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 建設業の売上高ランキング2024年版!気になる上位10社の業績分析とランク別ゼネコン順位を解説

建設業で売上がいいのはどの企業?
就活中だけど、建設業って将来性はあるの?
自社の売上ランキングが知りたい

こんな疑問にお答えします。

この記事でわかること

  1. 建設業2023年度売上ランキング

  2. 売上高上位10社の業種分析

  3. 大手ゼネコンの順位

  4. 建設業界の動向や将来性

  5. 建設業に就職するためのコツ

建設業界の将来を展望したい方に、2024年の売上高ランキングを通して、各社の実力と将来性を丁寧に解説しています。

就職・転職を考える学生、求職者、ビジネスパーソンにとって、今後のキャリア戦略を考える上で貴重な情報が満載です。

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建設業売上ランキング

まずは、建設業業界の売上高ランキング上位30社を紹介します。

※2023年度

順位

企業名

売上高(億円)

1位

大和ハウス工業

4,908,199

2位

積水ハウス

2,928,835

3位

鹿島建設

2,391,579

4位

大林組

1,983,888

5位

清水建設

1,933,814

6位

住友林業

1,733,169

7位

大東建託

1,657,626

8位

大成建設

1,642,712

9位

長谷工コーポレーション

1,027,277

10位

インフロニア・HD

709,641

11位

エクシオG

627,607

12位

きんでん

609,132

13位

日揮HD

606,890

14位

コムシスHD

563,295

15位

戸田建設

547,155

16位

関電工

541,579

17位

五洋建設

502,206

18位

ミライト・ワン

483,987

19位

三井住友建設

458,622

20位

千代田化工建設

430,163

21位

熊谷組

403,502

22位

九電工

395,783

23位

安藤・間

372,146

24位

西松建設

339,757

25位

高砂熱学工業

338,831

26位

東建コーポレーション

316,849

27位

東急建設

288,867

28位

高松コンストラクションG

282,495

29位

タマホーム

256,065

30位

奥村組

249,442

※統計はバフェットコードより参照

2023年度の売上高トップは【大和ハウス工業】

出典:大和ハウス工業

2023年度の住宅業界で最も売上高が高かったのは、大和ハウス工業株式会社でした。

その理由は、注文住宅を中心とした多様な事業展開と、日本全国での宅地開発による販売力の強化にあります。

具体的には、一戸建て住宅・投資用賃貸住宅・土地の開発・分譲住宅地売買など、住宅に関するあらゆるニーズに応えるサービスを提供しています。

商業施設や貸しテナントなど住宅以外の事業も展開しており、事業規模は住宅業界でトップクラスです。

最近では、建築条件付き分譲宅地を多数取り扱っており、日本全国での施工エリアを広げています。

このように、大和ハウス工業は、住宅業界で多角的な事業戦略と高い販売力を持っており、2023年度の売上高トップに輝きました。

売上高上位10社の業種分析

売上高上位10社のうち、ハウスメーカー業界に属するのは、以下の4社です。

【1位】大和ハウス工業

【2位】積水ハウス

【6位】住友林業

【7位】大東建託

トップの大和ハウス工業が売上高4兆9,081億円、2位の積水ハウスが2兆9,288億円、6位の住友林業が1兆7,331億円と、いずれも売上高1兆円を超えていました。

これらの企業は、主に戸建て住宅やマンションの建設・販売を行っています。

売上高上位10社のうち、ゼネコンに属するのは以下の6社です。

【3位】鹿島建設

【4位】大林組

【5位】清水建設

【8位】大成建設

【9位】長谷工コーポレーション

【10位】インフロニア・HD

これらの企業は、主に公共工事や民間工事、海外工事などの建設事業を行っています。

2022年度と比較すると、大東建託・インフロニア HDが新たにランクインしています。

ハウスメーカーの上位5社

ハウスメーカーの年間売上高、上位5社は以下の通りです。

順位

企業名

売上高(億円)

