施工管理について

【最新版】施工管理の激務は軽減されている?8500人の本音とは?

施工管理の激務は改善されてきている?本当かどうかを解説
施工管理って激務でしょ?

最近は改善されてきてるって聞くけど本当ですか?

こんな疑問にお答えします。

 

この記事でわかること

 

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この記事のライター

よこりょー

  • 元職人・元ゼネコン所長
  • 財閥系ディベロッパー技術主任
  • 建設・不動産業界で約11年の経歴

 

施工管理は激務と世間では言われてますよね。

 

でも「施工管理 激務」で調べると、最近は働き方改革で改善してきている。なんて評判も見ます。

 

よこりょー
それ、ホント?

 

ネットの情報も偏っているし、口コミサイトも何となく信用出来ない。

 

施工管理の実態を判断できないのは、見ている情報の信頼性が高くないからです

 

でも信頼性が担保された情報なら、本当に施工管理の激務が改善されてきているのかわかりますよね

 

そこでこの記事では、情報の信頼性が高いデータなども用いて”施工管理は本当に激務なのか”を私の経験も踏まえて解説していきます。

 

5分程度で解決できるので、ぜひ読んでみて下さい。

 

こんな方におすすめ

  • 施工管理への就職を検討している
  • 施工管理から転職しようと考えている
  • 施工管理が激務過ぎて他も同じなのか知りたい

 

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施工管理は激務

施工管理は激務

結論からいうと、施工管理は激務です

 

それは今でも変わってませんし、今後も10年くらいは変わらないでしょう。

 

その理由は2つ。

施工管理の激務が変わらない理由

  1. 建設産業の請負構造のせい
  2. 業界の景気のせい

 

この2つについては、

で詳しく説明しているので、興味があれば読んでおくと良いと思います。

 

一応ザックリ説明します。

 

具体的には、建設産業構造は発注者の立場がとにかく強く、その下の請けが多重に重なっているのが特徴です。

 

この構造(重層下請構造という)がある限り、現在の事業発注の判断基準は「安く・早く」が正義であり、工事は少ない儲けで早く作り上げることになります。

 

また”業界の景気”も現在は新型コロナウィルスやオリンピック特需の終焉で後退していて、施工者はより厳しい立場です。

 

つまり、施工管理の激務が軽減されていく要素はほぼないんです。

 

絶望的ですね。。。

 

激務と言われる施工管理の仕事内容

激務と言われる施工管理の仕事内容

では激務な施工管理はどんな仕事をしているのかをご紹介します。

 

ご存知の方は飛ばして構いません。

 

  • 【原価管理】モノを作るコストを管理する
  • 【工程管理】モノを作るスケジュールを管理する
  • 【品質管理】モノの品質を管理する
  • 【安全管理】モノを作るときの安全を管理する

いわゆる4大管理と言われます。

 

一般的なモノづくり企業では、これらは各担当部署に業務が振り分けられます。

 

しかし、施工管理はこれら全てをこなすのが仕事です。

 

業務の内容は以下。

業務内容

1:原価管理

  • 利益計画書作成・管理・報告
  • 施工業者選定・金額ネゴ、etc

2:工程管理

  • 工程表作成
  • 歩掛管理、etc

3:品質管理

  • 施工計画
  • 各種品質検査
  • 施工写真撮影、管理、etc

4:安全管理

  • 現場整備、安全協議会
  • 労働基準監督署への申請、etc

 

1日のスケジュールもこんな感じです。

業務スケジュール

  • 5:45 起床
  • 7:00 始業
  • 8:00~9:00 朝礼、現場巡回
  • 9:00~ 手配・計画書他
  • 10:00~12:00 業者・施主等打合せ
  • 12:00~ 確認連絡他
  • 13:00~ 昼礼、現場巡回
  • 13:30~ 段取り、手配連絡
  • 14:30~ 配筋検査
  • 16:30~ 現場巡回
  • 18:00~22:30 請求書処理、予算計画
  • 22:30 現場作業終了、戸締り
  • 22:30~23:00 休憩・仮眠
  • 23:00~2:00 施工図修正
  • 2:00 就寝

 

よこりょー
やることは非常に多いです。

 

より詳細な仕事の内容等は施工管理とは?仕事の実態と年収|元所長の本音も参考にして下さい。

 

施工管理8500人の意見

施工管理8500人の意見

では実際に現役の施工管理たちは自分達の仕事をどのように感じているのでしょうか?

 

”日建協”という日本最大級の建設産業の労働組合協議会が、毎年行っているアンケートを元に解説します。2019年時短アンケートダイジェスト

 

日建協とは?

