、私は辞めることには賛成です。
そして辞めるときにはしっかり戦略を練りましょう。
応援しています。
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