1位

大和ハウス工業

4,908,199

2位

積水ハウス

2,928,835

3位

住友林業

1,733,169

4位

大東建託

1,657,626

5位

東建コーポレーション

316,849

以下、各社の特徴を見ていきましょう。

1位 大和ハウス

堂々の1位は大和ハウスです。

2023年3月期において、売上高と営業利益が過去最高を更新しました。

経済の回復と受注の増加、ホテル事業の好転、さらには海外事業の拡大により大方のセグメントで利益が増加しています。

事業施設は、開発物件の売却が減ったり、資材の値上がりがあったりして減益でしたが、それ以外のセグメントは増益となっています。

2位 積水ハウス

売上高ランキング2位は積水ハウスです。

積水ハウスは、業界トップクラスのブランド力と住宅性能に加え、オリジナル設備や商品も充実しています。

太陽光発電システムの年間導入件数・燃料電池システムの年間導入件数・スマートタウンの導入件数・リフォーム売上高など、さまざまな分野で1位を獲得しています。

3位 住友林業

住友林業が3位にランクインしました。

この会社は、【木の家なら、住友林業】というキャッチコピーで知られています。

林業の名前がついているように、木造住宅にこだわっている会社です。

注文住宅の家づくりを得意としています。

住友林業は、日本の国土の900分の1以上にあたる自社の山林を所有しています。

そのため、林業だけでなく、木材や建材の流通事業も住宅に関連して行っています。

日本の伝統的な木造軸組工法を用いて、木の特性や強度を最大限に活かす先進技術を持っています。

また、樹種の種類も豊富です。

技術力の裏付けとして、社員の一級建築士の資格保有者数が業界で一番多いです。

自由設計のフルオーダーにも対応しており、インテリアの提案も高いレベルで行っています。

旧財閥系ハウスメーカー(積水(安田)、住友、三井)の一角としても知られています。

4位 大東建託

4位は大東建託でした。

大東建託グループは住宅だけでなく、総合賃貸業と生活支援サービス業の分野も広げてきました。

この50年で培ったノウハウとリソースを活かして、地域の課題解決に取り組む企業です。

大東建託グループでは、耐震性・耐火性・耐風性が高い2×4工法を採用しています。

2×4工法以外にも、CLT工法・エコプレスカット工法・鉄鋼造・鉄筋コンクリート造など、用途に応じた建物を建築。

建物の種類が豊富なのも大東建託グループの特徴です。

また、大東建託グループは、土地活用のプロです。土地の特徴や予算、家賃収入の希望などを総合的に判断して、安心・安全で高品質な建物の建設を行います。

5位 東建コーポレーション

第5位は東建コーポレーションとなっています。

東建コーポレーションはアパート・賃貸住宅の建設や管理が得意な不動産会社です。

土地・建物・人の調和による豊かな社会を目指しています。

東証プライム市場・名証プレミア市場に上場し、安定した経営基盤を築いているといえるでしょう。

東建コーポレーションでは、アパート・賃貸マンションの一貫したサービスや不動産仲介・賃貸管理・運営代行などを提供。

土地活用の提案から完成後のフォローまで丁寧に対応し、この分野では日本全国でトップレベルの実績を誇っています。

今後は土地オーナーに更なる付加価値を提供することを目標としています。

ITを活用して時代の変化に対応し、業務の効率化を進めていく方針です。

スーパーゼネコンの上位5社

スーパーゼネコンと呼ばれる5つの大手建設会社の売上高を見ると、鹿島建設が2兆3,916億円でトップです。

次いで、大林組・清水建設・大成建設・竹中工務店がそれぞれ1兆9,839億円・1兆9,338億円・1兆6,427億円・1兆3,754億円という順番になっています。

上位5位スーパーゼネコンの各社はすべて1兆円以上の売上高を達成しています。

しかし、1位の鹿島建設と5位の竹中工務店の間には1兆億円以上もの売上の差があり、スーパーゼネコンの中でも格差があることがわかります。

順位

企業名

売上高(億円)