日建協(日本建設産業職員労働組合協議会)は、1954年12月12日午前10時30分、建設産業の魅力化と、建設産業に携わる労働者の社会的・経済的地位の向上をめざし結成されました。
現在、34の加盟組合 約37,000人の組合員で構成された、建設産業のホワイトカラー層最大の産業別組織として、単独の企業別組合では取り組めない、建設産業に働く私たちの労働条件の向上にむけた活動を行っています。

ちなみにアンケートの回答者数は現場従事者8500人と、非常に信頼の置けるものです。

 

施工管理に従事されている方はアンケート読むと本当に納得できる内容だと思います。

 

よこりょー
自分の気持ちを代弁してくれているかのような内容ですよ。

 

超長時間労働

施工管理の残業時間分布

とにかく施工管理の仕事は労働時間が長いです。

 

これはアンケートでも明確に結果が出ていて、20%~30%くらいは月80時間以上の残業をしています。

 

さらに、”仕事を魅力に感じない理由1位”、”健康に不安を感じる原因1位”は、超長時間労働となっています。

 

建設産業に魅力を感じない健康に関する不安の原因

 

魅力に感じない点の回答に関しては8500人のうちの約50%が「労働時間が長い」と回答している状況です。

 

よこりょー
ちなみに私が施工管理を辞めた理由も”時間”です。

 

その辺の転職までの経緯なんかは、現場監督を辞めたい!と思ったら読む記事|転職先とキャリアを読んでいただくと、時間を優先した施工管理の転職先を知れるので、ぜひ参考にして欲しいです。

 

働き方改革の副作用で時短ハラスメントも!

働き方改革で業務時間を規制し始めたことで、企業も長時間労働をさせられなくなってきました。

 

しかし、だからといって業務が減るわけでもなく、人が増えるわけでもないので、会社から圧力があったり、サービス残業になっているという回答が目立ちます

 

時短ハラスメントの現状

会社や上司から仕事の状況を考慮しない時短の指示がある

勤務時間の申告に自主規制の圧力がある

仕事が終わらずサービス残業をしている

 

日建協作成‐2019年時短アンケートダイジェスト有給取得抜粋2

 

よこりょー
これが今の建設業の実態です。

 

ブラックと言われる理由はこういった事情もあるので、もう少し詳しく知りたい方は【完全版】施工管理がブラックと言われる理由|学校では教えてくれない実態と今後を参考にしてみてください。

 

現役の施工管理は健康に不安を抱えて仕事をしている

精神的にも身体的にも、現役の施工管理たちの多くは健康に不安を抱えていると回答しています。

 

その率、54%以上(45時間以上の残業)です。

 

100時間以上の残業をしている人は72%もの人が心身の健康に不安があると回答しています。

 

よこりょー
施工管理の激務っぷりが現れていますね。

 

参考「施工管理はやめとけ」は信じていいのか|元20代所長が実態を解説

 

結論

現役の施工管理が口を揃えて「激務」と取れる回答をしているので、激務で間違いないです。

 

よこりょー
ちなみに私も元施工管理で現場所長もやっていましたが、激務でしたよ。

 

「最近は改善されている」というのは、非常に小さな一部分を切り取って話しているのでしょうね。

 

自分で激務と分かっているのに何で転職しないんですか?
よこりょー
したくても転職を考える余裕すらないんですよ。

 

私の経験でもありますが、施工管理は思考が止まるほど激務です

 

そして意外とそのことに気付いていない人が多い。

 

もし今施工管理で激務に苦しんでいるなら、施工管理は本当に地獄か|思考停止が一番危険【自分の人生を考えるべき】必ず読んでおいてください

 

みんな施工管理はきついと思ってますし、転職したいとも思っています。

 

ぜひ自分の人生を考える時間を少しだけでも取りましょう。

今の会社でいつまで働きたいか

20代の約60%が施工管理からの転職を考えている

企業によっては激務ではないホワイト施工管理もある

企業によっては激務ではないホワイト施工管理もある

驚くことに企業によっては激務ではない施工管理もあります

 

私の所属するディベロッパーでも、工期・予算に余裕のある現場も存在しますし、友人の企業は本当にホワイトな施工管理です。

 

そんなホワイトな建設会社は私が知る中では2種類です。

 

ホワイトな施工管理

  1. 土地持込で特命発注を取った現場の施工管理
  2. マンション改修工事の施工管理

 

この2種類の施工管理はホワイトな現場になります。

 

理由は以下です。

 

土地持込の特命発注というのは、「うちに発注してくれればうちの持ってるこの土地で建設工事しますよ。」というゼネコンの立場が強い発注です。

 

この場合は工期も予算も余裕を持った受注ができるため、請け負けせずに、ホワイトな施工管理が出来る現場になります。

 

また、マンション改修工事は遅くまで作業も出来ない上に、工種も限られるため、業務量は少なめです

 