1位

鹿島建設

2,391,579

2位

大林組

1,983,888

3位

清水建設

1,933,814

4位

大成建設

1,642,712

5位

竹中工務店

1,3754.10

以下、各社の特徴を見ていきましょう。

鹿島建設

鹿島建設は、大規模なインフラプロジェクトや高層ビルの建設に強みを持つ、日本を代表するゼネコンです。

その成功は、長い歴史と経験に裏打ちされた確かな技術力と信頼性にあります。

国内外で数多くのプロジェクトを手掛け、高い売上高を維持しています。

鹿島建設は、その技術力と信頼性をベースに、今後も持続的な活躍が期待されます。

大林組

大林組は、多角的なビジネスモデルと安定した品質で、土木・建築の両分野で豊富な実績を持つ企業です。

再開発事業や商業施設の建設で高い実績を誇り、顧客からの信頼を受けています。

そのため、大林組は幅広い分野で事業を展開し、安定した業績を上げています。

清水建設

清水建設は、高品質な建築物の設計・施工に定評があり、高い技術力と独自の設計力で売上高第3位を獲得。

環境に配慮した建築や歴史的建造物の修復にも力を入れ、多様なニーズに応えています。

清水建設はこれらの特徴で高い評価を得ており、今後も成長が期待されています。

大成建設

大成建設は、国内外で数多くの大型プロジェクトを手がけており、その多彩な事業ポートフォリオと高い施工技術により、売上高第4位にランクイン。

大成建設は、高い技術力と多様なプロジェクトにより、業界で確固たる地位を築いています。

海外でのインフラ案件の増加や、持続可能な建設への取り組みが評価され、今後も成長が期待されます。

竹中工務店

竹中工務店は非上場企業でありながら売上高で5位にランクされ、中小規模のプロジェクトで高いシェアを誇っています。

地域社会と密接な関係を保ちながら、住宅や商業施設を数多く建設。

地域密着型のビジネスモデルに支えられた竹中工務店の高い技術力と信頼性は、今後も安定した業績を維持する見込みです。

準大手ゼネコンの上位5社

準大手ゼネコンの中では、長谷工コーポレーションが売上高1兆272億円で首位となっています。

2位以下の企業とは売上で大きな差がでています。

順位

企業名

売上高(億円)

1位

長谷工コーポレーション

1,027,277

2位

前田建設工業

678,000

3位

フジタ

580,800

4位

戸田建設

547,155

5位

五洋建設

502,206

以下、準大手ゼネコン上位5社の特徴を紹介します。

長谷工コーポレーション 

国内マンション事業で圧倒的な存在感を誇る長谷工コーポレーション。

高品質な住戸を供給できるマンションを中心に、都市住民の生活水準の向上に貢献しています。

同社の成功を支えているのは、マンション事業におけるすべての機能を社内に集約したビジネスモデルです。

長谷工は、地域だけでなく、日本全体のマンション事業のリーディングカンパニーとしての地位を確立しています。

前田建設工業 

多彩な事業展開により、幅広い分野で安定した業績を上げている前田建設工業。

100年以上の歴史を持ち、土木建設事業、建設資機材の製造、インフラ事業を展開しています。

都市開発や環境分野にも力を入れており、穏やかでわきあいあいとした社風、豊富な実績を有しています。

フジタ

フジタは創業100年以上の歴史を持つ準大手ゼネコンで、大和ハウスグループの一員として総合力を発揮しています。

フジタの強みは、海外事業・都市再生・環境への取り組みにあり、これらを武器に事業を展開しています。

長い歴史と信頼に裏打ちされた大和ハウスグループとしての総合力で、今後の成長が期待される企業です。

戸田建設 

戸田建設は、国内外で様々なプロジェクトを手掛ける企業として高い実績を誇ります。

特に、災害から人々の命を守る建設事業や、利用者のニーズに応える建築環境の保全に注力。

戸田建設の多彩な技術力と幅広い分野のプロジェクト実績は、今後の成長に向けた強みです。

五洋建設  

五洋建設は海洋土木(マリコン)最大手であり、海外大型工事のパイオニアです。

海洋土木工事の実績を背景に、近年は陸上土木工事や民間土木工事にも注力。

多様な技術力を武器に、国内外で数多くのプロジェクトを成功させています。

中堅ゼネコンの上位5社

順位

企業名

売上高(億円)

1位

鴻池組

267,300

2位

奥村組

249,442

3位

東亜建設工業

213,569

4位

東洋建設

168,351

5位

鉄建建設

160,743

鴻池組

鴻池組は大阪市に本社を置く中堅ゼネコンです。

土木・建築事業を通じて社会に貢献し、地球環境保全に取り組んでいます。

鴻池組は1871(明治4)年創業で100年以上の歴史を持ち、安定した業績を築いてきました。

地域社会とのパートナーシップを大切にし、成長を続けています。

奥村組 

奥村組は、日本初の実用免震ビルを建設するなど、免震技術のパイオニアとして知られています。

高い施工技術と独自の免震技術で数々の実績を築いてきました。

免震だけでなく、国内外の建設プロジェクトで高い技術力を発揮してきた奥村組は、今後も新たな分野への進出が期待されています。

東亜建設工業 

東亜建設工業は海洋土木工事を得意とする、マリコン大手の一つです。

陸上土木・建設事業においても多様な技術を有し、国内外において際立った存在感を示しています。

海洋土木工事のパイオニアとして、世界各国での受注・完工実績があり、今後もこの分野でのリーダーシップが期待されています。

東洋建設 

東洋建設は1929年に設立されました。

兵庫県西宮市の工業港建設を皮切りに海洋土木事業に強みを発揮。

鉄道建設で培った技術を幅広く展開し、土木建設事業で国内外に事業を拡大しています。

幅広い分野での事業展開と高い技術力により、今後も安定した業績を維持する見込みです。

鉄建建設 

鉄建建設は鉄道工事で培った技術を生かし、土木・建築事業を中心に国内外で幅広い工事を手がける企業です。

日本全国及び海外で生活のインフラを支え、建設関連の技術開発も進めています。

鉄建建設の多様な技術力が、今後の事業展開と成長に寄与することが期待されます。

建設業界の動向や将来性

建設業界は、需要が途切れることなく、安定した将来性を持つ仕事です。

しかし、社会や経済の変化により、建設需要がどれくらい続くのかという不安もあります。

ここでは、建設業界の需要が続くと考えられる理由を説明します。

建築物やインフラの老朽化や災害対策

住宅やビルなどの建築物やインフラは、一度作ったら永遠に使えるわけではありません。

建築物は、長く使っていると風雨によって劣化します。

定期的に修繕や建て替えが必要になるため、建設の仕事は常に需要があると言えるでしょう。

また、地震や洪水などの自然災害によって建築物や都市構造が壊れることもあります。

自然災害は今後も起こる可能性が高く、将来に備える災害対策が必要です。

特に防災インフラの整備・管理は、国土強靭化基本計画で基本的な方針として推進されている分野です。

大規模な建築プロジェクトが続いている

東京オリンピック、パラリンピックの開催に伴って、会場や周辺のインフラの建設で建設需要が急増しました。

閉幕後はオリンピック需要はなくなりましたが、同じように経済効果が期待できるイベントは、オリンピックだけではないのです。

日本では、今後も大きなイベントの開催計画が進められています。例えば、大阪万博の開催に伴う会場や周辺の整備がその一つです。

その他にも、2027年に開業予定のリニア新幹線や高速道路などの大規模な建築プロジェクトも進行中です。

このような大規模イベントや建築プロジェクトによる需要は、開催都市や都市部だけでなく、全国に広がると見込まれています。

建設業(ゼネコン)に就職するコツは?

未経験から建設業界(ゼネコン)への就職を目指す際、いくつかのコツがあります。

効果的な転職活動を行うためにも、以下の点をぜひ考慮してみてください。

建設業就職に有利な大学に進学する

建設業界での就職においては、大学の進学先は重要です。

ゼネコンは特に理系の院卒を好む傾向があり、早稲田大学や東京大学、東京工業大学などの院卒が多く採用されています。

これらの大学で学ぶことで、高度な専門性を身につけ、ゼネコンでの仕事において優れた実績を残すことが期待されます。

大学院進学も視野に入れる

学歴に自信がないという方は、大学院進学も視野に入れましょう。

特に理系の院卒は専門性を生かせる機会が豊富で、ゼネコンなどの大手企業に積極的に採用されています。

大学院での学びを通じて専門分野でのスキルを磨くことで、ゼネコンでのキャリアをより一層充実させることができるでしょう。

資格を取得する

建設業界での就職を有利に進めるためには、関連する資格を取得することも大切です。

建築士や宅建士などは、建設業界で高い評価を受ける資格です。

これらの資格を取得することで、未経験からでもゼネコンでの転職が成功する可能性が高まります。

転職エージェントのサポートを受ける

転職エージェントの利用も、建設業界での転職を成功させるうえで役立ちます。

転職エージェントは、建設業界に特化した情報やアドバイスを提供してくれるため、未経験者でもスムーズに転職活動を進めることができます。

担当者との相談を通じて、適切な企業の選定や選考対策を進め、建設業界での理想的な職場への転職をサポートしてもらいましょう。

建設業の売上高ランキング2024年版│まとめ

この記事では、建設業界の売上高ランキング2024年版を紹介しました。

また、ハウスメーカーとゼネコンそれぞれの売上高上位の企業の特徴や強みを解説しました。

建設業界は、需要が安定しており、将来性の高い業界です。

しかし、その分競争も激しく、就職や転職には高い専門性や技術力が求められます。

そこで、建設業界での転職を成功させるためには、転職エージェントを利用するのがおすすめです。

ゼネラルリンクキャリアは、建設業界に特化した人材紹介会社です。

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選考対策や面接のアドバイスも行っているので、安心して転職活動を進めることができます。

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