しかも、ストックが飽和状態にあるマンション市場では、今後需要の落ち込みが少ない事業でもあります。

 

施工管理でホワイトな仕事をしたいならこれらの企業を探すことをおすすめします。

 

詳しくはこちら

参考施工管理でもホワイトな企業はこの業種!建設業界10年目社員が公開

 

それでも施工管理をするなら激務ではない企業の探し方を知りましょう

それでも施工管理をするなら激務ではない企業の探し方を知りましょう

では実際に、激務ではないホワイトな施工管理はどう探せばいいのか

 

方法は3つだけです。

激務でない施工管理の探し方

  1. 希望企業の現場社員に直接聞く
  2. 転職口コミサイトで確認する
  3. 転職エージェントから情報提供してもらう

 

求人広告や転職サイトの情報は、全く当てにならないので信用してはダメです。

 

理由は、企業が掲載したい内容しか求人には出さないからです。

 

悪い内容は隠しているのでご注意。

 

方法1:現場社員に直接聞く

最も確実なのは、希望企業の社員に直接聞くことです。

 

そんなのつながりないし不可能ですよ。
よこりょー
難しいのは分かりますが、不可能ではないです。

 

友人のツテなどでも、つなげてもらえばちゃんとつながります。

 

また、現場探して直接電話すれば、たいてい対応してくれます。(丁寧に事情を説明する必要あり)

 

よこりょー
私はこれで4社ほどヒアリングに伺ったことがあります。

 

相手にしてもらえなかったら他の現場に当たってみてもいいです。

 

自分の人生の選択なので、失敗はしたくないですよね

 

であれば、出来ることは出来る限りやることをおすすめします。

 

方法2:転職口コミサイトで確認する

これはピンポイントで入りたい企業の入りたいポジションの書き込みがある場合に有効です。

 

自分の仕事の実情を投稿して、自分が見たい企業の投稿を見るシステムです。

 

よこりょー
情報の信頼性は50%くらいですね。

 

それでも企業求人よりはずっと信用出来る内容です。

 

私は、

転職会議

を利用していました。

 

転職を考える人のほとんどは利用しているので、情報収集には最低限必要なサイトかと思います

 

転職は情報戦で負けると取り返しがつかないので、気付いたときに登録しておいた方が後悔しないです

 

\カンタン登録5分で情報収集する /

転職会議の公式HP

 

方法3:転職エージェントから情報提供してもらう

これも情報の信用度は50%程度でしょう。

 

信用しすぎても良くないですが、エージェントの情報は基本信用して問題ないです。

 

転職口コミサイトにない企業の内情や、あなたの知りたい企業の情報もエージェントは持っています

 

それこそ、土地持込で特命発注を取れる企業ってどこですか?と聞けば、複数者は名前が出てきます。

 

その中から企業を絞っていく方法も取れます。

 

一般的におすすめなのは、

リクルートエージェント

doda

ですね。

 

この2つは情報力も強いので、一回話を聞いておいた方がいいです

 

 

 

ちなみに、「成功している転職活動者は、平均して4.2社の転職エージェントを利用している」

参考:転職エージェント(人材紹介会社)利用社数(リクナビNEXT)

 

よこりょー
転職成功者はしっかり情報収集をしている”ということがデータとして現れていますね。

 

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施工管理の激務は本当に改善傾向か|まとめ

施工管理の激務は本当に改善傾向か|まとめ

この記事の内容を要約します。

 

この記事の要約

  • 施工管理は激務で改善傾向でもない
  • 現役施工管理者も8500人のアンケートでも激務
  • 激務でない企業も中にはある
  • 激務でない企業は以下の3つの方法で探す
    • 現場の社員に直接聞く
    • 転職口コミサイトで確認する
    • 転職エージェントに情報提供してもらう

 

施工管理なら激務でない企業を見つける方が大変です

 

念には念を入れて情報収集しましょう。

 

よこりょー
まずは現場に直談判

 

次に転職口コミサイト転職エージェントです。

 

転職は情報戦

 

始めている人はすでに情報を集めています

 

遅れると取り返せないので注意です。

 

最後にもう一度、おすすめサイトとエージェントを紹介しておきますので、情報収集を始めていきましょう。

 

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  • この記事を書いた人

よこりょー

ビルキャリは「ゆとり」を叶えるキャリア思考法・転職ノウハウを発信しています。転職3回で年収は4倍に(240万⇒960万)【経歴】大卒で大工 ▶︎ 挫折し1年ニート ▶︎ 施工管理(社内最年少所長) ▶︎ 財閥デベ(技術職主任) ▶︎ 某日系大手金融の技術職 ◇苦労の先にある「新しい生活」を知ってもらうためにブログを書いています。

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